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リールを育てる。

  • ジャンル:日記/一般

特にスピニングリールの話です。


リーリング感度、巻き感度。


呼び方は色々ありますがリールを巻いた時の感度についてです。


俺はコッテコテのダイワ派なので他社のリールは違うかも知れません。


スズキ釣り用のリールは

10セルテート2500R

13セルテート3012H

14モアザン3012H

19セルテート4000CXH

と使ってきました。


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19セルテートは同じものを2台持っています。


新品のリールは一見、巻き心地がヌルヌルでシルキーです。


が、常識ではありますが新品のリールはグリスが過多で巻きが思いです。


スズキ釣りにそこまでしなくてもと思うかもしれませんが、俺の19セルテートを巻いて貰えうとみんな「これ凄いね笑」と言います。


特にナイトゲームでミノーを巻き流す時や、ワーム、バイブを巻き流す釣りで使いやすさに差が出ると思います。


俺の2台のセルテート、リールを空回しした時の巻き重りが全く違います。


1台目は2019年の発売当初に買いました。


2台目は2021年にサブとして買って今年から使い始めています。


1台目の19セルテートは巻いた感じがスッカスカです。ハンドルを空回しするとスッカスカのカッスカスです。


多少のザラ感(ザラザラと言うよりはカスカス)はありますがこれが肝です。


ヌルヌルだとせっかくの感度が落ちてしまいます(自分的には)。


俺は多少ザラ感があってもこの巻いた時の軽さを最重要視します。


さて、どのようにリールを育てていくかですが、まず購入時です。


欲しいリールがあったら近くの釣具屋さん、そして各釣具屋さんの在庫を全て回して確かめます。


何台か確かめていると「不規則にゴロつく個体

」と「常に僅かなザラ感がある個体」に分かれると思います。


そして、それぞれ巻きが重い、軽いがあります。


何台か欲しい番手の在庫があるなら、俺はその中でも「常にザラ感がある、巻きが軽い個体」を選ぶようにしています。


理由はほとんど何となくですが、使っているうちに馴染んで気にならなくなることが多いように思うからです。


次にギアのクリアランスです。


ローターを押さえてハンドルを前後に動かしてみてください。


若干のガタつきがあります。


ピニオンギアとメインギアの遊びです。


ガタつきが大きい、小さいがあると思いますが小さい方を選んでおけば間違いないです。


あと選ぶ時のコツとして、展示品が悪いとは限りません。


これはロッドもそうですが、展示してあって他の人が触ったのを避けて他の在庫品を選ぶ方もいると思いますが、俺は展示品でも良さそうな個体なら迷わず買います。


リールを買ったら後はひたすら使うだけです。


巻くことによって余分なグリスがだんだん無くなってきて巻きが軽くなってきます。


使い込めば使い込むほどリールが育ってきます。


2019年に買った方のセルテートは一度もオーバーホールに出していません。


毎年6月〜7月に20日連続釣行みたいになっていますが内部は完全ノーメンテです。


が、他の人に巻いてもらうとみんなびっくり仰天の巻き心地の良さになっています。


正直、海で使った後もろくに洗ってないです。


やはり過度な水洗いは内部に塩分を押し込んでしまうので初期性能を維持させると言う意味ではタイミングが重要なんだと思います。


1オンスクラスのバイブがメインルアーになるような方は別だと思いますが、20g程度の巻き抵抗が重すぎないルアーがメインだったら使い込めば使い込むほどリールが育って仕上がってきます。


イメージはグリスが乾いてパサパサになっていくような感じ(笑)


このヌルヌルより、サラサラ、カスカスが好きなのわかってくれる人いますかねー?笑


エリアトーナメントの世界では新品のリールを買った瞬間にチューニングメーカーに出して、ベアリングのグリスレス化、ギアへの低粘度グリス極薄塗布、ギアのコーティング、インフィニットストッパーの玉抜き、クリアランス調整などを1万円単位で依頼する方も多くいます。


22イグジストを買ったと同時に分解洗浄してフルチューンなんて事が日常的に行われています。


巻きを軽くしてルアーからの抵抗をより感じやすくするためです。


スズキ釣りではメーカー純正仕様で頑張って使い込んで巻きを軽くする育て方が耐久性面でもいいかと思います。


1台目のセルテートは未だにオーバーホールに出す必要性は感じませんが、出したら思いっきり巻きが重くなってしまうんじゃないかとビクビクしています

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