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Vanquish入隊&メンテ。

  • ジャンル:日記/一般
本日は御日柄もよろしくなく・・・


しかし、密かに注文していたハンドルが届いたので、
テンションMAXです


実釣せずに暖めておいたVanquishに取付け
早速、入隊式を行いました。


まずは記念写真。 なぜ一緒にいるのだLARK君・・・
4cykhpmiddpjvwae6r8h_480_480-7e766aed.jpg
シマノVanquish C2000S
    +夢屋C2000SSスプール
    +LIVRE F.V35-38(特注)
    +34×LIVREコラボ リールバランサー


超軽量・軽快なリールなので、6ft台の軽量ショートレングス専用に
セッティングしたかったのです。

とりあえず、スラムUTR専用機ということで
ブラック&ゴールドでこだわってみました~


さて、入隊式とはこれにあらず。




私の場合、




即解体してメンテします!(とりあえず中見せろやぁ
xegvzt48sjcvkejnvetv_480_480-fbea11ef.jpg


リール構造はシマノの基本スタイルなんで
普段から扱いなれて分かり易いです。




とりあえずパーツクリーナーで洗浄します。




経験上、新品だろうと中古だろうと、グリスとオイルは
変えた方がいいです。


理由① 展示などでグリスが汚れたり古くなっていたりして
     潤滑がよろしくない。

理由② 大抵、ベアリングにグリスが付着した状態が多く
     本来の巻き感が落ちている。



個人的理由なんで、気にしない方はやらないでねw

基本、保証されないので、メーカーさんにオーバーホールして
もらいましょう。(私は自分でやらないと気が済まない・・・)



洗浄してると途中でパーツクリーナーが空になってしまった
ので、買い出しへGO。


で、


このサイズしか無かった・・・。
4p96oxs7kow2f7cxc4nf_480_480-811f1db3.jpg
デカいが、しかたねぇなぁ



洗浄を再開して、一旦すべての洗浄作業が終了しました。



そして、組立に入るのですが、
私の場合、この機会にやることがあるのです。



それは、巻感度の調整。



ハンドルを軽く前後に揺さぶって、巻感度をチェックすると
カタカタとギヤやパーツ間の遊びが分かります。


これは、以前にもブログに書いたことありますが、
生産上の都合なのか、ワッシャーの枚数や種類が
図面と異なったりします。


また、仮に一致していても気になる程度の遊びが
あったりもします。


今回も気になるので、予備で準備しておいた純正のワッシャーを
追加して、調整を行いました。


ポイント箇所は2か所です。


一つ目は、ドライブギヤと本体フタの間の座金(ワッシャー)
szd5dcwj8nr7ruyova6m_480_480-915cf6a9.jpg


この部分は、機種や出荷時期で異なるのか
ワッシャーの枚数や種類がいつも違っています。
(私だけ?)


大抵、ここにワッシャーを追加することになります。


これは、スプールを固定して、ハンドルを軽く揺さぶると
分かり易いのですが、ドライブギヤとピニオンギヤの
接点の深さが浅いと、ギヤ間の隙間が広くなってるのが
確認できます。

浅いとそれだけ遊びが出来てしまい、カタカタ鳴ってしまいます。



適度な追加をするためには、注意も必要です。

ギアとギアの間にはグリスがあります。

ワッシャーを追加しすぎて余計な圧力でギヤの隙間を詰めすぎると
グリスが入り込めなくなり、結果として巻きが重くなったり、
ギヤを痛めてしまいます。

気持ち隙間が空く程度がベストでしょう。




二つ目は、ピニオンギヤと上部のベアリングの間です。


スプールを持って、軽く上下に動かすと、
固定されていても、カタカタ動く場合があります。

ハンドルを回すと、ピニオンギアが駆動してスプールが
回転するのですが、このギアは正回転で上に押し上げられる
ので、隙間があると巻き始めに直ぐ回転せずに遊び分だけ
ピニオンギヤが浮くかたちになります。

スプールはピニオンギヤに固定されているので、
ここも調整しています。




これは余談ですが、

ローラークラッチ。これはとにかく清潔にしておきましょう。
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オイルなんか注入厳禁!
「きれいサラサラぁ」が基本です。

回転時は、摩擦ゼロがいいのですが、
構造上どうしてもクラッチはわずかに接触します。

接触すると、金属摩擦によるブレーキが発生するので
巻き重りが出来てしまいますので注意しましょう。




ということで、



今回は調整に微妙な調整で時間がかかりましたが
(調整は分解と組立ての繰り返しなので・・・

まずは入隊式も無事終わり、あとは実釣で慣らすのみ!



軽快さ、バランス、巻き感ばっちりですぅ。(只今ご満悦




初陣が楽しみ!





初めてメンテしてみたい方へ。

とりあえずこんな道具があれば出来ますよ。
あとは、時間とスペースがあれば
d3tgvb5g6ytovc5atc2y_480_480-aec4b0f3.jpg
(リールは、精密な部品が多いので、落しても無くならないように
足元もきれいな場所での作業をおすすめします。)

 

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