今月のオフショア凄腕ターゲットはカサゴです！

急げ俺!
今はカサゴのレシピを求めている人が居るはずぢゃん！！
先日仲間との釣行で、そこそこ良い型のカサゴを仕入れた。

カサゴとヘン顔勝負勝敗の行方は?
そしてコチラはクールなブツ持ち

カサゴはカニだのエビだのいろんなものを食っていて、
腹が臭いので、破かないようにさっさと撤去しましょう！
お腹の内容物について、このとき同行した仲間が面白い書き込みをしています。
 

まずよ、
エラに手を突っ込んで開け、そこから包丁を入れます。


肛門まで一気に開きますが、


先の理由により、なるべく内臓を切らずに皮一枚を切るのがコツです。

んで、

てってー的に水洗い

ココまでは魚種、料理の種類を問わず同じです。

それからウロコを落とします。

腹を出す前にやると内蔵を外からモミモミしてしまい、
ロクなことがありません。
で、もう一度水洗いして下準備終わり!
 

ここで、明日以降に食べる分はお腹に紙をつめ、新聞で丸めて


『空気に触れない』ようにして冷蔵庫保管してください。
 

とりあえずはじめは3枚におろしますか!
刺身の下ごしらえいきます！



こんどはエラの上を背骨までザクっと切ります。

いったん包丁を抜いて、腹の中から包丁を挿すように切っていきます。
背骨から肋骨（？）を付け根の所で切り離すカンジ

そして、包丁のみねに背骨をコツコツ感じながら身を剥がします。

次ぎ、平らに置けないので、頭をおとして、、、、

反対側の面は裏返して背中側から包丁を入れて身を剥がしてください。

これで3枚おろしは完成しました。

サシミで食うには胸鰭ユニットや、肋骨（？）ユニットを取る必要があります。

なるべく身を残したいのでギリのラインを狙います。

でも、ここまでくると、こんなにも小さくなってしまいます。（宿命）

そして皮を引きます。
この皮、湯通しするとプリプリでウマウマですから捨ててはいけません！！

アラはいつものように出汁とりですが、

カサゴは出汁ガラもうまいので、崩さないように気をつけて、
あとで食いましょう!

始め熱湯を入れてちょっと沸騰させます。
灰汁が出ますので、汁を全部捨てて、なんならアラを水洗いして



こんどは酒と、水で、弱火でじっくり、沸騰させないように時間を掛けて出汁をとります。

さぁ！
美味しく食べるぞ!

・刺身

割と歯ごたえがしっかりした身なので、
カサゴを刺身で食べるならこんな風に薄造りが良いです。
ポン酢などが良くあいます。


家族に出す前に、
こんな風にこっそり幾つかの醤油を試して、その日のBESTを決めたりしています。
カミさんが、その違いを分かってくれるのはやりがいが有りますが、
小僧は気がついてるのがどうかさえ不明です（笑
つか、コレはやりすぎです（自覚）

・即席昆布締め

昆布締めが食べたいけど、用意してなかった
（前日に昆布に巻いておけばよいけどさー）
そんなことはしょっちゅう有りますな。
そんなときの即席テク！

コレ使います。
ジャスコの塩昆布（乾燥）
薄切りの刺身にてけとーにばらばらと振りかけて、
グリグリ混ぜます。
よくなじむようにラップで包んで（テルてるボウズ状態）にして30分
それを広げて盛り付けましょう


昆布もいっしょに食べます。
ここには湯がいた皮も盛りました。
これ、簡単でうまいですよ!

 

・蒸し焼きで隅々まで食おう!

超簡単、かっちょいい！
えー、なんかの時にネットで見つけて真似したレシピ
正式名忘れた。

ヒラ皿に千切りしたり、細かくして火を通り易くした野菜を盛ります。

キノコ、白菜、キャベツ、ニンジン、たまねぎ、、、テキトウ
写真では少なかったです。（大目が吉）
魚は、骨に当たるまで切れ込みを入れます（両面）

クレイジーソルト（なきゃ塩＋塩コショウ）をぶんぶん掛けます。
ええー！っていうくらい大目が正解です。

魚を乗せて、紹興酒（なきゃ適当に酒）をどバット掛けて、
ラップしてください。
（急に皿が換わっています。魚の大きさの目測を誤りました）

レンジでちん！
600Wだと、尺もので１０分くらいかなー！

ネギ乗せるぢゃん!

ごま油を煙が出るくらい熱々にしたやつを掛ける
ジュジュジュジュー！！！

取り皿ではポン酢などを掛けながら食う!
これは簡単だけど見栄えがして、しかも超うまいよー！！！

別魚の写真だけど、

こんな風にガーリックを乗せてもグーです！

皿に残る汁がタマランですぜ!
ぜひご飯に掛けるベシ！

あれ？
うちのカサゴ、もうなくなっちゃったんだけど、、、、
また釣りに行かねば!



【おしらせ】
今度ログを飛び出して、雑誌に登場します♪
●掲載媒体
「きょうの料理ビギナーズ」2011年3月号（税込み500円）

90ページあたりの「Bルーム」というコーナーの中の“食べ物マニアーズ”という連載で、釣魚料理マニアとして登場です。

●発売日は2月21日。
全国の書店やスーパーの雑誌コーナーなどに並びますので、どうぞよろしくお願いします！

みてねー♪