わてのアマゾン釣行②初日編

二日間ぶっ通しの移動を終え、地球の裏側に到着。からの初フィッシング!
ボートに乗ったのはお昼過ぎ。半日釣行です。


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「ともかく水が多い」「これは厳しい・・」と経験者の方々が口を揃えて苦い顔をされているので、ボウズ覚悟で挑むことにしました。笑
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例年よりも水位は高く、木々が完全に水没しており、水没林の中に魚が入り込むため、釣り人が手出しするのが難しくなっている状況です。

ここはもう仕方ない。ルアーを出来る限り林の奥にぶち込んでやるしかない!

そして今回僕とシマダと一週間戦ってくださるガイドさん。
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アビジアース。
陽気なブラジル人って感じ笑
笑顔がいつも素敵で、全力でガイドしてくださりました。

ボートが速度を下げて初のポイントに定位。
アビが指を指す「パオ(木)」

ああ、あの倒木ね?


二人でキャストを開始。倒木の1メートル横に着水。



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アビ「ノーグッド。」


あ、これじゃ食わないのね。

再びキャスト。倒木の30センチ横に着水。 



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アビ「・・・OK」
 
オッケーと言いつつ少し微妙な表情。


わかったよ。もっと奥ね!

ルアーを倒木の横をトレースできるように林の奥に打ち込む。


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「ボン(ええやん)!グラーンジ(ゴッツイわ)!」

ご満足の様子。
前噂どおり、かなりキャストの精度出さんとダメみたいですね。。

バシバシ打つデェ!!!びゅん!!

木の枝にバスッ!!

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アビ「・・・(ため息)」

これは、、、かなり厳しい。笑
ピーコックバスは中々警戒心強い方の魚らしく、船とポイントは少なくとも約20〜30メートル離れています。そこにフルキャストでドピンに打ち込まなきゃいけない・・・

ここでわかったことがひとつ
「柔らか過ぎる竿はディスタンス取った時にブレるから使いにくい」
日本では色んな人から柔らかい竿にしろと言われて来ましたが、この状況下では柔らか過ぎる竿は使い物にならずでした。
もう1番手硬い竿に持ち替え、奥の奥にキャストを決めていきます。
kfgrjrp5pdanx3fkt6w8_480_361-20fd09ab.jpg遠いぜ。凄まじい複雑カバーだぜ。トレブルフックついたハードルアーぶちこんでるぜ。難しいぜ、、、!
少しずつキャストが定まり、アビもテンションが上がり出します。
しかし、前情報どおり全然魚が食ってきません。。

最初の一本は派手に獲りたいという気持ちで、エリス(大型スイッシャー)で水面をシバき続けます笑

バスン!!バスン!!と魚が逃げるんじゃねえかと思う爆音をアマゾンに響かせ続け。。

大丈夫なのかという不安な気持ちの中で

いかにも魚がつきそうな岬状のブレイク絡み。その先の林の奥にスイッシャーを打ち込み。。

バスン!バスン!バスン・・ボブッ!!!

出た!!!!!んあーー!!乗らない!

バスン!バスン!ボブ!!また出た!!また乗らねえ!!

「クッソ!ワンモアアアアア!!!」と叫びながらもう一度ジャークを入れた瞬間。

ボシュ。


乗った。

ボートの上が僕の叫び声とシマダとアビの歓声で沸く。

夢にまで見たピーコックバスの重みが手に伝わる。
多分小さい。
多分ショボい。
でも足が震える。
憧れてた魚の魚信が竿に伝わる。。

小さいくせにダッシュが鋭い。

なんとしてでも顔が見たい。

そのまま一気にボート上にぶっこ抜く。

「やったああああああああ!!」

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ちっさ。笑

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ちっさ。笑

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ちっさ。笑

でも、そんなのもう関係ない笑
僕は17年憧れ続け、二日間かけて地球の裏に行き、君に会いに来たんだよ。(一方的な)遠距離恋愛が成就したんだよ。

アビとシマダと握手をし、この小さなピーコックバスに叫びまくり、足を震わせ、心臓をバクバクにしました。笑

可愛い目をした「ツクナレ・パッカ」僕の超メモリアルフィッシュとなりました。笑

リリースが名残惜しすぎて模様ひとつひとつを目に焼き付けました。バイバイ〜

その後も水没林を二人で打ち続ける。

そしてついにシマダのミノーにヒット!
「きた!ヨッシャー!」

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カマスかな?笑

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ビックーハ君

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「ピーコックだと思うじゃん」

少し拍子抜けになったけど、はじめての魚に二人で盛り上がりました笑

その後、夕マズメになり、終了時間が近づきます。

二人で頑張ってるとアビが「ペイシ(魚)」と指を指す。え、見えるの?何もいないと思うけど。

シマダが投げる。ミスる。僕が投げなおす。

ゴン。

うそん。見えてるやん。

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ジャークベイトに食ってきたのはまたもやおチビなパッカ君。綺麗です。。

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愛らしい顔してますね。
サイズは一匹目とほとんど変わらず。
落ち着いて引きを楽しませてもらいました笑

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そして日没間近となりその日の釣りは終了。

アマゾンフィッシング初日は中々厳しい釣果でしたが、とりあえず、目標のピーコックバスとの対面が果たせ、大満足。

マザーシップに帰り、メシを食い、移動と急激な気温変化での疲労の中爆睡するのでした。

ちゃんちゃん。

続く・・・多分笑

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