朝だ！！！

長崎遠征2日目が始まった。

1日はこちらから→☆




前日、初ヒラマサに心躍らせながら眠りについたものの目が醒めると体は想像以上に重い（；￣ェ￣）

しかし朝から晩まで目一杯釣りができるのは2日目の今日だけ。

気合を入れて出発！！！




海は…ベタ凪。
水面に油を垂らしたかのように波１つない。



波がない分体力は消費しないが釣れる気配もない。



そんな状態ではあるが、



みんなポツポツと釣り上げていく。



しかし私だけノーバイトノーフィッシュ(　；∀；)




焦る。

とても焦る



ただ移動中に寝ていただけだが全てはこの写真が物語っていた。




釣り開始から７時間ほど経過したお昼過ぎ。

挫けそうになる心を奮い立たせキャスティングし続けていると、目の前に20匹ほどのシイラの群れが現れた。


久しぶりに見る魚影にテンションが一気に高まる！！！



ここで釣らずしていつ釣る(☆∀☆)




1投目、後ろに付くも喰わせられず。

何投かそんな状態が続きもどかしさが募る。


目の前に居るのに……




程なくして…

ガバッ！

シイラが横から飛び出てきた。
喰った！！！！


ぐっ！とあわせる。

しかし次の瞬間逆に走られたのか、

フッ

一気にテンションが抜ける。
バレてしまった。

なんてことーーー<(.;ﾟ;:Д:;ﾟ;.)>

結構良いサイズだったのに…
チャンスだっただけに悔しすぎる＿|￣|○






その後ジギングを挟みつつポイントを巡っていく。



釣れない。

なかなか釣れない。




今回は外房で釣れなかったとは話しが違う。

ここは長崎。

このまま釣れなかったらどうしようという激しい不安に襲われた。



いやいや諦めてはいけない。
ぶつぶつ呟きながらキャスティングを続ける。

すると…


完全に不意打ち。

ガバッ！

いきなり横からシイラが飛び出してきた！！
はぐれシイラ？


きたああああああああ



しっかりあわせる。

先ほどの二の舞になってたまるかとしっかりあわせる。

これでもかというくらいにあわせる！！



↑きたあああああああって言ってるとこ


絶対にバラせないm9^Д^)m9^Д^)m9^Д^)

そう思い慎重に慎重に巻いていく。

バレるなよ〜

バレるなよ〜

(念を込めて)

バレるなよ〜

バレるなよ〜




しかし最初の喰いつきからは想像できないくらいに最後は静か〜に




タモへイン！！




ぃやったああああああああ

しかも初シイラ☆


良かった！
本当に良かった＼(*T▽T*)／

2日目の釣り開始から１０時間ほど経った時だった。

このままホゲたら本当に笑えなかった…




喜び、そして安堵。
釣れると表情も和らぎます。








ただ…

…

…

ただ…

…

…

…

ただ…

…

…

…

…

…

…
わたしはヒラマサを釣りに来たんだ



今回はただの遠征ではない。
動画撮影という大きな大きなミッションがあるのだ。


内容は私が初めてヒラマサを釣るまでを収めるというもの。

なのでシイラ1匹というのは絶対に許されない。

…というかこのままでは動画が成立しない<(.;ﾟ;:Д:;ﾟ;.)>



もしやこのままお蔵入り？？（（（（°Д°））））

そう考えるとさらに不安と焦りが襲ってきた。




ヒラマサを釣れない。。。


１日魚を追いかけてくれている船長に申し訳ない。

そして、
私だけ釣れていないという空気が一緒に船に乗っている皆さんに申し訳ない。

そして、
東京で応援してくれているBlueBlueスタッフ、マネージャーに申し訳ない。

なにより！！
動画を撮ろうと企画してくれたボスに申し訳ない。





この時少し泣きそうになったのは秘密だ。
















しかし、想いとは裏腹にこの日ヒラマサを釣ることは出来なかった。



きれいな夕焼けだがなんだかとてつもなく切ない。

みんなが「大丈夫。明日は釣れる。」そう励ましの言葉をかけてくれた。

また泣きそうになった。















しかし次の瞬間。







シンドー(チャック全開)「9回2アウト。ついに追い込まれたな(´◉◞౪◟◉)」



私は心の中で《バシルーラ》と唱えた。











しかしシンドーに《バシルーラ》は効かなかったようだ。



思い詰めてもしょうがない。







1日投げ倒した体はかなり疲弊していた(._.)

そんな体と心を癒してくれるのは仲間とともに食べる美味しいご飯。




疲れた心と体に染みます。



今日も最高だ＼(^o^)／














明日は絶対にヒラマサを釣る！


そう信じて眠りについたのだった。



Part3へ続く


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