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上宮則幸

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ジリオンTW1516XXHL導入


現在開発中のBRIST 113をテストするに当たり、リールをどうしましょ?と。
キャストの事を考えれば、重量物であるリールが握り手の前にあるベイトタックルと言うフォーマットでは、長尺ならば尚更軽いリールを使いたい。
ターゲットは平鱸をメインに中型青物も視野に入るとなれば、ラインキャパもそれなりに必要。
使用ルアーは最小で15g程度をきっちり投げることが出来て、リリース直後のスプールのオーバーランを防ぐ意味でスプール初動のピックアップも少し大人しい方が扱い易いだろう…
そして、磯際から数歩下がった立ち位置から磯際にルアーをぶつける事なく素早くルアーを回収出来る巻き取りスピードも欲しい…
などなど思慮しつつ!具体的要素を解りやすく並べれば

220gほどの重量
PE2号150mはマスト
36mm径スプール
マグブレーキが有利?
当然ハイギアでしょ
出来たらドラグも強い方が…

などなどの要素を考慮しつつわたしが選んだリールとは

ダイワ、ジリオンTW1516XXHL

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もっとゴツいリールを想像していた方もきっと多いと思いますが、上記の要素をスペック上はクリアしている製品と言うことでコチラを選びました。

まぁ、試しに磯平へ…と言うのもなかなか難しいので、とりあえずベンダにセットしてウェーディングシーバス。
正直、流す釣りメインでは巻きスピードの速さが仇となり、実釣面ではストレスを感じてしまいましたが、キャストの安心感と伸びは非常に気持ちいい!

日を改めて、103キャスト動画を撮影するついでに113にジリオンTWをセットして試し投げしてみる。

体感で風速3mほどの中、ブローウィン140でまずはフォローの風でテスト。
マグダイヤルは10で、メカニカルブレーキはカタカタしないギリギリにセット。
サミングが不用なのでは?と感じるほどのしっかりしたブレーキだったので、ダイヤル5にリセットしてみると、グンと飛距離が伸びて気持ちいい!
更にリセットしてダイヤル1。
ブローウィンが見たことも無いような放物線を描いて飛行し…スプールを抑える親指の下で明確にラインが膨れる感じがすると同時にスプールがカツン!と停止。
軽いバックラッシュ(笑)
リリース直後はしっかりブレーキが効く感じがあったが、後半からはほぼノーブレーキな感じ。
ははぁ~…と、妙に合点がいって、今度は軽くキャストを数回。
かなり繊細な作業にはなるが、後半に気持ち強めのサミングでコントロールできる印象が。
思いきってフルスイング!
竿の長レングスなりの高い放出ポイントからの凄まじい投擲!
今度はスプールを上手く抑えきれた。

ちょっと…

糸ふけをとり、カウンター計測。

・・・い、いってしまった

まぁ、結果は書かない(笑)

通常使いにはさすがにダイヤル1はナーバス過ぎるので2に変更。
リリース直後のブレーキ感はよりしっかりしているが、後半の伸びはやはり気持ちいいの一言!
でもまだまだナーバスかな?
次は3。
この辺になると、全体的にマイルドでありながら、後半の伸びもしっかりある。
おれが追い風で使うなら、ダイヤル2か3だな。

次は反対のアゲインスト側へキャスト。
メカニカルは弄らずダイヤル3のまま慎重に。
後半で多少ラインが浮き上がるが、驚いたことに到って平和にキャスト出来てしまった!
今度はフルスイング。
さすがに途中でバックラッシュ(笑)

ダイヤルを4へ変更してフルスイング。
全く安心して投げられるし飛距離もいい!
ルアーをトレイシー15に。
ダイヤル4で逆風でもびゅんびゅん投げられる。

更に色々投げてるうちに風が強まり、アゲインスト感半端ない状況になるが、マグダイヤル3~5でどんなルアーでもキャストが気持ち良く出来てしまった。
飛距離もかなり出る!
驚いたことに、メカニカルブレーキは最初のカタカタしない程度のまま、マグダイヤルのみの調節でいけてしまったのだ!

この気持ち良さや安心感って何?って感じです。
スプール回転により発生する遠心力でインダクトローターが何とかって、マグブレーキなのにブレーキフォースが変化する高性能なブレーキシステムも凄いが、やはりこれが絶大に効いてるでしょ!

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TWS(T-ウイングシステム)

リールにまで巻き込んだ長いリーダーも全く臆することなくフルスイングできます!
キャストに関しては満足満足!

ただ、可動部が増えるとトラブルも増すと言う懸念もあるのも事実で、そこは、完全ソルトの磯だから、弱ければ直ぐに使えなくなるよね(笑)

今後、BRIST 113のテストで酷使されること必至のジリオンTW1516XXHLですが、竿と併せてリールのレポートにもご期待下さい!



ん?Lですよ、左ハンドル。
そこに突っ込みますか、鋭いですねぇー!
右利きのわたしは、ベイトではここ最近右投げ右巻きでしたが、今回は左巻きです。
理由は、渓流ベイトと同じで、着水直後に水を噛ます必要があるってことです。
でも、川鱸やる時には右巻きでも、ルアーが着水するまでの間に持ち変えることが出来ていたわけですが…実はもう1つの理由がかなり重要です。

竿のグリップが長くなるため、右巻きでは持ち変えが非常にやりにくいってことです。
ライジャケ着た状態で、竿先を飛んでるルアーに向けたまま右から左へ持ち変えるのは非常に大変で永井グリップのエンドをライジャケにぶつけて竿ごと落っことしそうになったことが何度もあります。
じゃあルアーが着水した後で竿先を上向きにして持ち変えればいいじゃないか?と言われそうですが、風のある状況では一瞬でも早くルアーに水を噛まさないとルアーを理想のトレースラインに乗せられないと言う釣りの戦略が破綻しかねない問題が発生します。
そう言う意味での左ハンドルの選択でした。

と、言う事は、右腕の酷使につながり、また肩凝りとの付き合いが始まるって事ですが(笑)






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