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邪道“神”兵器

  • ジャンル:釣り具インプレ

世の中にこれだけ数多あるルアーの中で、自分が心から信頼をおけるルアーはいくつあるだろうか・・・。


ここぞという場面、震える手でタックルケースから取り出すそれは、投げるのを臆する程に絶対的信頼度を誇り、また必ず喜びや興奮を運んで来てくれる。



昨夜、そんなルアーがここにまた一つ誕生した。





『ERDA86』


 


そう。今夏、邪道より発売予定の新兵器である。


初めにこれだけは言っておこう。
いくら私、TOMMYが邪道GUY’Sに属しているからと言って、過大評価をするつもりは毛頭なく、いちユーザーとしてフィールドに立ったつもりだ。

なぜならインプレをするに当たり、悪い所や問題点を浮き彫りにし、それを細かくユーザーにも伝える事で自らを追い込み、より良いモノに変えていける筈。

そう思っていたから。

邪道は今までもこれからも、一切の妥協を許さない。


それは、他のメーカーとのラインナップ数を見ていただいても一目瞭然であろう。


作らないんじゃない。

作れないのだ。






5月27日、PM9:00(干潮)より三重県を流れる某小河川に入った。

当初はここ数日続く雨の影響が如何程のものか、下見だけのつもりだったのだが、意外にもさほど増水も見受けられず、水質もササ濁りと申し分ない状況。

実は私はこの日、仕事で大阪(泉大津)まで行っており、前日から車にタックルを忍ばせていた。
午前中にさくさくっと仕事を終わらせ、夕方の積み込みまでの空いた時間を利用し、ERDAのスイミングテストを兼ねた実釣を行なったのである。

しかし開始から15分もしない内に大雨に見舞われ、撤収を余儀なくされたのだが、泳ぎをチェックするには十分であった。



その大阪からの帰りの道中だったので、さすがにウェーダーはなし。
作業着にカッパ、ライジャケを羽織り、仕事靴のまま、完全陸っぱりスタイルで川縁に降りた。




まずは地形を探りがてら、ミニヨレをややアップクロス気味に流心へキャストし、ドリフトさせてしっかりと水流を受けてから、スローリトリーブ・・・。



数投目。


ゴゴゴッ!


「ほらいた!」

思わず声が出た。
しかしエラ洗い一撃であえなくフックアウト。

この狭いポイントでのバラシは痛い・・・。
嫁への“遅宅電話”をしながらの、緩慢なやり取りの報いだったのだろう。


その後はやはり、表層、ボトムまで散々探るもまるで反応なし。



ここで、満を持してERDAを装着する。


根掛かる場所もなかった為、思い切って入魂の一投。


全くブレのない綺麗な飛行姿勢から抜群の飛距離が出る。



そのまま対岸付近の弛みにダウンクロスに着水させ、扇状に探っていく。


まず驚いたのは、流れの中での立ち上がりの良さ、そしてしっかりと水流を噛んで泳ぐその動き。
イレギュラーに頭を左右に振りながら、キビキビとウォブンロールを繰り返し、まるでジョイントルアーの様な魅惑のテールシェイクを魅せるのだ!


「こいつはすげぇ・・・」


この動きに一投目からド派手なバイトをしてきたのは、何とアナコンダの様な柄を模したカムルチーこと、60cmの雷魚!




ボラのスレかと思う程の超暴力的ファイトで、一瞬、ERDAの無事を心から祈った。


と言う事で耐久性も◎(笑)。



今度は同じ様にダウンでキャストした後、素早くラインスラックを取ってから、細かいトゥイッチを数回入れ、一瞬止めてスローフォールで食わせの間を作ってやる。



と、ここでバイトが出る。


スローシンキングであるERDAのフォール姿勢はシンキングペンシルのそれに限りなく近い。
よって、平行に近いそのままの姿勢でのフォール。
流れを受けてゆっくりとフォールで送り出し、また数回トゥイッチを入れて、流れに押される稚アユなどのベイトを演出してやるというわけ。









そのパターンがハマり、何とものの40分で5本(38cm~45cm)のシーバスを出す事が出来た。

あの、『ミニヨレで散々叩いた後なのに・・・』である。




本当はここまでで昨夜の内にログをUPしようと思っていたのだが、前日の興奮が冷めやらず、昨夜未明より今朝まで出撃。
更に水、濁りの増した同場所にて、数こそ出なかったものの、前日とはうって変わった厳しい状況下の中でも、2本のシーバス(47、58cm)を釣れて来てくれた。






ERDA一本で今月のリミット達成。(笑)

キーアイテム用意しておけばよかった・・・。







これがERDAの片鱗・・・。



しかしこれはほんの序章に過ぎない。

まだまだ引き出せていない、そのポテンシャルは魅惑の未知数。



間違いなく今夏・・・いや、これから先の新しい『神兵器』となるであろう。







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