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久保田剛之
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▼ ロッドSandWalker詳細
- ジャンル:日記/一般
- (フラットフィッシュゲーム, テンリュウ, シーバス)
そうでした!アップしようと下書きしててすっかり忘れていました(^^;)
アップがかなり遅れたけどこの春5月に発売に天龍から発売になるロッドPowerMaster Sandwalkerについて今日は書こうと思います。
もしよかったらお付き合いくださいませ。
■ Tenryu PowerMaster SandWalker ■
Tenryu PowerMaster Sandwalkerは
9ft10incのPMS9102S-ML と
10ft3incのPMS1032S-MLMの2機種になります。(以下910と103と書きます)
シーバスとフラットフィッシュゲームをメーンに作ったロッドですがサーフからのブリ位なら問題なくこなせると思います。
天龍のロッドの中ではハイエンドモデルではなく『出来るだけ多くの人に購入しやすい価格帯で』『天龍ロッドの素晴らしさを知ってもらう始めの1本に』をコンセプトとして開発を進めてきました。
最新の最高の素材を使って・・・
というわけではなく、ブランク、ガイド、グリップ、西陣織りカーボン、これらをスペックの上がり幅の大きい所、価格の低い素材を組み込んでもスペックの下がりが少ない所をよく吟味して、その分テストや調整に時間をかけて仕上げてきた甲斐あって価格含めて良いロッドに仕上がったと思います。
■ SWATとの違い ■
Sandwalkerシリーズの2機種の違いに触れる前にフィッシングショーでも質問の多かった現行のSWATシリーズとの違いについて書いていきます。
SWATシリーズは天龍がリリースするシーバスロッドの中ではハイエンドモデルになります。
天龍ロッドの代名詞でもある『曲がり』『溜め』『追従性』が素晴らしいの一言に尽きるシリーズ。
ロッドの性能をチャートグラフに表すとすると『飛距離』と『曲がり』というのは対極に位置する特徴と言えます。
『曲がり』を重視しているのでSWATシリーズは飛ばないのか?
というとそうではありません。より遠くに投げようと思った時は誰しも力が入ると思いますが、『曲がり』がその力を吸収するのでMAX飛距離の差が出にくくなります。
簡単に書くと普通に投げても力一杯投げても飛距離の差が少なく平均化される、って感じ。
ソルトルアー歴が長くなればなるほど魚の居場所が分かるようになるので『そんなに投げなくても釣れるよ』となります。これまで天龍がベテランや玄人の支持が特に多かった理由の一つだと思います。
曲がるロッドの方が肘や肩の負担が少ないので歳取ってから投げるのに楽なのもあるでしょう。
SandwalkerシリーズはSWATシリーズに比べてもう少し『飛距離』に振ってあります。
ここぞという時の『遠投性』バイトを弾きにくい『追従性』大型魚の急な突っ込みに耐える『溜め』寄せるための『パワー』、これらをバランス良くまとめたのがSandwalkerシリーズになります。
誤解されてる方もいたのでしっかりと書いておきますが、熊本で104cmのシーバスを取った動画で使用していたのはSWAT SW97ML というロッドでSandwalkerのプロトではありません。
この時にはまだメディアでの公開許可が降りてなかったのでSWATシリーズを使用していました。
Sandwalkerシリーズで似たようなシチュエーションのシーバスとのファイトは97cm8kgクラスがテスト期間中に取れた魚のMAXサイズでした。
もっとデカい魚でドヤ!ってやりたかったんですけどね(^^;)
■ こだわり所 ■
Sandwalkerシリーズの開発で特にこだわった所をいくつか。
○グリップ長。
9フィート以上のロッドになるとグリップの長さでそのロッドの評価も大きく変わります。
長い方がロングキャスト時に引き手を効かせ易いですが、長すぎると取り回しに不自由さを感じます。
短すぎると操作性はし易く感じますが、キャスト時には部分的な腕力に頼らざる得なかったり、持ち重りしたり。
まずブランクスを細かく決める前に設定したロッドレングスに対するグリップ長の理想を考えました。
右投げ左巻き派、右投げ右巻き派、ロンググリップ派、ショートグリップ派、それぞれの好みはありますが誰が使っても『外れていない』グリップ長になっていると思います。
ブランクスの調子を決定してからグリップ弄ると全然バランス変わっちゃいますからね。
グリップの長さを求めてからブランクスの調子を出していく方が開発工程の後戻りがなく効率が良いです。早めに全体像が完成すればその分、実釣テスト期間を長く持てますしね。
Sandwalkerシリーズは1年半同一ブランクスでのテストを行う事が出来ました。
○ 西陣織りカーボン
西陣織りの技法で編んでいるカーボンシートです。日本古来の伝統的な編み方で織られた着物が丈夫なようにカーボンシートも編み方によって強度が変わるようです。
しかし手間がかかる分値段は上がります。
シーバスロッドにはマグロロッドの様な素材強度は必要か? 少なくともSandwalkerの『多くの人に購入しやすい価格帯』からは外れます。
しかし『多くの人に天龍ロッドの素晴らしさを知ってもらう始めの1本』というコンセプトもあります。
大きくロッドが曲がった際に負荷がかかり易いジョイント部とグリップ部に部分的に西陣織りカーボンを使用しました。
グリップ部はデザイン的なオマケみたいなものですが、ジョイント部は通常のスレッド+コーティング材よりも裂けに対する強度は上がっています。
値段を抑えつつも効率の良い西陣織りカーボンの使用だと思います。
天龍×西陣織のマークがカッコイイ♪
■ 910と103の使い分け ■
『910と103どっちがいいかな?』という質問を沢山頂きました。
どちらのモデルもリバー&サーフのシーバス、フラットフィッシュをメーンで作ったので12cmクラスのミノーから40gのジグやワームまでキャストし易いようになっています。
目安としては
リバーシーバスも積極的にやるよ!って人はPMS9102MLをオススメします。
川で多様する9cmクラスのミノーもきっちりキャスト出来ます。
サーフから青物もよく狙う!って人はPMS1032MLMをオススメ。50gまで適応ルアーウェイトにしています。
MLMとありますが910と比べるとMLMという表記がしっくりくるのでそうしてますが、同じレングスのロッドで他社さんと比べるとMLといった調子ではないかと思います。
■ 予約開始 ■
既に販売店の方では予約開始している店舗もあります。 天龍の当初の予想を遥かに超える数の問い合わせとお店からの注文数を頂いているようです。
増産体制を取っていますが、発売後すぐに手にしたいという方は早めに予約した方が良いようです。
各部の細かい詳細を知りたい方は天龍ホームページも是非ご覧になってください。
久々に絵文字も使わずに真面目に書いたから疲れたぁ(´Д` ) (笑)
*****イベントのお知らせ*****
4月21日に上州屋戸塚原宿店でイベントを行います。
カゲロウ124Fのオリカラも発売するので是非♪
******今月の掲載誌*****
絶賛発売中です。
アップがかなり遅れたけどこの春5月に発売に天龍から発売になるロッドPowerMaster Sandwalkerについて今日は書こうと思います。
もしよかったらお付き合いくださいませ。
■ Tenryu PowerMaster SandWalker ■
Tenryu PowerMaster Sandwalkerは
9ft10incのPMS9102S-ML と
10ft3incのPMS1032S-MLMの2機種になります。(以下910と103と書きます)
シーバスとフラットフィッシュゲームをメーンに作ったロッドですがサーフからのブリ位なら問題なくこなせると思います。
天龍のロッドの中ではハイエンドモデルではなく『出来るだけ多くの人に購入しやすい価格帯で』『天龍ロッドの素晴らしさを知ってもらう始めの1本に』をコンセプトとして開発を進めてきました。
最新の最高の素材を使って・・・
というわけではなく、ブランク、ガイド、グリップ、西陣織りカーボン、これらをスペックの上がり幅の大きい所、価格の低い素材を組み込んでもスペックの下がりが少ない所をよく吟味して、その分テストや調整に時間をかけて仕上げてきた甲斐あって価格含めて良いロッドに仕上がったと思います。
■ SWATとの違い ■
Sandwalkerシリーズの2機種の違いに触れる前にフィッシングショーでも質問の多かった現行のSWATシリーズとの違いについて書いていきます。
SWATシリーズは天龍がリリースするシーバスロッドの中ではハイエンドモデルになります。
天龍ロッドの代名詞でもある『曲がり』『溜め』『追従性』が素晴らしいの一言に尽きるシリーズ。
ロッドの性能をチャートグラフに表すとすると『飛距離』と『曲がり』というのは対極に位置する特徴と言えます。
『曲がり』を重視しているのでSWATシリーズは飛ばないのか?
というとそうではありません。より遠くに投げようと思った時は誰しも力が入ると思いますが、『曲がり』がその力を吸収するのでMAX飛距離の差が出にくくなります。
簡単に書くと普通に投げても力一杯投げても飛距離の差が少なく平均化される、って感じ。
ソルトルアー歴が長くなればなるほど魚の居場所が分かるようになるので『そんなに投げなくても釣れるよ』となります。これまで天龍がベテランや玄人の支持が特に多かった理由の一つだと思います。
曲がるロッドの方が肘や肩の負担が少ないので歳取ってから投げるのに楽なのもあるでしょう。
SandwalkerシリーズはSWATシリーズに比べてもう少し『飛距離』に振ってあります。
ここぞという時の『遠投性』バイトを弾きにくい『追従性』大型魚の急な突っ込みに耐える『溜め』寄せるための『パワー』、これらをバランス良くまとめたのがSandwalkerシリーズになります。
誤解されてる方もいたのでしっかりと書いておきますが、熊本で104cmのシーバスを取った動画で使用していたのはSWAT SW97ML というロッドでSandwalkerのプロトではありません。
この時にはまだメディアでの公開許可が降りてなかったのでSWATシリーズを使用していました。
Sandwalkerシリーズで似たようなシチュエーションのシーバスとのファイトは97cm8kgクラスがテスト期間中に取れた魚のMAXサイズでした。
もっとデカい魚でドヤ!ってやりたかったんですけどね(^^;)
■ こだわり所 ■
Sandwalkerシリーズの開発で特にこだわった所をいくつか。
○グリップ長。
9フィート以上のロッドになるとグリップの長さでそのロッドの評価も大きく変わります。
長い方がロングキャスト時に引き手を効かせ易いですが、長すぎると取り回しに不自由さを感じます。
短すぎると操作性はし易く感じますが、キャスト時には部分的な腕力に頼らざる得なかったり、持ち重りしたり。
まずブランクスを細かく決める前に設定したロッドレングスに対するグリップ長の理想を考えました。
右投げ左巻き派、右投げ右巻き派、ロンググリップ派、ショートグリップ派、それぞれの好みはありますが誰が使っても『外れていない』グリップ長になっていると思います。
ブランクスの調子を決定してからグリップ弄ると全然バランス変わっちゃいますからね。
グリップの長さを求めてからブランクスの調子を出していく方が開発工程の後戻りがなく効率が良いです。早めに全体像が完成すればその分、実釣テスト期間を長く持てますしね。
Sandwalkerシリーズは1年半同一ブランクスでのテストを行う事が出来ました。
○ 西陣織りカーボン
西陣織りの技法で編んでいるカーボンシートです。日本古来の伝統的な編み方で織られた着物が丈夫なようにカーボンシートも編み方によって強度が変わるようです。
しかし手間がかかる分値段は上がります。
シーバスロッドにはマグロロッドの様な素材強度は必要か? 少なくともSandwalkerの『多くの人に購入しやすい価格帯』からは外れます。
しかし『多くの人に天龍ロッドの素晴らしさを知ってもらう始めの1本』というコンセプトもあります。
大きくロッドが曲がった際に負荷がかかり易いジョイント部とグリップ部に部分的に西陣織りカーボンを使用しました。
グリップ部はデザイン的なオマケみたいなものですが、ジョイント部は通常のスレッド+コーティング材よりも裂けに対する強度は上がっています。
値段を抑えつつも効率の良い西陣織りカーボンの使用だと思います。
天龍×西陣織のマークがカッコイイ♪
■ 910と103の使い分け ■
『910と103どっちがいいかな?』という質問を沢山頂きました。
どちらのモデルもリバー&サーフのシーバス、フラットフィッシュをメーンで作ったので12cmクラスのミノーから40gのジグやワームまでキャストし易いようになっています。
目安としては
リバーシーバスも積極的にやるよ!って人はPMS9102MLをオススメします。
川で多様する9cmクラスのミノーもきっちりキャスト出来ます。
サーフから青物もよく狙う!って人はPMS1032MLMをオススメ。50gまで適応ルアーウェイトにしています。
MLMとありますが910と比べるとMLMという表記がしっくりくるのでそうしてますが、同じレングスのロッドで他社さんと比べるとMLといった調子ではないかと思います。
■ 予約開始 ■
既に販売店の方では予約開始している店舗もあります。 天龍の当初の予想を遥かに超える数の問い合わせとお店からの注文数を頂いているようです。
増産体制を取っていますが、発売後すぐに手にしたいという方は早めに予約した方が良いようです。
各部の細かい詳細を知りたい方は天龍ホームページも是非ご覧になってください。
久々に絵文字も使わずに真面目に書いたから疲れたぁ(´Д` ) (笑)
*****イベントのお知らせ*****
4月21日に上州屋戸塚原宿店でイベントを行います。
カゲロウ124Fのオリカラも発売するので是非♪
******今月の掲載誌*****
絶賛発売中です。
- 2018年4月3日
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