全国のアングラーの皆さん
こんにちは　マルバリータです。
ご機嫌いかがでしょうか。

前回のログもたくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございます。
今回は「行きたいけど行きたくない」です。どうか最後までお付き合いくださいね。それではlet's go｡｡｡♪♪♪






マルバリータは休日の最終日に無理難題を迫ってくる難敵と戦っていた…





娘「どっかいきたい！！！！！！」




マルバリータは半ば呆れつつも父親としての責務を全うするためにプリティーデビルと相対している…… よもやよもやなのだ！




娘「家は暇すぎるからどっかいく！！！！」




僕「…暇すぎるってなんやねん………」笑


到底、マルバリータには理解出来ない難癖をつけてこちらからの譲歩案を引き出そうとしているプリティーデビルは、とんでもないスピードで周りへの根回しを始めていた…

娘「ママ！冷蔵庫空っぽだよね？」
嫁「うん」
娘「お兄は修学旅行のバックないよね？」
息「うん」
娘「ワンコはゆっくりお昼寝したいよね！」
犬「ワン！！」


娘「それじゃぁイトーヨーカドーに決定！！」


皆「…はい」
僕「……⁈…」

前日にラウンドワンでカラオケとゲーセンを思う存分満喫して、くら寿司ではたらふくサーモンを食べてるにも関わらずにだ！！

僕「狙いはゲーセンのUFOキャッチャーだな…」

そんなことを考えている自分を尻目にプリティーデビルはとんでもないガラガラ声でこちらに反論する隙すら与えない…

手には大量のハッピーターンがキープされていて「昨日は昨日！今日は今日！」と言わんばかりで娘は生きるエネルギーに溢れている…



僕「さすが小学生…恐ろしや…」



まぁいつの間にか忘れてしまったが、きっと自分も子供の頃はそうだったのだ。。

娘に嫌われたくないマルバリータは、家から出たくない気持ちを必死に抑えて車のアクセルをゆっくり踏み出していった。ブ〜ン♫
少し車を走らせた所で、


僕「満潮に近いな、、」といつものルーティン


荒川を渡ると癖で潮位を確認してしまう。今の頃合いはスズキより人のが多くプレッシャーが激しいのでオカッパリストだとスズキクラスを釣果に結びつけるのは難しかったりする。

僕「釣るならウェーディングだろうな…」

運転しながらボソボソと呟いてるマルバリータに気付いて奥さんが声を掛けてくれる。


嫁「釣りに行ってくれば良いじゃない？」


いつもそう言ってくれて本当にありがたいのだが、自分の答えは…











僕「今日はいいや……」である｡｡｡



コロナが始まった20年辺りから出撃態勢に入ることが極端に減ってしまったのだ。
この2〜3年の釣行回数は右肩下がりである。

別にシーバスフィッシングが嫌いになったとか飽きた訳じゃ全くなくて、注ぎ込む金額自体は増えているが釣行回数は減る、、

最近になってマルバリータはその理由に気付いてしまった｡｡｡







老いである……間違いないです…






誠に残念ではあるが事実は受け入れないといけない｡｡｡ 真冬の雪が舞う中をオール釣行していた自分と今の自分が一緒か？と問われたら全く違う。

今の自分ならコタツで100%寝るし、年明けの【ゆく年くる年】は絶対に外せない。

昔はただガムシャラに年末年始も関係なく目の前のスズキを追いかけていたが今は新発売のルアーを追い掛けている。





僕「行きたいけど行きたくない…」




正直な話しをするとマルバリータは釣れる激戦区よりもあまり釣れなくてもランカー実績はあるけど滅多には釣れないので人が少ないポイントを好んでしまう。

「行きたいけど行きたくない…」この感情と戦ってきたのだが、最近は行きたくない割合が増えてしまった…



しかしだ！しかしだよ！同志諸君…



最近、マルバリータの心が揺さぶられる出来事が起こったのだ！




娘「パパ最近しなびてるね…」




萎びてるね…萎びてるね…萎びてるね…って
「ん〜おかしいなぁ〜パパ疲れてる？」の間違いでしょ…



娘「ううん…しなびて枯れてる…」


枯れてる…枯れてる…萎びて…枯れてる…

僕「ハハハ…これは手厳しいなぁ…………」

……… はい！君はマルバリータの絶対に許さないリストに名前が加わりました！誠に持っておめでとうごぜいやす♪

マジで娘じゃなければ地元の立会川に沈めてやるのに… https://livecam.asia/tokyo/shinagawa/tachiaigawa-tachiaigawabashi.html

それからマルバリータは老いについて親指を巧みに使い傾向と対策を調べあげた。我が社のガバナンス(統治・支配・管理)が試されている…

専門家「面倒臭がると老いが始まります…」
僕　　「なんと！…まさに自分ではないか…」

これはヤバい…最近は面倒臭いので家から出たくないし、家が大好きになった。。。
まだ30代(ギリギリ)なのにやっぱりアカンと実感する…←最近は疲れ目がヒドい

運動不足も重なってるけどなかなか釣り場に脚が向かない…つ〜か更に遠のく…



僕「仕方がないが奥の手を使うしかない…」



マルバリータだけでこの状況を打開するのは困難と判断(ひとりで行きたくないから)をしてマルバリータ唯一の友達…友人A君を招聘することに閣議決定した！←岸田はしっかり仕事しろや

☎︎プルルルルル〜
友「へい…」
僕「友人Aさんですか？次の休みは…」
友「ない…」
僕「ん？…次の休みは…」
友「〇〇連勤中…休みない…」
僕「まさにベンタブラック…」https://www.oceanphotonics.com/application/tec_vantablack.html　


これが中間管理職の恐ろしさなのか…
残念ながらマルバリータ渾身の一手は諦めねばなるまい｡｡

僕「ぐぬぬ、神は我を見放すのか…」←1人でいけや
僕「そうだ！息子くんを無理やり…」
息「塾だから無理でしょ」
僕「……そっそうだよね…なんかごめん…」


ヤイヤイヤイ！！
クールな反抗期を迎えちゃって声変わりと称してワザと低い声で話してるのバラしちゃうからな！！パパは萎びて枯れてるって言われたんだぞ！可哀想だと思わないのか！？…とまぁちょっとは思わなくもない。。。


僕「はぁ〜…じゃあ俺は一体どうしたら良いんだぁ！！」←だから1人でいけよ


☎︎プルルルルル〜
僕「はい」
友「来週の水曜日休み」
僕「仕事だよ」
友「いや俺がだよ」
僕「あぁ 笑 じゃぁ終わったら連絡するわぁ」
友「OK」
プチッ

僕「………うっしゃぁぁぁ！！！OH〜神よ…ベリーベリーサンキュー♪♪♪」

こうして無事にマルバリータの出撃日が決まった。。



♪ 翌週の水曜日 ♪



☎︎プルルルルル〜
友「はい」
僕「テレワーク終わってこれから行くわ！」
友「…………」
僕「ん！？どうした！？」
友「いや外見ろよ…」
僕「え！？外？？？」

同時に嫁さんからミッションLINEも届く…
僕「洗濯物を取り込んで…だと…」



……ゴロゴロピカっ！！！！
犬「ワンワンワンワン！！」




僕「……OH… MY… GOD…」



おしまい



最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

行きたいけど行きたくない…これって皆さんも経験ありませんか？？釣り熱と言えばそれまでですが年齢も関係あるのかなぁと自分は思っています。

また来週のどこかでログを出すので今回に懲りることなく是非読んでくださいね。



ではでは