だいぶ追い込まれている。
肉体的な修行の後は、精神的な修行。
居たくもない場所にいなくてならないのは
最大のストレスだと何かの本に書いてあった。
俺はインドに居たくない。
精神崩壊するか、悟りをひらく日は近い。
天竺はインドだよ!
きっと今の俺のように
ブッタも相当追い込まれたのだろう。
そして、開き直りという最大の武器を使って
果ては「さとります♪」By ドラマSPEC
とか言いながら
悟りの境地へたどり着いたに違いない。
あのブッタが俺と同じSPECファンだったのは
意外な事実ではあった。
大仏フェイスで「SPEC」を見ている姿を
想像したら心が和みました。
※最後の映画が今から楽しみ♪
よし!俺もやってみよう「さとります♪」
さて、暇人の遊びは哲学だ。
昔から、暇な時間に思いを巡らすのが好きだった。
学校の授業も殆どまともに聞いた覚えがない。
思想を巡らす大切な時間だった。
実はこれ、結構疲れることで帰る頃には
ぐったり疲れている。
頭を働かすことは、実は重労働だ。
おそらく考えがおやじくさいと言われるのは
このせいだと思われる。
さて、なぜインドがこんなにクソなのか
日本の豊かさと、そこに隠れる問題。
考える時間はたっぷりある。
今、必要で勉強している心理学。
そこから、色々と繋げてみる。
しっくりきたのはマズローのピラミッドだ。
インドでは、この低次欲求が満たされていないのだ。
生理的満足、安全の確保、まるでない。
※よく御存じのとおり(泣)
ここを満して、ようやく感情の世界へ到達する。
逆に言えばここを満たす前は人間と動物はさして変わらない。
愛情を意味のないものと感じるそうだ。
中間層で、一日働いて100ルピー(200円に満たない)
その殆どが食べること、生活に消えるそうだ。
彼らだけが悪いわけでは無い。
今年の冬は寒かったから、沢山の死人が出るだろうと
現地メンバーが言っていた。
納得のいく話だ、この時期、気温は0度に迫る。
その夜に、まともな防寒を出来ていない人が
ボロ布を体に巻きつけて、凍えながら
たき火の火を頼りに夜を越そうとしているのだ。
こんな光景を10m間にいくつも見かける。
まだ、この光景を見慣れることが出来ない。
自分の子供と同い年くらいの物乞いの姿と同じく
結構こたえる光景。
インドの平均寿命は50歳ちょっと。
恐ろしく短い。自分は半分を過ぎた計算になる。
それでも、人口の減らない不思議な国。
少なくとも、みんな生きる事に必死なのは間違いない。
そして、日本。
こちらは、生まれながらに
生理欲求と安全を満たしてくれる国だ。
とても豊かだが、生まれながらに人間らしさ
自分の存在の意味を求められる、押し付けられる
国ともいえる。
交通事故死より、自殺死者の多い国、日本。
周りを見渡せば、幸せがごろごろ転がっている。
愛されないこと、自分の存在を認められないこと
それが、人間として最低だと言われるような気がする
認められるために、自分の意志と反して働きすぎてみたり
そんな、違った意味の厳しさが日本にはあるような気がする。
環境が悪かったり、上手く人と付き合えないと
この国は地獄なのかも知れない。
これだって、見ていられない光景。
自分は今ところ上手くやっているが
いつ転がるかなんて、わかりはしない。
※これをあとで自分で読んでみて、結構きてたなと思う日がまた楽しみ。
なぜなら、そう思うのは日本にいる時だからね♪
最新のコメント