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▼ 予想外の結末
それは根掛かりと間違うぐらい重量感のあるアタリだった。
反射的にフッキングを入れる。
流芯の向こうには40センチほどの銀ピカの魚影が見える。
その魚はローリングをしながら必死に抵抗していた。
ファイトに時間は掛けない。
勝負は一瞬で終わらせる。
反転流に魚を誘導し、一気に寄せた。
まさに一瞬の出来事だったが、その瞬間はまるで時間が止まったかのように長く感じた。
銀ピカの魚体が眩しい。
びしょ濡れになりながら、夢中でシャッターを切った。
撮影を終えると、止まった時間が再び流れ出したような不思議な感覚に包まれた。
名残惜しかったが、優しくリリース。
その魚は余韻を残しながらゆっくりと深みへと去って行った。
まだまだその先には良いポイントが続くのだが、私はここでロッドオフにした。
クルマに戻り、撮ったばかりの画像データをチェックする。
すると、私はとある異変に気付いてしまう。
「あれ?」
「サツキマスにしてはヒレが黄色いな。」
「しかもパーマークが少し残っている…」
パーマーク???
これはアマゴだ。
サツキマスと信じて疑わなかったその魚は、40センチに迫るモンスター本流アマゴだった。
このサイズの本流アマゴは頭も賢く警戒心が非常に強い。狙って釣るのはかなり難しい。
ある意味、サツキマス以上に価値がある魚だと言えるだろう。
しかし、何故か私は複雑な心境になってしまった。
今度こそ届いたと思ったサツキマスは、またしても幻影のように消えて行ったのである。
※正確な計測はしていないが、自己ベストを更新する堂々たる体躯の本流アマゴだった。
- 2020年5月21日
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