シャグのカラクリ

タバコ増税によって、割安感を謳ったシャグ煙草に人気が出てるらしい…が


騙されるな!

ここで、1本単価を計算してみましょう。

現在売ってるシャグ葉の主軸価格は、おおよそ50gで1000円強。
フィルターをセットした場合、使う量がおよそ0.7gだから、14円。
フィルターは100ヶ入で450円前後なので、4.5円。
ペーパーは葉に付属されてる事が多いが、確実に足りなくなるし、自分好みのにすると2円。
合計すると、20.5円。これを20本に換算すると410円。
両切りにしたら1g使うので、22円となり440円。

つまり・・・

増税後の煙草と変わらん!

手で巻く分、安くなると思ったら大間違い。

が、捨てる神あれば拾う神あり。

上で挙げた量を入れるのは、ローラーを使った場合に形が崩れなくするため。
手で巻けば、両切り換算で1本に0.5g程度入れて軽く巻くという手もある。
そうするとコストはどんどん下がるし、軽めが好きな方にはそちらがお勧め。
事実、上の量を入れると、吸いきるのに普通の煙草よりも遥かに時間が掛かるので、葉巻き的な吸い方が出来る。
それに、実際にはフィルターをセットした場合の葉の量は0.5~0.7gで移推するから、20本当たりで400円ちょいという感じ(まあ、それでも高いですな)。
 
しかし、「数口だけ吸いたい」って時、ありません?
昔なら惜しみなく消してたけど、流石に今のご時世じゃ辛い。

そこで活躍するのが、「クラッチペーパー」。
これ、市販品だと1枚3円位。
両切りに慣れて無い方は、ちょっとキツいと感じるかも知れませんが、20本あたり30円お得。
しかもこの紙、別に専用のは要らない。
目的は、葉を口に入れないのと吸い口が崩れないようにする為。
つまり、少し固めの紙ならなんでもOK・・・
という事で、そこらに転がってる適当な紙を使うと20本当たり60円お得。

さらにさらに、先程言った「吸いきるのに時間が掛かる」。
フィルターがレギュラーサイズでも、一般のキングサイズよりも吸う時間が掛かるので、その分を差し引いたら…

フィルターかクラッチペーパーの2段重ねはどう?


これなら葉の無駄も少ないし、価格も抑えられる。
例えば、フィルターと自作クラッチを併用すると…
フィルター4.5円にクラッチ0円。葉が0.5g程度で10円で計14.5円。
ペーパーを2円としても16.5円。
これを20本に換算すると330円。

値上がり前の金額に戻った!

この方法だと、市販の煙草とほぼ同じフィルター長になるので、持ちやすく吸いやすい(シャグ用のフィルターは15mm)。
やればやるほど、色んな世界の開けるシャグ煙草。
ハーブを入れれば、その味わいも楽しめる。
気分に合わせ、オリジナルなブレンド煙草を味わうのも一興。
ブレンドを探すのって、自作ルアーのセッティングを決めるのに似てて、かなり嵌ります。

少し工夫すれば、節約しながら自分の世界を楽しめますよ~

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