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 【後編】海にまつわる私のちいさな感心ごと

いや〜、すごい!海ってすごい!

<前半ログ>【前編】海にまつわる私のちいさな感心ごとの後編、
博物館見学の後半は、感銘を受けて広がりを見せた前編から一変します。。。




それでは、、、










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よくできた人口漁礁の模型の展示もまりました
それぞれの素材の表現もされていて、超リアルじゃん!!!

ほほ〜、なるほど〜
潮上がこっちだったら、ベイトフィッシュはこうついて、
フィッシュイーターはこの辺にステイして、もしくは回遊ルートはこの方向から漁礁に侵入してきて、そして、あーでもない、こーでもない、妄想はエンドレスw

 
博物館のお土産屋さんで売ってるかな〜?
これなら立体で考え易いし、イメトレ用に絶対に買う!





あ〜、でも、この形状だとジグは外れないよな、当たり前かぁ。
(海の成分で感銘を受けたのも束の間、この辺りからバックギアで全開! ネガティブまっしぐらになって行きます)




過去、ジグを幾つひっかけたか、計り知れないし、
私がひっかけたジグの漁礁は、今、どのような状況になっているのだろうか。。。

地球が溶け込んだ海水に浸かりっぱなしの私のルアー。

設置場所の生態系に合わせて、考えられた漁礁に異物がぶら下がっている光景が。。。

しばらく漁礁模型の前で自責の念に耽ってしまいました









(さらに追い討ち、、、)











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つぎなる展示パネルはと、、、
へぇ〜、1995年の三保半島の航空写真か〜

おお! 
かなり濁りが入っているけど、荒れた直後なのかな?
それにしても、複雑だな〜
これは探り甲斐のあるショアラインだ。

あれこれ楽しい妄想が膨らむナイスショット!!!
釣師も航空写真が大好物









(だけど、フワフワした気分はここで不意に終わる、、、)










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ほほ〜、きれいなショアラインだな〜
94年撮影か〜





ん?

待てよ、、、

最初の写真は95年だぞ、、、





1年しか経っていないじゃないか!!!








(そして、トドメの解説パネルが、、、)











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、、、

このパネルを読んで、自分が恥ずかしくなった。
釣師の視点のみで、侵食された地形をあれこれと。

釣師の性なのか、見事に展示物のセッメージを読み違えてしまったのである。

なぜ、あの様な複雑なショアラインが形成されているのか?
不覚にも俯瞰した視点が足りなかった。

いや、「知っていたけど、そこまで考えることをしなかった」が正解。
自分の地元の海岸線でも実際、同じように起こっている事を知っているはずなのに。。。


正直、これを見せられたところで、個人レベルでなんとかできる課題ではない。

「三保半島の成り立ちと、今、起きている事実を知ること」

それが展示者からのメッセージであると、自分に言い聞かせるしかない。




 偶然の出会いであったが、海の豊かさや、歴史について学んだり、今起きていることを知ったり、様々な視点で海に思いを巡らせることで、とても豊かな気持ちになれた。
しかし、その反面、釣りを趣味としている自分自身について、ネガティブな思考へ陥ってしまったのも否めなかった。


強いて、釣りについて極端な表現をすると、、、

釣りをすること。即ちそれは、魚や自然を傷めつけること。

これは大なり小なりあるが、紛れもない事実。
その一方で、自分は釣りが大好きで、上記を理由に辞めることは無いことも解っている。

しからば!

自然に対し、自分が釣りを通して感じたこと、考えていることを自分なりのルールで実行して行くしかない。


例えば、


 いたずらにメインラインを細くしないとか
 
 ラインシステムの強度を更に上げる練習をするとか
 
 根掛かりのメカニズムを総合的に分析するとか
 ↑↓まずは、どちらも地上でね
 それを回避するテクニックを磨くとか
 
 産卵期の個体の取り扱いを再考するとか

 入れ食いに出会しても、釣り続けないで止める勇気を持つとか

などなど、いくらでも思いつく。

釣果を上げることへ、これからも努力は惜しまないが、

釣果以外のことも、更に努力をして行きたいと痛感した。


1つ、気をつけたいことは、
釣りは誰のものでもなく、みんなの楽しみであり、
個々の尺度、思想の押し付け合はしたくない。

皆それぞれの思いがあり、
それぞれの尺度を持って実行しているはず。

むしろ違っているからこそ、そこに価値があると信じているからです。










ふぅ〜

たまには感心を持った事柄について、自問自答することも悪くはないな。











はぁ〜、今回の小旅行は驚いたり、感動したり、
凹んだり、いろいろあったな〜

そういえば、博物館のエントランスで待ちぼうけの家族は、
私にやや呆れ気味だったなw




そんなこんなで博物館を後にして、
最後に三保半島北端から富士山を眺めに行った。




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今日は釣りをしていないけど、大切な釣りライフにとって、
大きな収穫があったな〜
ありがとう三保半島!また来るよ〜

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