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▼ 青物ジギングロッド BARIKI(バリキ)のご案内
- ジャンル:日記/一般
- (バリキ/BARIKI)
操る楽しさを徹底追求!青物ジギングロッドの決定版!
青物ジギングゲームに必要なのは折れない心と“BARIKI”だ!
こんにちは Blue Blueの吉澤です。
久しぶりに商品解説のブログを書いてみようと思います。
今回ご紹介するのはBlueBlue初の青物ジギングロッド BARIKI(バリキ)というシリーズです。
■なぜにBARIKI??
なぜBARIKIという名称にしたのか?
青物ジギングの楽しさは激しくジグをシャクっている手を押さえ込むような強烈なバイトと自ら刻むシャクリのリズムと強弱でメタルジグを操って喰わせる『マニュアル感』だと思います。
落とすだけ、巻くだけの釣りではなく、自ら仕掛けていく事、マニュアル感こそが青物ジギングの楽しさの1つだと思います。
そして、簡単に、楽に釣れると言いたいところですが、いくら道具・素材が進化して軽量化が進んできたとはいえこの釣りに求められる変わらない物があります。
それはシャクリ続けるアングラーの折れない心と馬力(体力)なのではないでしょうか?
時代には逆行するのですが、この釣りにはまだまだ体育会系のようなハートの強さと体力が求められると思い、BARIKI(馬力・バリキ)という名前をロッドに込めました。
とはいえ、気持ちだけで作ったロッドではないので製品について解説したいと思います。開発はかれこれ6年近く前から長さ、素材を変えながら行ってきました。
■ターゲットとフィールド
欲しかったのは外房・南房というホームグラウンドはもちろん、北海道〜九州まで幅広いポイントで迷いなく!長年使い続けられる青物ジギングロッドです。
ターゲットはブリ・ワラサ、ヒラマサ、カンパチです。
10kgオーバーの魚と十分にやりあえるロッドに仕上げました。
とはいえ、現代の青物ジギングゲームはバットパワーで魚を止めるというよりはリールの力(ドラグ力)と糸のパワーを駆使して魚を止めるストレートポンピングに近いファイトが主流になってきています。 ロッドに求められる性能の主たる部分はルアーの操作性になってきているのは間違いない事実です。
■求められる2つの性能
近海の青物ジギングロッドには大きく分けて2つの異なる性能が求められます。
・ジグをしっかりと動かす性能(ハイレスポンスタイプ)
スイッチが入っていない魚にジグを大きくスライドさせるようにアピールして喰わせのスイッチを入れていくのが青物ジギングの1つの醍醐味です。
ジグを大きく動かしたい場合や50mを超えるような深い水深、潮が速い場合、重たいジグでもしっかりと動かす場合にはハイレスポンスタイプのロッドが大変効果的です。
・ジグのアクションを意図的に抑える性能(ローレスポンスタイプ)
プレッシャーの掛かった近海では不必要にジグが動くことを魚が嫌う傾向が増えてきました。ローレスポンスタイプのロッドはメタルジグの動きすぎを抑制し、ナチュラルに角の取れたようなアクションでジグをなめらかに動かす事が可能なタイプです。
手慣れたベテランアングラーならばハイレスポンスのロッド1本で全てのアクションを入力の強弱で行う事が出来ますが、なかなかそうはいきません。
BARIKは1本のロッドではどうしても賄う事の出来ない2つの性能を明確化、2本に分ける事で迷いのないロッド選択を可能にしました。
強くしっかりと動かすのか?優しくナチュラルに動かすのか?同じ動作でもロッドを変えるだけで釣果に差が出る事をBARIKIが教えてくれるでしょう。
■スペック/解説
BARIKI 604 ハイレスポンスタイプ 6'0"ft 1pcs チタンフレームSiCガイド搭載
Best weight : 180g (Max 250g) Max Line :PE 4.0 Drag Max : 8kg/0°
販売希望小売価格 50,000+TAX
180gを超えるメタルジグを大きくスライドさせるパワーを持った青物ジギングロッドのスタンダートモデルです。6ftのショートタイプでファイト時にアングラーに掛かる負荷を軽減します。
水深50mを超えるような水深でジグをしっかり動かさないと魚が反応しないとき、柔らかいロッドではいくらしゃくってもジグはほとんど動いていません。
ジグがまともに動かなければそれはただのエクササイズになってしまいます。
逆を言えばジギングに慣れない人、リズムが上手く刻めない人でもジグさえ動いてくれれば釣れる事を中乗りをしてきて何度も見てきました。
慣れてしまえばこのロッド1本でジグをしっかり動かす事も動きも殺す事もどちらも可能です。
近海青物ジギングの基礎を学ぶのにベストなジギングロッドです。
BlueBlueのアイテムを使ったシチュエーションで言えばエスナルやシーライドロング180gをガンガンにシャクってスライドさせたい時(魚礁や急な駆け上がり、高さのある根についたヒラマサやカンパチを反応させたい時)、活性のないブリやワラサのスイッチを入れたいときにコニファーを短い移動距離でしっかりと波動出して動かしたいときにオススメです。 両舷にお客さんを乗せてドテラ流しで攻略する外房・南房の船ならば込み側(向かい潮)側でジグを遠投して先にしっかりとジグを動かして釣るパターンにも向いています。
この魚は込み側の流しで水深は40mくらいのところにシーライドロング180gをキャスト~着底 ギリ、ギリ斜め引きになるくらいの糸の角度でしっかりとジグを動かした時に喰ってきた魚でした。 まさに604、シーライドロング180gといった思い出のある1匹です。
BARIKI 632 ローレスポンスタイプ 6'3"ft 1pcs チタンフレームSiCガイド搭載
Best weight : 125g (Max 180g) Max Line :PE 4.0 Drag Max : 5kg/0°
販売希望小売価格 50,000+TAX
メタルジグの動きすぎを抑えるしなやかなティップとアンダーハンドキャストのしやすさを追求した力強いバット部分を兼ね備えたモデルです。
浅根を攻略する房総の青物シーンではアンダーハンドキャストでジグを投げられるロッド性能は必須事項です。
そのためにBARIKI632はティップ~ベリー部分はジグの動きを抑えるために柔らかく、キャストに必要なバットパワーはしっかりと残したモデルです。
スピニングロッドで青物ジギングをする最大の理由はジグのキャストをするためだと考えているので、全てが柔らかいロッドだとジグが投げづらくなるのでバットパワーは大切な要素だと私は考えています。
BlueBlueのアイテムを使ったシチュエーションで言えばこのロッドはまさにシーライドロング125gスペシャルと言っても過言ではないロッドです。
ドテラ流しの込み側でも払側でも120g前後のメタルジグをワンピッチジャークで誘うだけで安定したアクション(魚が喰いやすい適度な動き)に自然と持っていってくれるロッドです。
ジギングはロッドでジグを動かして釣る釣法です。
ロッドが合うだけで魚が釣れるようになる釣りだという事をこのロッドは教えてくれるでしょう。
ちなみにシーライドロングの横引きはBlooowin!のジャーキングと全く同じでOKです。 手返しの良いブローウィンジャークだと思ってもらえると、普段この釣りをやらない方でもイメージがつきやすいのではないかと思います。 余談ですがHENNIHARU77Mのティップが少し柔らかいのもルアーの投げやすさとルアーが綺麗に動くローレスポンスジギングロッド的な考え方が入っています。
■2機種だけなのか?
今回お届けするBARIKIはとりあえずこの2本のロッドさえあれば近海青物ジギング(PE2~4号前後使用を想定)はどうにかなるアイテムとして仕上げました。
細分化していけばもっと長い、短い、強い、弱いがあった方が良いという声もあると思います。しかしながら、細分化する事でロッド選びに迷ってしまったら本末転倒だと私は思っています。
メーカーの人間ではありますが、船に乗ってる時間が長い私の経験上、道具を船にいっぱい持ち込む人が必ず釣るか?といえば決してそうではありません。
道具を信じて使いこなす、自身の腕の一部としていく事の方が細分化以上にこの釣りには大切であり、どうしても共存できない部分、共存が難しい部分だけを2つに分けたロッドだとご理解頂けたら幸いです。
発売は5月末頃を予定しております。
BlueBlue製品取り扱い店にて予約承っておりますのでよろしくお願いします。
長年使って頂いて腕の一部と化していくに値するロッドだと自信を持っております。
青物ジギングゲームに必要なのは折れない心と“BARIKI”だ!
こんにちは Blue Blueの吉澤です。
久しぶりに商品解説のブログを書いてみようと思います。
今回ご紹介するのはBlueBlue初の青物ジギングロッド BARIKI(バリキ)というシリーズです。
■なぜにBARIKI??
なぜBARIKIという名称にしたのか?
青物ジギングの楽しさは激しくジグをシャクっている手を押さえ込むような強烈なバイトと自ら刻むシャクリのリズムと強弱でメタルジグを操って喰わせる『マニュアル感』だと思います。
落とすだけ、巻くだけの釣りではなく、自ら仕掛けていく事、マニュアル感こそが青物ジギングの楽しさの1つだと思います。
そして、簡単に、楽に釣れると言いたいところですが、いくら道具・素材が進化して軽量化が進んできたとはいえこの釣りに求められる変わらない物があります。
それはシャクリ続けるアングラーの折れない心と馬力(体力)なのではないでしょうか?
時代には逆行するのですが、この釣りにはまだまだ体育会系のようなハートの強さと体力が求められると思い、BARIKI(馬力・バリキ)という名前をロッドに込めました。
とはいえ、気持ちだけで作ったロッドではないので製品について解説したいと思います。開発はかれこれ6年近く前から長さ、素材を変えながら行ってきました。
■ターゲットとフィールド
欲しかったのは外房・南房というホームグラウンドはもちろん、北海道〜九州まで幅広いポイントで迷いなく!長年使い続けられる青物ジギングロッドです。
ターゲットはブリ・ワラサ、ヒラマサ、カンパチです。
10kgオーバーの魚と十分にやりあえるロッドに仕上げました。
とはいえ、現代の青物ジギングゲームはバットパワーで魚を止めるというよりはリールの力(ドラグ力)と糸のパワーを駆使して魚を止めるストレートポンピングに近いファイトが主流になってきています。 ロッドに求められる性能の主たる部分はルアーの操作性になってきているのは間違いない事実です。
■求められる2つの性能
近海の青物ジギングロッドには大きく分けて2つの異なる性能が求められます。
・ジグをしっかりと動かす性能(ハイレスポンスタイプ)
スイッチが入っていない魚にジグを大きくスライドさせるようにアピールして喰わせのスイッチを入れていくのが青物ジギングの1つの醍醐味です。
ジグを大きく動かしたい場合や50mを超えるような深い水深、潮が速い場合、重たいジグでもしっかりと動かす場合にはハイレスポンスタイプのロッドが大変効果的です。
・ジグのアクションを意図的に抑える性能(ローレスポンスタイプ)
プレッシャーの掛かった近海では不必要にジグが動くことを魚が嫌う傾向が増えてきました。ローレスポンスタイプのロッドはメタルジグの動きすぎを抑制し、ナチュラルに角の取れたようなアクションでジグをなめらかに動かす事が可能なタイプです。
手慣れたベテランアングラーならばハイレスポンスのロッド1本で全てのアクションを入力の強弱で行う事が出来ますが、なかなかそうはいきません。
BARIKは1本のロッドではどうしても賄う事の出来ない2つの性能を明確化、2本に分ける事で迷いのないロッド選択を可能にしました。
強くしっかりと動かすのか?優しくナチュラルに動かすのか?同じ動作でもロッドを変えるだけで釣果に差が出る事をBARIKIが教えてくれるでしょう。
■スペック/解説
BARIKI 604 ハイレスポンスタイプ 6'0"ft 1pcs チタンフレームSiCガイド搭載
Best weight : 180g (Max 250g) Max Line :PE 4.0 Drag Max : 8kg/0°
販売希望小売価格 50,000+TAX
180gを超えるメタルジグを大きくスライドさせるパワーを持った青物ジギングロッドのスタンダートモデルです。6ftのショートタイプでファイト時にアングラーに掛かる負荷を軽減します。
水深50mを超えるような水深でジグをしっかり動かさないと魚が反応しないとき、柔らかいロッドではいくらしゃくってもジグはほとんど動いていません。
ジグがまともに動かなければそれはただのエクササイズになってしまいます。
逆を言えばジギングに慣れない人、リズムが上手く刻めない人でもジグさえ動いてくれれば釣れる事を中乗りをしてきて何度も見てきました。
慣れてしまえばこのロッド1本でジグをしっかり動かす事も動きも殺す事もどちらも可能です。
近海青物ジギングの基礎を学ぶのにベストなジギングロッドです。
BlueBlueのアイテムを使ったシチュエーションで言えばエスナルやシーライドロング180gをガンガンにシャクってスライドさせたい時(魚礁や急な駆け上がり、高さのある根についたヒラマサやカンパチを反応させたい時)、活性のないブリやワラサのスイッチを入れたいときにコニファーを短い移動距離でしっかりと波動出して動かしたいときにオススメです。 両舷にお客さんを乗せてドテラ流しで攻略する外房・南房の船ならば込み側(向かい潮)側でジグを遠投して先にしっかりとジグを動かして釣るパターンにも向いています。
この魚は込み側の流しで水深は40mくらいのところにシーライドロング180gをキャスト~着底 ギリ、ギリ斜め引きになるくらいの糸の角度でしっかりとジグを動かした時に喰ってきた魚でした。 まさに604、シーライドロング180gといった思い出のある1匹です。
BARIKI 632 ローレスポンスタイプ 6'3"ft 1pcs チタンフレームSiCガイド搭載
Best weight : 125g (Max 180g) Max Line :PE 4.0 Drag Max : 5kg/0°
販売希望小売価格 50,000+TAX
メタルジグの動きすぎを抑えるしなやかなティップとアンダーハンドキャストのしやすさを追求した力強いバット部分を兼ね備えたモデルです。
浅根を攻略する房総の青物シーンではアンダーハンドキャストでジグを投げられるロッド性能は必須事項です。
そのためにBARIKI632はティップ~ベリー部分はジグの動きを抑えるために柔らかく、キャストに必要なバットパワーはしっかりと残したモデルです。
スピニングロッドで青物ジギングをする最大の理由はジグのキャストをするためだと考えているので、全てが柔らかいロッドだとジグが投げづらくなるのでバットパワーは大切な要素だと私は考えています。
BlueBlueのアイテムを使ったシチュエーションで言えばこのロッドはまさにシーライドロング125gスペシャルと言っても過言ではないロッドです。
ドテラ流しの込み側でも払側でも120g前後のメタルジグをワンピッチジャークで誘うだけで安定したアクション(魚が喰いやすい適度な動き)に自然と持っていってくれるロッドです。
ジギングはロッドでジグを動かして釣る釣法です。
ロッドが合うだけで魚が釣れるようになる釣りだという事をこのロッドは教えてくれるでしょう。
ちなみにシーライドロングの横引きはBlooowin!のジャーキングと全く同じでOKです。 手返しの良いブローウィンジャークだと思ってもらえると、普段この釣りをやらない方でもイメージがつきやすいのではないかと思います。 余談ですがHENNIHARU77Mのティップが少し柔らかいのもルアーの投げやすさとルアーが綺麗に動くローレスポンスジギングロッド的な考え方が入っています。
■2機種だけなのか?
今回お届けするBARIKIはとりあえずこの2本のロッドさえあれば近海青物ジギング(PE2~4号前後使用を想定)はどうにかなるアイテムとして仕上げました。
細分化していけばもっと長い、短い、強い、弱いがあった方が良いという声もあると思います。しかしながら、細分化する事でロッド選びに迷ってしまったら本末転倒だと私は思っています。
メーカーの人間ではありますが、船に乗ってる時間が長い私の経験上、道具を船にいっぱい持ち込む人が必ず釣るか?といえば決してそうではありません。
道具を信じて使いこなす、自身の腕の一部としていく事の方が細分化以上にこの釣りには大切であり、どうしても共存できない部分、共存が難しい部分だけを2つに分けたロッドだとご理解頂けたら幸いです。
発売は5月末頃を予定しております。
BlueBlue製品取り扱い店にて予約承っておりますのでよろしくお願いします。
長年使って頂いて腕の一部と化していくに値するロッドだと自信を持っております。
開発担当者 BlueBlue 吉澤竜郎
- 2024年4月12日
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