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▼ 夢望乃浜

  • ジャンル:釣行記
吐く息白く、目に映るようになった今日この頃。寒さは冬に向けてどんどんと増すばかり…。

しかーし！

私の釣魂は凍えません…いやむしろ燃えたぎっております！(笑)


昨日は待ちに待った休み！
凄腕リミットもそろそろしておきたい所だったのですが、最近まで好調だった河川も終盤を向かえていたのと、書かせてもらっているつりニュースの記事も二週連続で河川ネタでしたからね。
そろそろ違うネタが欲しい…。

ってな訳で今回向かう先に選んだのは、愛知県渥美半島に位置する伊良湖地区。

太平洋遠州灘に面したこの地域は、毎年この時期になるとカタクチイワシ等のベイトが大量に接岸する為、それらに付いたワラサやハマチがショアから狙える素晴らしいフィールドなのです。

もちろん中にはシーバスの良型も混じります。

あわよくば、青物とリミットの両方が叶うかもウヒヒヒヒ～と。

今回狙うタイミングは、下げと朝マヅメが重なる五時から七時までの二時間と言った所。


仕事を零時に終え『眠眠打破』の力を借りて高速をひたすらかっ飛ばす。

ハッチにはサーフ用のモアザンブランジーノ109ML、そして横にはサーフボードとウェットスーツ…。

何故ならベイトが接岸していなければ、ただの伊良湖水道冬景色…。
即座に波乗りに変更になる訳です(笑)。


現着は三時。いくつかのポイントを下見し、その日の有望ポイントを決める。
これは波乗りをする時と一緒。

波向き、風、カレント、そして波の立つブレイク。それさえわかっていれば、暗闇であっても目を凝らせばおおよそのポイントは絞れる。


サーファー万歳(笑)。



早速タックルを準備していると、ワラワラとローカルアングラー達がやって来た。

やはりポイント選択に狂いなし！


挨拶を交わし話しを聞くと、最近はこの辺りが一番有望だとか。


アングラー万歳(笑)。



しばらく海を眺めて黄昏、空が濃紺がかった頃実釣開始。


まずはヨレヨレ(イワシカラー)で広く探る。

既にサーフには30人程が並んで竿を振っていた。


しばらくすると、遙か前方に鳥山襲来！
あの下には間違いなく何かがいる！

更にたぎる釣魂！

すぐさまフルキャスト！



が、届かず！


ならばと邪道テストジグを装着！


タラシを長く取り、渾身のプレゼン！


風切り音と共に鳥山めがけてぶっ飛ぶ、覇気を纏ったジグ！



『いけーっ!!!!』






届かず…。




なんの！

届かずとも、群からはぐれたベイトを狙って、手前にいる奴がいるんじゃあねぇのかい！？


ならばとシャクってシャックって誘いまくった！


届かず…。

奴等のスイッチにはまるで届かず！


結局、鳥山は一度も射程圏内に入る事なく消え、一人、また一人とアングラー達も消えて行ったのでありました…。



私？


しっかりサーフィンして来ましたが何か？(笑)



波待ちしながら竿を振れたらなぁ…。
鳥山も、沖のブレイクにも届くのに(笑)。
この場合の凄腕エントリーはオフショアになるのかな(笑)




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