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欲しかったルアーを手に入れるために

  • ジャンル:日記/一般
全国のアングラーの皆さん
こんにちは マルバリータです。
ご機嫌いかがでしょうか。


前回のログもたくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございます。楽しんでもらえたのならば嬉しいです。

それでは今回は(欲しかったルアーを手に入れるために)です。どうか最後までお付き合いくださいね。




その話しは9月2日までさかのぼる。。。




(TV)…バスケット代表!パリ五輪決定!!…

僕「最高だよ!アカツキジャパン!」
嫁「ねぇ…ねぇっ…話があるんだけど……」
僕「最高!!…えっ⁈…はっ…話し?…」
嫁「……お前………やったな?……」
僕「…んっ⁇…と言いますと?…」←まずはトボける


あぁ…とうとうこの日が来てしまった…
たぶん奥さんにバレてしまったのだと一瞬のうちにマルバリータは悟った。。。


まだローンが20年以上残っている自宅のリビングでマルバリータは今年1番と言っていいくらいの山場を迎えている。

時間の流れが急にゆっくりと進んでいく…

既婚者はお分かりだと思うが、この先の対応を間違えると、めちゃ×2 尾を引く恐れがあるマルバリータ家の最重要案件である。。。

事件は現場じゃない、自宅で起きているのだ!

たぶんと書いた理由についてだが、
この時点でまだ奥さんが詳細を語ってはいないのだ…

これがやっかいなのである。_( ̄ー ̄ )

なので先走って「◯◯◯のこと?」なんて言おうもんなら、もしも違った場合に阿修羅の手が1本増えてしまう。

駆け引きはすでに始まっていて、さりげなく自然な会話をしながら内容を聞き出す必要があるのだ!!



僕「あれ〜俺またなんかやっちゃった??」



とTVを観ながら満面の笑顔で答えてみた。
この時に大切なのは自分がやらかしてしまった雰囲気を受け入れて奥さんに軽い感じで要件を言わせることである。

営業職ほど臨機応変が似合う職種は無い。。
リスクヘッジこそ営業の基本なのだ!



嫁「頼んだ覚えはありませんが、私名義でAmazon様からルアーが届きましたけど…」



やはりな!敬語だけど怒り度は想定内だった。
奥さんが寝落ちしたタイミングでこっそり頼んだルアーが届いたのだ!



僕「あれ??おかしいなぁ…同じ携帯機種だから寝ぼけて間違えちゃったのかなぁ……」



と、ツッコミやすく反応を伺ってみる…



嫁「んな訳ないやろ!全く油断も隙もない…」
僕「誠にすいやせん…」



「イケル!」と心の中で呟き、そこからはルアーに全く興味が無い奥さんに向かってシーバスフィッシングの素晴らしさを所々、話しを盛りながら語ったのだった。そしてこの買物は決して無駄な買い物ではないんだよ!と畳み掛けていく。


僕「ちなみに届いたブツはどこっすかね??」


場が和んだのを見計らってマルバリータは恐る恐る切り出してみた。奥さんは「よっこらしょ」と立ち上がり、後ろにある引出しを開けて小包を取り出したのだった。←隠してやがった

自分は満面の笑みで荷物を受け取り「これだよ!これ!!」とその場でありがたそうにルアーを取り出してみる。

僕「ふっふっふ…ハッハッハ〜♪♪私は勝ったのだ〜!!!」←心の声

そこに現れたのは…
ワスプスラローム80Sとハニートラップ70Sであった…

ワスプスラロームは廃盤カラーの
エメラルドミルクオレンジ ←カラー名が長い
ハニートラップは腹赤のマコイワシである。

どうしてもサッパが絡む初秋は持参するルアーが多くなってしまうのが悩みの種ではあるが…



「美しい…」




マルバリータは我慢出来ずに声に出してしまったが、その横で奥さんは若干引いている。。受験を控えている息子くんに至っては「また無駄遣いして」と捨て台詞まで吐く始末。

危うく「お前さんの塾代はいくらやねん…」と口に出してしまいそうだったが、唾と一緒に飲み込んで気持ちを落ち着かせる。

これが大人の貫録ってやつよのぅ。。。

2人に何を言われたとしても絶対に欲しかったTWO PIECE。。。これでマルバリータの秋シーズンへの準備は殆ど整ったかに思えた。。




だがしかし!!



すでにYouTubeでご覧になられた方もいらっしゃると思われるが、デイでランカーを連発している動画が悲運にもマルバリータの目に入ってしまった…




僕「holy sit(嫉妬)!!!!」




そしてまた、奥さんの携帯に手を掛けようとしているマルバリータの姿がそこにあった… ←懲りない



おしまい。



最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。まぁ秋だって普通に小型ベイトパターンの時もありますからね。

結局はその日のスズキさん次第っすよ。
来週もログをアップするんで見つけたら読んでくださいね。



ではでは〜




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