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山本光夫

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【写真】エルホリ80とエアオルグ 6月の記憶

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【エルホリ80とエアオルグと浜砂の夕日】

ロッド TULALA エルホリゾンテ80

ルアー エアオルグSLM

フック DECOY

ライン UNITIKATopWater # 3

リーダー VARIVASナイロン60LB

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

6月末の写真である。

ちょうど、この一週間前の出来事。。。


もちろん先日ついに入手出来たエルホリゾンテ80というロッドのせいだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

はじめはラパラCDなどをGO&STOP巻物用かなとイメージしてたのだけれど、見事に想像をこえジャーキングがいい。

うう〜む。すばらしい、ダート、トゥィッチ、GO、STOP、さびく。。。

なんじゃこれは??

8FTロッドなのに自在に操れる!!

それに

もっとこうあやってくれと教えてくれるような錯覚に陥る♪

なんだろ。。この感覚は。。。とキャストを繰り返す

おおお〜!そうか「1:1」なんだ〜!!コイツは!

最近キャスト重視のロッドばかりを投げ込んできたので、
最近は自然と柔らかい穂先のロッドに慣れていたしな〜

その逆でロッドの先端を 
「10cm動かすと、10cm動く」
「1cm動かすと1cm動く」
みたいな感覚!!!

これだ、!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
というわけで、このころ

河口から数十メートル遡った一つ目の小河川で

エアオルグのジャーク練習にどっぷりハマっていた。


毎日かよえばそれなりに少しずつ上達してきて



調子にのって同行者に河口から数十メートル遡った一つ目の小河川で

エアオルグのジャーク練習にどっぷりハマっていた。

「オレの事は”エアオルグ使い”と言ってくれ」なぞと

中2病的な、他愛のない談笑をしながらww


〜〜〜〜〜〜〜〜


河口から1つ目の橋の橋脚へアップキャスト〜

対岸すれすれのコノシロの上下するコースへとフォールしてながしこむ。。

コトン、と砂地へ着底。

すかさずジャークで「グリュッ。グリュッ。」と2回上にダートで跳ね上げる

フォール。。。

「グリュッ、グリュッ、」

フォール

三回目。「グリュッ、グッ、!!! 

ガツッ!! (力強いバイトッ)

ロッドをムンッと腰を入れて大きくフッキング!

ガッ ガッ (顔振り)

ヒラメだ! 多分?

でかい♪首振りがでかい

水は茶色く濁って全く見えない

重みは伝わってくる。
おおお〜座布団クラスは有にある感触♪

足元まできて、一瞬姿が見える河口から数十メートル遡った一つ目の小河川で

エアオルグのジャーク練習にどっぷりハマっていた。


茶色い濁りで全体は見えないが。。

えびぞり状態で頭側と尾びれ側は全く見えない

暴れまくる。

やはり座布団ヒラメだ

見えてる胴だけで肩幅を超えてる。。ゆうに70はある!!?

80〜90くらいか!?

エルホリのおかげでリフトは比較的楽にできるが、暴れる

エルホリは細身のブランクと裏腹にトルクフルにらくらく短時間で引き寄せてきたため、生きが良いまま、寄ってしまった><ヤベ

姿を見せた途端のヒラメ最後のアガキ!!

モア、モアと水を舞い上げ激しく暴れまくる

ちと泳がせて弱らせないとヤバイよな、と、いなす意を決した、しかし。

フックアウト★。。。。。。。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜


外れる瞬間がスローモーションのように。。

リフトさせて、かろうじて見えてた70あろうかという胴が急激にひるがえり

白い腹を見せて反転、地面方向めがけて方向へ猛突進しだす

ロッドを右に倒し、ヒラメの頭を右に向かせ横方向へ泳がす

暴れているがそのまま、横に向けることに成功、

そのまま自分も足を運んで横方向へ泳がせ歩き続ける。

そのままロッドの胴に載せ斜め上に浮上させた。

フッキングの状態を目視したかったからだ。。

老獪なヒラメのいかつい顔が水面直下にさらされ

エアオルグの純正トリプルフックが

ガッツリ、老獪ヒラメの下唇に根本まで決まっている。

「いける!」と思った瞬間。。


エアオルグの横でなにか”白く長細い部品”!?がポロッと落ちた!?

と、同時にエアオルグがこちらめがけて、宙に弾き飛んだ!

・。。。え?


すると老獪ヒラメはゆったりひるがえって、魅せつけるように

濁りの水の底へ滑って帰っていった。。。。


先程まで、ヒラメが煽っていた水流は大きくモワン〜とまっている

水の盛り上がりに漂って、さっきの”白く長細い部品”が
右へ左へと、
はらりはらりと濁りのなかへ舞い落ちて消えていった。。。。


あれは何だった?。。。

相方と顔を見合わせた

俺  「くちびるダあ!」
相方 「くちびるっ!」

と同時に大声をあげた 

。。

「えええ〜。。。www」
「あははははは。。ww」

と腹を抱えて笑ったwww

さっきまで取り込みの緊張感とデカさのあまり

「ポロ、」

「バシュッ」

その後の二人の見合わせた顔があまりに

滑稽だったから^^;

二人は数すぐに我に返った、河口から数十メートル遡った一つ目の小河川で

エアオルグのジャーク練習にどっぷりハマっていた。


「あ!、てことはあのヒラメは下口がなく無くなってないか?」

「かわいそうだー。。。」

「いやー。マジ可哀想なことしちまったなあー」

「小魚、喰えんでない?」

「小魚、喰えんでなあー。。。。」

「プランクトンの群れに、口開けたままで、ダアーって突っ込んだら
タモで救うみたいにして腹いっぱい食えるんでない?」

「それだとカロリー消化して、食べる量より消費する量のほうが多いけ、
大きい魚噛んでくわんと、いけんでないかなあ。。」

「。。。。」

「ヤバイ。。。」
河口から数十メートル遡った一つ目の小河川で

エアオルグのジャーク練習にどっぷりハマっていた。

「タモで救えんかなあ。。」

「ダメだらああ。。。」

「一週間くらい何も食べれんかったら死んじゃうでないかあ〜;」

「3日は生きれるかなあ?」

「。。。。。」

「。。。。。」

「でも、くちびるだけなら下のアゴは付いとるでないかあ!」

「かなあ〜。。無理だらあ現実は甘くないでぇ。。。」

「。。。」
「。。。」

「あ!。。よし!毎日釣りに来て、ヤツをもう一度釣り上げて、やれば良くない?」

「あ、だんなあ!釣り上げてやれば空腹や腐敗せずに
苦しまずに食べてあげればいいだんなあ?」

「ええ〜それって、どのみち死ぬじゃないかあー!」

「まあ、たしかに。。。でも、成仏してもらいたいし。。せめて。。」

「だわなあ、くちびるないまま泳いどる想像したら、、たまらんわなあ。。」

「うん、そりゃたまらんもんがある。。。」

「いや、なにもせんよりは、少なくとも俺らは救われるし。。
偽善者ww。。(苦笑)」

「まあ、できることやってみようか」

「だな、災害後4日は生存率あるって言うし、捜索捕獲開始だわ」

「いやいや、人間じゃないしww飢えるまで1周間としよう!」

「うん、1週間以内に捕獲しよう♪」

「よし、1周間♪」

。。。。

そして、1週間後、例の老獪ヒラメの姿は見えず。。小川での捜索を打ち切る。。

そして、二人はこの件を吹っ切るべく、
見晴らしの良い砂浜へとやってきて
思う存分ルアーをキャストして燃え尽きた
ヒラメは釣れることはなかったが、まあそんなことはふたりともどうでも良かったように思う


そして、夕日がキレイだったからこの写真撮った。

あの日の老獪ヒラメのスローモーションが離れないまま

風をあびる。。

一服。


(^。^)y-.。o○

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そこに映る
エアオルグのフックはシングルフックとりかえられて、
すこし肌寒い夕暮れの山風に揺られていた




(^。^)y-.。o○


 

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