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外国産

  • ジャンル:ペット

ついに我が家にもやって来た。


外国産カブトムシ。





しかもヘラクレスと並んで、世界最強と謳われる『コーカサスオオカブト』。

チビが欲しいとせがむので買ってやったまでだが、実はTOMMYもガキの頃から憧れていたカブトだけに、嫁の説得には二人して本気で挑んだ(笑)。


二人で食い入る様に見惚れるピカピカのカブトムシ。




かっけー。


宝の木にとまらせて写真を撮ってみると、まったく物怖じせず、大胆にもこちらに威嚇をかましてきやがった。





やんのかコノヤロー(笑)。



そこへ同じ様に「海斗」もやって来て、あ~う~と指を指して興奮している。

流石は我が息子、一歳半にして既にわかっていやがる(笑)。





1999年に輸入が解禁され、今やどこのペットショップでも普通に見掛ける様になった、デカくて、強くて、たしかにカッコいい外国産カブトムシやクワガタムシ。

年間100万匹の、こうしたカブトムシやクワガタムシが、東南アジアや南米などからここ日本にやって来るのだそうだ。



でも大丈夫なのか?これ・・・。


過去にも、アカミミミシシッピガメ(ミドリガメ)やブラックバス、アメリカザリガニ、テラピア、ブルーギルにヌートリアなどなど・・・。

挙げたら切りがないが、最初はペットや食用の為に日本へ輸入されたこうした外来生物達は、今や近所の水辺や畑などでも簡単に見つける事が出来てしまう。


我が物顔でハバを効かせる外来生物達。


タナゴやクサガメ、イシガメなどの日本固有種を見つける方が至難という有様。


こうして考えると、いつかTOMMYの“秘密のクヌギ”の木でも、コーカサスやギラファなんかが採れてしまうんじゃねーのか?


そんな、ガキの頃に見た“無邪気な夢”が恐ろしくも現実になってしまうのは、そう遠い未来ではないのではなかろうかと懸念してやまない。


もしかしたら、既にどこかの里山では、ヘラクレスやアトラスなんかが蜜に群がっていたりするのかもしれない・・・。


実際いたらビビるぜ、マジで。


好戦的でカッコいいミヤマや、ノコギリ、ヒラタ。
TOMMYも大切に育てている、ナリはデカイくせに臆病で、普段殆ど姿を見せないオオクワガタ。




そして、長い間、昆虫の王様として「ジャパンチャンピオン」に君臨している、子供達のヒーロー、カブトムシ。




どの、日本固有種も、到底外国産マッスルビートル達には勝ち目がありません。




いつか住処を追いやられ、数が減ってしまったり、ハイブリッドな種が出来てしまうのかと思うと、本当に恐ろしい。


昨今では、釣りの対象として人気のブラックバスをはじめ、先に挙げた外来生物達は、既に駆除の対象になってしまっているものもある。



そんな事になったら、子供達だけでなく、生き物達も、そして大人になったかつての少年達も悲しいじゃねぇですかい。


やっぱり、自然の生態系はどんな事があっても人間が勝手にいじっちゃダメだと思うのですよ。


特にこうした“金の成る木”は顕著にそれが表れる。


今更な話ではありますが、
いずれ、後悔する時がきっとやって来る・・・。



そうならない為にも、『カッコいい』『大きい』『強い』だけでなく、最後まで責任を持って大切に育てる事、そして命の尊さや、更にはこうした大事な背景があるのだと言う事を、少しずつしっかりと、子供達に教えていきたいと固く思うのです。



今年もオオクワガタ穫りに行くだろうけど、
やだなぁ・・・こんな威嚇するヤツがいたら。





だから、やんのかコノヤロー!(笑)







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