お盆！

もちろん釣りに行きます。

釣れる釣れるとは聞いていたけど行く機会がなかなか無かった川

しかも、そこは神霊スポットらしい…

怪奇現象は信じないけどオバケ怖い！

最近友達にナイトゲームに連れてきてもらって

その時は渇水気味で友達が1バラシのみ

今回はベストな水位とのことなので、お言葉に甘えてあやかりに。

友達2人が先にエントリーしていて、俺とまた別の友達1人は1時間強遅れて到着。

時間は夜の0時頃。

先にエントリーしていた2人はすでに1本ずつキャッチ

前回よりも水量が増えていることはもちろん

少し濁りも入っていて雰囲気は抜群

ただ、反応はいまいちみたい。

教えてもらったポイントを何ヶ所か撃っていく

ここの川は鮎のサイズが小さいことで有名で

この日見える鮎も10cm未満のものが多い

しかし、俺のボックスの中には、ほぼビッグベイト

友達のボックスの中にはビッグベイトのみ（笑）

パターンは9cmのフローティングミノーらしい

しかしながら友達はストリームデーモン160の水面をノーテンションでプカプカ流すだけの攻め方で水面炸裂させたらしい…

掛からなかったみたいだけど。

1時間弱やって釣れなかったのでここは先行していた友達2人に任せて

俺ともう1人は別の川に行くことに。

ポイントに到着して暗闇の中、川を見るとなんだか違和感が…

渇水続きだったけど直前の雨でいい感じに水量が戻ってるらしい

そのまま釣りを始めるもノーバイト

意を決して友達に切り出してみる

「なんか結構濁ってません？」

「そう？今濁度どのくらいだろ？」

国交省のサイトで濁度確認…

「はっ！？濁度40！？ダメだろ！笑」

流れには敏感だけど濁りには鈍感らしい（笑）

この川を諦めて前の川で朝マズメを迎えようかと作戦会議するも

濁りに鈍感な友達は体力の限界でギブアップらしい。

俺もこのまま帰ろうかと迷ったけど

あの水量と適度な濁りなら明るい時間に地形を把握して

撃つべきところを撃てば必ず魚を出せると自信があった。

スズキの匂いがした。

1時間くらい車で休憩して朝の5時頃にエントリー

このポイントはエントリーに川の中を50mほど歩く。

増水で流れが増したところを1人で歩くのは怖かったので完全に明るくなってからポイントへ

暗いうちはオバケも怖い！笑

あたりが薄明るくなってから日の出に向かって急激に明るくなっていく

天候は不安定でかなり強めの雨が降ったり止んだり。

ポイントへ到着

川の性質は清流

清流で釣りをする時はストリームデーモン160を中心に釣りを組み立てていたけど

デイゲームなのでレギュラーサイズのルアーもいくつかボックスの中へ入れておいた。

水位は下がり気味で濁りもほぼとれてしまいステインとクリアの中間よりクリア気味。

このポイントは激浅激流の瀬から始まって徐々に川幅が広がって下流には橋の橋脚がある。

その瀬から橋脚までの間を川の真ん中から岸に向かってキャストする。

とりあえず瀬のサイドの流れが弛んでいるところにスネコンをキャスト

水深は弛み部分で50cmほどか？

瀬に落として弛みまで流しっぱなし

弛みに入ったらリトリーブ

すると1投目で答えが返ってきた



40cmくらいのセイゴだけど、この川で初めて釣ったスズキだから嬉しい

同じ攻め方で数投するも反応無し

少し下る

次は瀬からの開きで真ん中に結構な流れの流心があるポイント

流心の表層で叩くようなセイゴのボイルが多数

スネコン、シャルダス、ポッキーなどをキャストするもバイトは無し

さらに下流まで撃ちながら下る

中洲で二手に分かれた流れが合流するポイント

特にボイルなどは無く流れも緩いが何となくトップで出そうな雰囲気

中洲に立ってアイマポッキーをダウンにキャスト

ちょい早めのドッグウォークで誘いながら引いてくると

ボンッ！っと水面が割れて手元にクンッ！っと生命感が伝わる！

しかし、よそ見をしていて合わせ損ねてバラシ…笑

トップウォーターあるある（笑）

サイズは50cmくらいか

この川のレギュラーサイズ

何投かして再びバイトがあるも乗らない…

ポッキーは釣れんるだけどフッキングがなー

3フックなのに乗りが悪いというか、魚がスイッチ入り過ぎて勢い余ってる感じ。

ボックスの中を見るとSW使用じゃない

バス用のジャイアントドッグXが入れてある。

ポッキーとアクションが似ててサイズは二回り小さい

これにしてみるか…

何発かポッキーに出ていてスレてきそうだったので

立ち位置とトレースコースを変えた1投目…

30mほど投げて20mくらい引いてきたところで

ものすごい速度でスズキが身を翻して水面が爆ぜた！

今までの魚とは質が違う

フックには触らなかった

2投目

全く同じコースを通す

先程のスズキがバイトしてきたところまでは何も起こらない

”そこ”を通した瞬間またしてもジャイアントドッグXに奴がバイトしてきた

その瞬間、ものすごい勢いで下流に走り始めた

まるで巨鯉の尻尾にスレ掛かりしているような引き

しかしラインの先にいるのは間違いなくスズキだ

バイトしてきた姿を見てもそれほど大きくない

タトゥーラHLCのドラグはガチガチにフルロックしている

あまりの引きの強さに止めることを諦めてクラッチを切ってラインを出そうとする

しかしロッドが曲がりきっているからクラッチが切れない

とっさに川辺を走ってテンションを緩めクラッチを切ることに成功。

かなり強めのテンションでサミングするも魚は止まらずに走り続ける

20mほどラインを出されただろうか

スズキにこんなにラインを出されたのは初めてだ

このままだと下流にある橋脚の裏側に入られそうだったので

意を決してクラッチを入れる

曲がり込んだリプラウトがさらに曲がる

フルロックのはずのドラグがスプール3回転ほど滑りラインが出された…

何というパワー…

























……………

























リプラウトはそれでもまだまだ余裕だった（笑）

しかしかなりのラインテンションをかけてポンピングしているので

水中の何かにラインが触れたら一瞬でアウトだろう

今の立ち位置は水中に何が沈んでいんのか全く分からない

逆に全く何も無いのかもしれない（笑）

流木も怖かったけど一番怖いのは岸際の所々にある急激なブレイクだ

川石にラインが擦れたら一巻の終わり

それを知っているように、そいつはエラ洗いもせずにボトムに張り付いてなかなか浮いてこない

だから、ただひたすら息を止めてリールを巻いた！

そして最後のブレイクをかわして川辺にずり上げ

9年間使い続けているボガを顎に打つ



体高はあるけど太過ぎない体型

細長い顔に少し長い下顎

尾びれの付け根は肉付きが良くこれぞ清流鱸という貫禄だった。



掛かりどころが引きを強烈にさせたようだが

それにしてもすごい引きだった。

サイズは70cm半ばというところだが

今年からほぼベイトタックルオンリーの釣りにスタイルが変化しつつある中で

自分の積み重ねてきた経験が結果に繋がった価値ある1匹。

アドレナリン大放出

この時、午前6時頃。

この日はお昼から実家に帰って午後から家族対抗のパターゴルフ大会をしなければいけない！

ほぼ24時間寝ていない俺にとってこのまま不眠でのパターゴルフ大会はキツすぎる！

ポイントから自宅までは1時間弱

自宅から実家までは高速で1時間半。

予定では6時に釣りをやめれば自宅で4時間は寝れる

しかし、この状況…

時間延長だ（笑）

写真を撮ったりなんだりしてポイントが休まったはずなので再度同じコースへ

さすがにあれだけのファイトの後だから

場荒れして出ないだろうと思ったけど

1投目から50cmクラスが誤爆！笑

2投目でキャッチ



さすがにガクッとサイズが落ちたのでこれにて終了。

結局1時間遅れて帰宅し、3時間寝てから実家へ

そしてパターゴルフ大会！

マイナス8打で優勝！

経験が結果に…笑



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TATULA HLC8.1L
PE #2.0＋ナイロン22lb
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