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▼ 落鮎昇天
- ジャンル:釣行記
先週半ばの事、FACEBOOKを通じてTOMMYの元に一通のメッセージが届いた。
『TOMMYさんご無沙汰しております!今週末にシーバスの大会をやるので、もしお時間が許すのであれば是非ご参加下さいませ!』
と。
送り主は豊橋のコアな釣具屋、『S.O.L』の店主であり、ソル友でもある「なり」さんからだった。
過去にも何度かご一緒させていただいた熱き男、なりさん。
そのなりさんからのお誘い。
ワケあって、普段あまり大会等には参戦する事がなくなったTOMMY。
この際、めんどくせーからだと言う理由はおいといて(笑)、せっかくのお誘い受けてみよーじゃねーかと。
受けるからには盛り上げてやろーじゃねーかと。
やるからにはとことんやってやろうじゃねーかと。
相成りまして、久し振りに釣魂に火が点いたのでありました。
そして迎えた11月15日、PM11:30。
大会スタートまで残り30分。
携帯を開き、キーナンバー、キーアイテムの発表を心待ちにしながら既にTOMMYは河川にいた。
誰もいない河川。
一週間前は急激な水温低下の為、魚のアタリすら得られなかったここホーム河川。
(やはり釣れていないのか・・・。)
一抹の不安がよぎる。
実は海に行くべきか、はたまた別の河川に行こうか相当悩んだのだが、時は本格的な落鮎シーズン真っ只中。
産卵を控えた個体は必ず舞い戻って来ているだろうと踏み、ここを選んだ。
久し振りに入るポイント。
まずは、流れ、水位、ヨレ、ベイトの有無、味(笑)。
五感を最大限に活用し、六感を頼りに魚の着く場所を探す。
潮位は干潮間際。
前日に少々の雨が降ったとはいえ、水位はかなり低い。
闇より色濃く映る流れの水面を凝視すると、その流れとは明らかに違うヨレ。
ベイトは・・・いる。
(とすれば、魚が着くのはあそことあそこか・・・。)
完全にスイッチの入ったTOMMYの目には、魚の着く場所が見えていた。
後は何で食わすかだ。
アリナミンVをカッと呑み干し、静かにタックルボックスを開く。
ERDA、ニーサン、ミニヨレ、アイルマグ・・・etc
ここまで数々の魚を釣って来た百戦錬磨のルアー達に混ざり、一際目を引くデカいルアー。
「チカボッカ140」
普段はまず使う事のないルアー。
出発前、次男「海斗」にどのルアーが釣れるかな?と聞いた所、迷わずコイツを指差した。
「これ!? パパこのルアーで釣った事ないよ?」
『ちゅれるよ』
パパは迷わずチカボッカを装着した。
PM11:55。
キーナンバーとキーアイテムが発表された。
「1089」
「タックルボックス」
(ハハ・・・イレパクなんて、なりさんらしいや。)
ライジャケのポケットから用意しておいた紙とペンを取り出し、川縁で記入。
つい今しがた顔を出したばかりの、まだ乾いていない岩にそのままfimoメジャーを開いて準備万端。
いよいよだ。
狙う賞はただ一つ。
「ファーストヒット賞」(笑)。
誰よりも早く釣り、誰よりも早く送信する。
大会本部のある、ここよりもずっと東の方では前日まで好釣果に恵まれていたと聞いた。
ならばこの大会、TOMMYの見せ場があるとすればココしかねぇ(笑)。
腰の辺りまで歩を進め、風と流れを計算し、ルアーを送れる最善の場所を微調整。
過去に何度も訪れている同ポイント。
しかしふと気付けば、今まで入った事のない立ち位置にいた。
AM0:00、スタートフィッシング。
(行け!チカボッカ!40UPを釣れて来い!)
強い流れの上流にフルキャストし、ラインスラッグを取りながらゆっくりとリトリーブ。
グーッと流れを掴んだ所で、ロッドワークでルアーをお目当ての箇所に送り込む・・・
「ドスッ!」
マジか!
やっぱりいたな!コノヤロー!
ジーッ!
流れに乗って、強烈な引きを魅せる40・・・UP!?
否!
コイツは40クラスの引きじゃねぇ!
新しい翼を授かった天使が、ヤツの走りを止める!
(よっしゃ!今回は信用しなきゃあなぁ!)
頭をこちらに向け、オープンエリアに引き摺り出す。
何度か突っ込まれはしたが、チカボッカのトリプルフックががっちりと捕まえていた。
上がって来たのは、67cmのナイスサイズ!
いきなりの良型に心踊ったが、こうしちゃいられねぇ!
ダバダバと水から上がり、撮影、送信完了!
慌てて携帯から送った、最初の写真がこちら(笑)。
ひでぇ。
そんなこんなで、見事「ファーストヒット賞」を手に入れる事ができたのでありました!
あの食い方、完全に落鮎パターンだな。
その後、ジョインテッドクローで流れの中を探り、63cmを追加した所で、仕事の為にロッドオフ。
翌土曜日。
仕事を終えて、ダッシュで昨夜と同じポイントへ。
すると3人、また2人と、既に岸に帰って来るアングラーの姿。
後のお二人に状況を伺おうと挨拶をすると、
「TOMMYさんじゃないですか!」と。
ソル友の「魚人」君だった。
腰にはストリンガー、もちろん魚を手にしていた。
お連れの方も二本。
状況を聞くと、
「悪くはないっすけど、小さいのばっかっすね。」
どうやら見切りを付けて、場所を移動するらしい。
しばらく談笑し、互い互いに別れた。
この男もまた、いつか共に竿を振りたい、最高なヤツなのである。
ポイントにはまだ一人竿を振っている方がみえたが、上流へと移動されていたのでTOMMYは邪魔にならない様、下流へと入る事にした。
ロッドにはチカボッカ。
バカの一つ覚えである。
しかし、この日もこれが“またまたせ~かぁ~い”(笑)。
まず54cm。
続けて64cmも釣る事が出来た。
そして最後にERDAでバイトを得たが、乗せられず。
コイツを獲っていれば、実は密かに狙っていた「最多捕獲賞」も獲れていたのに・・・。
完全に干潮を迎えた所で終了とした。
結果、67cm、64cm、63cm、54cmをウェイイン。
最後にデカいのを求めてランガンしようかなとも思ったが、二日間の完徹、きっと冴えない頭では魚は見付けられない。
こうして、TOMMYの大会は終了したのであります。
翌日曜日。
ショボショボの目で参加した、長男の父兄参観。
その最中届いた一通のメール。
主催のなりさんからだった。
『おめでとうございます!!TOMMYさん、2位&ファーストヒット賞です!!』
は?マジ!?
というワケで遅ればせながら、ギンギンに豊橋へと車を飛ばし、賞品をかっさらってまいりました(笑)。
子供達が遊ぶ太平洋の大海原の前で、一人だけの授与式(笑)。
2位の賞品は何と!
『S.O.L オリジナルロッド製作権』!!
色々と凄そうな説明をしていただいたのだが、おバカなTOMMYにはちんぷんかんぷん(笑)。
とにかく、何やら最高な作りの10ftレギュラーブランクスに、グリップからスレッドの色に至るまで、自分好みの一本に仕上げてくれるみたいです。
しかもネーム入り!
やべーだろこれは。
また天使がヘソ曲げちゃうかも・・・(笑)。
二ヶ月後が今から楽しみで仕方ありません。
いや~それにしても嬉しかった。
参加されたアングラーの皆さん、大会関係者及び主催者のなりさん!
34時間の長丁場、本当にお疲れ様でした。
そして、心の底からありがとう。
来年はステラ、頂きます(笑)。
http://www.tees.ne.jp/~s-o-l/
- 2013年11月23日
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