プロフィール
TOMMY
和歌山県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:22
- 昨日のアクセス:31
- 総アクセス数:328011
QRコード
▼ 目標達成
- ジャンル:釣行記
磯ヒラゲームを本格的に始めて早6年・・・。
これまで70cm台のヒラスズキには何度か出会えたものの、80cmを超える“ランカーサイズ”と呼ばれるサイズにはことごとくやられまくった。
ラインを切られたり、ルアーを外されたり・・・。
姿は見えずとも、そのファイトから容易にそれだと想像出来る強い引き。
そしてこれは個人的な感じ方だが、奴らランカークラスのアタリはそれまでのサイズと明らかに違い、鈍く、そして重い。
「ゴゴン!」とか、「ガツン!」ではなく、
『ドスッ・・・』とリールを巻く手が一瞬止まる様な・・・そんな感覚。
そんな感覚が久し振りに手元に伝わったのは、2016年4月19日の事だった。
仕事を終えた帰りの道中。
眼下に見えるホームの海は、前日の大しけ模様から随分と落ち着きを取り戻していた。
一般的によく言われるヒラスズキを狙う好条件である、
“一面サラシに覆われる様な荒れた天候時”
より、TOMMYはこの様な少し落ち着いた日の方が魚に出会える確率が高い様に思う。
経験上、爆風でラインコントロールが思う様にできなかったり、高波に常に気を配らなければならない様な過酷な状況下よりも、狙ったピンやコースを一発で通す方が確実に魚からのコンタクトを得られたからだ。
急いで家に帰って準備を済ませ、車で10分先のポイントまで走った。
小雨がパラつく中、時より入る波のセットを確認しつつ、ウエットスーツに身を包む。
愛竿のBrack Arrow 126MHにステラ4000XGを装着。
メインラインはPE2号にリーダーをフロロの40lb。
そいつにこれまで一番実績のあるJa-do NI-SAN(オーロラ)を結んだ。
辺りはすっかり陽が落ちて、かろうじて空に青が残るベストタイドの夕マズメ。
磯際に立ち、興奮に震えながら波のセットを待つ。
一発・・・
二発・・・
(よし!このタイミングだ!)
三発目の波が崩れる沖のシモリ付近にルアーを投げ入れ、糸フケを素早く取ってカレントの効いているピンまでハンドルを巻く。
ニーサンはこの時の立ち上がりの早さとバタつかない泳ぎが秀逸。
そのまま流れを掴んだら、違和感を与えない様にロッドをゆっくりと引いて波と同調させながら泳がせてやる。
ドスッ・・・
根掛かりの様に止まるルアー・・・
瞬時にロッドを起こすとドラグが鳴った!
エラ洗いをせずに一気に下へ突っ込むこの重量感のあるファイト!
(マジか!一投目だぜ!)
磯の位置、シモリの場所、これまで何度も通って地形は把握していた。
昨年の秋にやられたシモリをかわし、立ち位置の右手の磯場からずり上げるイメージすらも出来ていた。
更に追い合わせをくれてやる事三回。
これで完璧だ!
が、
魚はイメージしていた方とは真逆の方へと走ってしまった!
そして強烈なカレントに乗って、エラ洗いを数発!
尚も引き波の中を縦横無尽に暴れ回るヒラスズキ!
「ぬおぉぉぉぉ・・・やべぇぇぇ・・・」
辛うじて見えるラインが、一番行って欲しくない磯の裏側へと走って行く!
(切れる!切れる!切れちゃうぅぅ!)
慌てて隣の磯へと飛び移り、ラインが擦れない様に腕を伸ばした!
グングングン!
更にロッドが絞り込まれ、ティップが磯にカツン!と当たったまま思う様にリフトが出来ない!
「だ~っ!折れちゃう折れちゃう!」
強引にこちら側へと回し込み、磯を何度も飛びながら魚と流れの走りを止める。
取り込む場所を探しながら、そして魚の引きに耐えながら、一進一退の攻防をする事数分。
引き波に何度もバタバタされながらようやく右手に持ったオーシャングリップが魚の口を掴んだ。
「獲ったあぁぁぁぁ~」
タイドプールに魚を入れた後、安堵に包まれてその場に座り込んでしまったTOMMY。
足は震え、腕もパンパン。
計測の結果は80ジャスト。
なんとか念願のヒラスズキランカー捕獲と相成ったのでありました。
今回の釣行でわかった事・・・。
今のTOMMYにこれ以上のサイズは釣れません(笑)。
- 2016年4月21日
- コメント(9)
コメントを見る
fimoニュース
登録ライター
- ヤリエ:グリーブと万博
- 6 日前
- ichi-goさん
- 乗っ込み戦線異状アリ
- 10 日前
- rattleheadさん
- 私のシーバス(?)ロッドの偏…
- 20 日前
- ねこヒゲさん
- 3月の茨城の海流とカタクチに…
- 21 日前
- BlueTrainさん
- 雨後の秋らしさ
- 26 日前
- はしおさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 博多湾奥シーバスの開幕
- ともやなぎ
-
- ドちゃ濁りの木曽三川シーバス
- van
最新のコメント