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▼ 釣行日記（サーフデビュー戦）

  • ジャンル:釣行記
釣行日時　：　平成23年1月30日（日）4：00～8：00　〔中潮〕

振り返ること約10年前…。

会社の仲間6、7人で千葉の河川で釣りしながらバーベキューでもやろうか！というゆるーい企画で、どっぷり釣りにハマッた私。makimakiさんにルアーセット一式を借り、慣れない手付きでキャストしていたら何やらヒット！魚体が見えずにバレたあの悔しさや期待感…。あれが私のシーバスフィッシングのスタートでもある。

その後、結婚し妻の妊娠から出産、子育てと生活環境の変化に伴って、釣行する時間や余裕が無くなり、6年間のブランクを経て現在に至る訳だが、10年前のBQの時にもう1人、釣りの魅力にはまった人がいる。

それが同じ会社のｉさんだ。

つまりｉさんと私は釣り歴が同じ日の同じ時間なのであり同期。またｉさんはこの10年、シーバスを続けてきた。なのでシーバスマンとしての腕は相当のもの。しかしここの所、仕事が忙しくなり、私の復帰辺りから今度はｉさんが釣りに行けくなり、すれ違いの日々が続いたのであった。

そして今回久しぶりにその3人が揃い釣りに行ける事になった。非常に楽しみである。

場所は内房サーフ。実は私サーフは初めてである。よってもちろん場所など知る由もなく、お任せで連れて行ってもらう事になった。

時刻は2：30。makimakiさん号が我が家に到着。便乗させてもらい一路内房へひた走る。車中ではお互いの近況報告を含んだ釣り談義。ｉさんとも久しぶりに落ち着いて釣りの話ができた。

現地に到着3：30過ぎ。辺りは当然真っ暗…。初めての場所なので、何がなんだか良く解らず状況が掴めない…。取り合えず準備し二人の後に付いて行く事にした。

車を止めた場所より少し歩きポイントへ到着。今釣行よりおNEWのネオプレーンウェーダーを着用している。ナイロンと比べ重たく動きにくい。慣れてないため、極寒の中だが息が上がり汗ばむほどに…。

makimakiさんがサーフの攻略法を解りやすく説明してくれ、取り合えず見よう見まねで釣りを開始する。波のタイミングを見計らいながらキャスト。海水面がフラットになる時はルアーがしっかり泳ぐので通常のリトリーブを展開して、波が崩れ巻き抵抗が無くなる時はラインテンションを張りリトリーブ、その繰り返しだ。簡単にまとめるとそんな釣り方。書くのとやるのでは天と地で、非常に難易度の高いサーフステージだ。

真っ暗闇の中、わずかな月明かりを頼りにキャスト＆リトリーブ＆波かわしをひたすら繰り返す。やり方が本当にあっているか不安になるが、暫く試行錯誤を繰り返しなんとか感覚を肌で覚える。

時刻は5時。

しだいに東の空が明るくなり始めた。それと同時に西風が強くなってきた。今が放射冷却の影響で一番気温が下がっていると思われる。ある程度の寒さは覚悟していたが今回、ネオプレーンウェーダーの他に新たなアイテムを取り入れている。それがフルグローブだ。
初めのうちのキャストやロッドの感触、リトリーブ作業に手間取ったが慣れてくると意外としっくりとくる。おまけに左右の3本指は外に露出していないので、寒さによる痺れや感覚がなくなると言ったストレスはほぼ無かった。なのであまり寒さは今回感じなかったように思える。

明るくなり視野が広がったため、海水中のイメージが着いて来たので途中からは殆どバイブレーションのフルキャスト、早巻きでゲームを組み立てる。

朝マズメを通り越し、完全に明るくなった。ポイントを移動しようと歩き出そうとした時、makimakiさんのロッド捌きが激しい!


［まさか!?］


と思い状況を良くみるとヒットさせている☆
釣り上げた魚が見たいので近寄ろう歩いて向かっていると


『……!?』


しゃがみ込んでしまった…。残念…乗らなかったらしい。

近づき状況を伺うと「シーバスだったよ！エラ洗い一発でフックアウト…」っとの事。また「結構手前で食ってきた！」と説明してくれた。

風は一層強まり、もはや強風から爆風へ…。波もうねりに変わりルアーが飛ばなくなってきた。ルアーの飛行時間を短くし、風の抵抗を極力抑えるためにサイドスロー気味にキャストして距離を稼ぐ。魚が居ることは解ったのだが反応なし…。

そこへｉさんが遠く離れた場所から戻ってきた。状況を聞くと反応なしとの事。

時刻は8時になった。そろそろ終了の頃合だ。最後、テトラ帯付近をラスト10投ローリングベイトで探るも奇跡は起らず終了となった。

今回がサーフデビュー戦。シーバス欲を言えばヒラメも拝みたかったが世の中そんなに甘くない…（汗）オープンエリアでポイントを探すのが難しいがシーバス釣りとは変化を発見するのが重要な釣りでもあるし、私の中では意外と釣れる気のするフィールドであったと思う。また近々リベンジに来たい。その時までホームで勉強を重ねよう。

色々課題があって尽きないがこれもまた釣りの楽しさでもある。



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〔本日のタックル〕

ロッド：　DAIWA　モアザン BRANZINO 95ML WADING CUSTOM

リール：　SHIMANO　ステラ　AR3000

ライン：　TORAY　シーバスPE　1.0LB

リーダー：VARIVAS　VEP　SHOCK　LEADER　2.0LB

ヒットルアー：なし



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〔2011年　SEABASS　通算成績〕

釣行回数：　6回

ヒット数：　2回

ゲット数：　1匹 

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