さて今度は機関部です。

まず最初に、この機体は展示品であり…数多の男の手でイヂリ倒された娘だろう事を前置きしておきます。
でないと…あまりにも『この娘』が不憫で(爆)　


まず水平の状態から２回転/秒くらいのスピードで回してみます。
往復の切り返しで一瞬モタつきます。
さらに１回転/秒くらいで回しても…ヤッパリ切り返しで一瞬ブレます。

よく見ると、切り返す時にスプールがローター回転方向に“カクン”と首を回すんですｗ

むぅッ(-.-;)…　

おもむろに、ブンッ!!とハンドルを弾くように回してみます。

(((=ﾟ∀゜=)))カクカクカクカク…　

『お前は不二家のマスコット人形か!!!!』　

ツッコミを入れたいのを我慢して笑顔で店員に聞いてみます。

「コイツってウォームシャフトでしたっけ？それともカムギア式？」　
『ウォームシャフトだったと思いますよ』　
「…の割に、結構スプール揺れますね」　
『…ですね。』　
　
帰宅してからｗｅｂのパーツリストを開いて見ると……カムギア式でしたｗ
しかもサポートのピンも無し。
首振る訳だゎ(笑)　
　

店員たるもの自分で使い、他人に勧めるならば…リールに同封されてるパーツリストくらいは目を通しなさいね(笑)って話。

巻いた感触は、国産に比べて重い感じです。
まあ、国産は巻きの軽さをアピールするために最小限しかグリスをいれませんから…その差でしょうか？

特にボールベアリングはグリスの量で一気に回転が重くなりますから、そのせいかも。

そうなるとかえって金属スリーブより回転抵抗あります。


逆を言えば長寿命ともとれますが、曲がりなりにもフラッグシップ機が他メーカーの最安機より回転が重いのは如何なものでしょうｗ

Ｊ州屋ブランドのＲ製品も回転は重めですが、あれはローター材質が重いからで…コイツはメカの重さですね。

考え無しにベアリングを入れまくった証拠でしょう。


このSDはダブルハンドルにEVAのラウンドノブですが、ノブの回転も重め……
ノブを摘んでピッと弾くように回してもヌルッと止まってしまいます。　

店内の室温でコレだと、冬の屋外なんて回転が渋々でしょう。


④に続く(・_・;)