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Epilogue 最果てに語る

さて、魚も釣れていないのにひたすら長い(笑)ログを読んで頂きありがとうございます。

え、何のことかって?

読まれていない方はこちらからどうぞ。

http://www.fimosw.com/u/ryusei/goxxupku4t5ebj

今一度警告しますが、魚も釣れてないのに長いです。笑


さてさて、本編にも書かせて頂きましたが、10年間の旅がようやく終わりを迎えました。

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​長かった、、、んだろうな。

いったい、この10年でどれだけの距離を漕いで、どれだけの風景を見て、そしてどれだけの人に出会ったことでしょう。

全ての旅を繋げて見てみれば、それはまるで長い夢を旅したような気分になってきます。

そういえば旅の中で読んだジョゼフ・キャンベルさんという神話学者の本の中で、こんな一節がありました。(要約)

「古来より若者は夢の世界を旅し、帰還して英雄となる。」

「儀式は神話を具現化し、体験するためのものであり、イニシエーションを経て人は世界に自身を介在させる。」


別に僕が英雄というわけではないのですが(笑)

平たく言ってしまえば、子供は子供なりの大冒険をして、成長して帰ってくる、ってことでしょう。

僕も、まさしくそうであったなと。

今ここの現実ではない、「ここではないどこか」に行きたくて、行くことができれば何かが見つかるような気がして、自転車に乗って走り出しました。

「成長して」帰ってきたかどうかについては、議論の余地がありますが。笑

そして大冒険はまた、儀式、イニシエーションでもあったのです。

キャンベルさんいわく、神話とは世界と人を繋ぐための物語です。

そうであるならば、大冒険とは僕にとっての神話であり、そこで駆け抜けた時間は自分と世界の繋がりを確認するための儀式だったのでしょう。

そんな風に考えると、旅を終える度に、一段、また一段と階段を上がるように僕は自分と世界の関わりを確かめていたのだなと、そうしみじみ思います。

そして今回は「卒業」の旅でした。

今までの旅が「求める」ものであったのならば、今回は「確認」といったところでしょうか。

何か新しいものを探しに出かけたというより、今までで得てきた物の見方で新しい世界を見に行った、というのが正しいかな。

今までの総仕上げだったわけです。






さて、4月から僕は社会人です。

やりたいことは、そりゃもう山盛りです。

でも、自転車釣旅をしたいかと言われると、そうでもありません。

僕の中での自転車釣旅の役割は、もうたぶん、完結したのでしょう。

だから昔に書いた、「The Great Fishing Journey」、世界一周自転車釣旅という夢は、当分の間はお休みです。

もしそれが必要になる日があるとすれば、きっとそれは自分が新しい神話を必要とする旅立ちの日になるのでしょう。








さてさて、随分と冗長な語りになってしまいましたが、これにてお仕舞です。

お付き合い頂きありがとうございました。

また、この10年間に出会ってきた全ての人に、支えてくれた全ての人に、きっかけをくれた全ての人に感謝します。

ありがとう!

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RUN THROUGH 2nd stage   END

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