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ウグイミノーの大手術①

事の経緯は、今回製作の「RB-L ウグイ 150」通称ウグイミノーですが…
本来は、28~9gのウエイトの設定で製作しています。
このウエイト設定ですが、実は非常に微妙なバランスの中で設定されています。(詳細は過去ログでご覧下さい。)
今回完成間近のウグイミノーですが、先日のスイムテストでウエイトが1.7~2.0gオーバーだと言う事が判明。通常ウエイトの多少の増減は許容範囲なのでしょうが、このウグイミノーだけは別格で微妙なだけにシビアーなんです。
つまりは、シングルフック装着時点でスローシンキング~シンキングの設定になってしまっていました。

見辛いですが、フック無しの状態で何とか浮けてるかな~って感じです。

一応、ご予約を戴いているお客様にご連絡&お伺いをしまして…殆どのお客様は、現状でOKを戴きました。
そうでないお客様もいらっしゃったので、そのお客様用の大手術となった訳です。

そのお客様は、「シャローでステイさせる」「じっくり魚に見せる」という確りとしたビジョンがありましたので、手術ついでに特別仕様にしてしまおうかな~なんて考えました。

術式は 腹腔内手術。
(通常、こんなレアな手法など絶対公開しませんが…今回は特別です。)
先ずは、手術台にセットし…

ドリルで腹部に穴を開け腹膜(アルミ)も一揆に貫通させていきます。
目標は、患部の癌(鉛)です。


5箇所も開ければ充分でしょwww


お次は、ルターで癌をグリグリ削りまくります。
(ここまでの作業は、設計者であり製作者であるROKUだから出来る作業です。つまり、内部構造を熟知しているから出来る作業とお考え下さい。)

そして、精密はかりで3グラム削ったのを確認して切除終了!
その後、内部各所を防水処理します。

そして、養生!
今回の木材の比重よりも若干(1割程度)重い比重に設定した充填剤を調合し流し込みます。

(この流し込む量ですが、重量にして2液性の素材を0.7gグラム作り約0.6g充填に使いました。ほぼ、推察通りです^^)

弱発泡素材なので、削った腹部の隅々まで充填剤が行き渡ります。


そして、硬化を待って整形手術の開始です。

カッターで、発泡した突起部をカットして、リューター作業です。


水溶きパテで面調整をして、サンディングします。

この時点で、一旦浮力チェックしました。
カルティバのスティンガートリプル ST-36BC size 1 を3本セットした状態でギリギリ浮いている状態です。
これで、シャローで使っても充分でしょう^^

さ~て、後は如何に手術痕を判らないようにするかですが…
それは、明日のお楽しみwww

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