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▼ 日本縦断釣行!~50日目 最果ての地~
- ジャンル:日記/一般
- (日本縦断釣行2012, 自転車旅)
午前4時30分。
お世話になった新さん宅を後にして出発。
今日はとんでもないハードスケジュール。
台風の影響がでる前に佐多岬を往復してフェリーに乗り、また鹿児島市内に戻ってこなければならない。
もし失敗すれば、台風が去るまで大隅半島に閉じ込められてしまう。
だが、やるしかない。
最南端を見ずには絶対に終われない。
たぶん、かなり辛くて長い一日になるだろう。
さて、出発。
まずは鴨池から垂水までフェリーに乗り、大隅半島に入る。
垂水からしばらくは平坦が多いので、ペースを上げて走っていく。
しかし、帰りのフェリーに乗る根占という場所を過ぎると道は山の中に入っていき、かなりアップダウンのキツい道になる。
しかも南の方から暗い雲が近づいてきている。
雲の流れ方はかなり早いので、折り返すころには追いつかれてしまうだろう。
だが、行くしかない。
しばらく走っていると、だんだん雨が降りだしてきた。
風もかなり吹いている。
しかしなんとか走りきり、佐多岬の入り口に着く。
ここから先は徒歩。
山道みたいな場所を、自転車で疲れた足を引き摺りながら進む。
そして、やっと辿り着いた。
今回の終着点。
宗谷岬より3700キロ。
長かった旅の終わり。
だが、感傷に浸っている場合ではない。
台風から逃げ切れなければ大変なことになる。
すぐに自転車へ向かい、来た道を引き返す。
しかし、無情にも雨雲はすでに追い付いていた。
シャワーのような豪雨。
即座に前が見えなくなる。
これはヤバイ。
上りはまだいいが、下りでスピードが出ているのに前が見えないのは自殺行為。
しかしブレーキをかけすぎれば箱根の二の舞になる。
かといってスピードを出そうにも、見えない上にタイヤが磨り減りすぎていて無理。
全身全霊で自転車をコントロールする。
叩きつける雨が痛い。
バケツで水をかけられたように濡れた服は、風を受けるたび体温を奪っていく。
辛い、苦しい。
だが、選んだのだ。
通学電車のイスに座り
授業で教室の席に座り
テレビをつけて家のソファーに座る
そんな毎日の時間を捨て、サドルに座ることを。
どちらが良いとは言わない。
そんなことはどうでもいい。
ただ、僕はサドルの上でないと生きていることを確かめられないんだろう。
そんな気がした。
雨は最後まで上がらなかったが、なんとか走りきった。
そしてフェリーに乗り込み、薩摩半島へ帰還。
輪行で鹿児島市内へと帰ることができた。
お世話になった新さん宅を後にして出発。
今日はとんでもないハードスケジュール。
台風の影響がでる前に佐多岬を往復してフェリーに乗り、また鹿児島市内に戻ってこなければならない。
もし失敗すれば、台風が去るまで大隅半島に閉じ込められてしまう。
だが、やるしかない。
最南端を見ずには絶対に終われない。
たぶん、かなり辛くて長い一日になるだろう。
さて、出発。
まずは鴨池から垂水までフェリーに乗り、大隅半島に入る。
垂水からしばらくは平坦が多いので、ペースを上げて走っていく。
しかし、帰りのフェリーに乗る根占という場所を過ぎると道は山の中に入っていき、かなりアップダウンのキツい道になる。
しかも南の方から暗い雲が近づいてきている。
雲の流れ方はかなり早いので、折り返すころには追いつかれてしまうだろう。
だが、行くしかない。
しばらく走っていると、だんだん雨が降りだしてきた。
風もかなり吹いている。
しかしなんとか走りきり、佐多岬の入り口に着く。
ここから先は徒歩。
山道みたいな場所を、自転車で疲れた足を引き摺りながら進む。
そして、やっと辿り着いた。
今回の終着点。
宗谷岬より3700キロ。
長かった旅の終わり。
だが、感傷に浸っている場合ではない。
台風から逃げ切れなければ大変なことになる。
すぐに自転車へ向かい、来た道を引き返す。
しかし、無情にも雨雲はすでに追い付いていた。
シャワーのような豪雨。
即座に前が見えなくなる。
これはヤバイ。
上りはまだいいが、下りでスピードが出ているのに前が見えないのは自殺行為。
しかしブレーキをかけすぎれば箱根の二の舞になる。
かといってスピードを出そうにも、見えない上にタイヤが磨り減りすぎていて無理。
全身全霊で自転車をコントロールする。
叩きつける雨が痛い。
バケツで水をかけられたように濡れた服は、風を受けるたび体温を奪っていく。
辛い、苦しい。
だが、選んだのだ。
通学電車のイスに座り
授業で教室の席に座り
テレビをつけて家のソファーに座る
そんな毎日の時間を捨て、サドルに座ることを。
どちらが良いとは言わない。
そんなことはどうでもいい。
ただ、僕はサドルの上でないと生きていることを確かめられないんだろう。
そんな気がした。
雨は最後まで上がらなかったが、なんとか走りきった。
そしてフェリーに乗り込み、薩摩半島へ帰還。
輪行で鹿児島市内へと帰ることができた。
- 2012年9月16日
- コメント(7)
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