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川。雨季。鱗。

  • ジャンル:釣行記
先日の有明海湾奥部''大河''での釣行を終え、帰宅。

魚は釣った、やった事もない釣りも経験できた。

魚の雰囲気も、その空気も吸った。

寝ずにそのまま仕事をして帰宅。
夕方からは動く気がわかず、とりあえず深呼吸して焼酎をすすった。
ラインに付いた泥が、ガイドにこびりついてるのを確認し、丁寧に洗っているときに自分の釣りを振り返るも、納得がいかない。

はっきり言って、マグレだからだ。

俺は有明海がわかってない。
何を、どのように、どんな狙いで?
っと聞かれたら

たまたま入った1本目の橋で、水柱が上がった

としか説明ができない。
たまたま付けたルアーと、たまたま下見した場所と、根拠のない自信が、たまたまたどり着かせただけにすぎないのだ。

ご存知の通り有明海は、九州最大の湾であり、干潟である。

大阪湾、鹿児島湾、東京湾より大きい湾なのだ。

そこへ流れる本流筋を2、3日で理解してやろうなんてのは不可能な話。
だが、もう少し何か掴みたかったのが本音である。

''釣れた''

そんな偶然が重なることは、釣り人にとって一度は起こる事。
偶然が偶然を呼び、今まで目に入らなかった景色に気付き、確かなアプローチと不思議な勘が働くのだが、これは釣れたと言う運任せの釣り。

釣ったという確かな感動が僕には欲しかった。

挑戦、苦悩、忍耐、情熱。

足りないのは教養か?

そんな小さなヒントと出会い、行動した。
''水''について真剣に向き合う。

まだ、また、行く。

確かな志、仮説、検証をするために


■川■

川には不思議な魅力がある。
自分の汗なのか、気づかないウェーダーの穴のせいなのか、毎回毎回ビショビショだ。
文才際立つログを覗くと、日本の2回目の雨季の目安となる前線が降りてきて、ちょっと降った。
夜も涼しい。
水の中はそんな準備が始まっている頃だけど、人が日中に感じる熱は、まだ夏。

秋を語るにはまだ早い。
だが、確実に僕の好きな季節は、もう背中を向けている。

寂しいや、少し
腹の中はそんな気持ちだが、今まで仕事の関係上、8月~11月一杯まで本島でまともな釣りを経験していない。

今年はできる。
初めて狙える秋が来るからワクワクしている

そんな気持ちが熱となって
青サギが飛び立つ声にビクつきながらも
顔の周りを飛ぶ虫にイライラしても
倒木にルアーを引っ掛けても
石で転んでも。
丸2ヶ月、全くヒントを拾えなくても。
釣り人すら見受けられなくても。
情熱だけは消えない。

広大なフィールド
見えない魚
迷い混んだ釣

この釣は、諦めたら終わりである。


■激励■

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※釣果:H氏


仲間から叱咤激励が届く。
ヒットルアー、見える鱗、色。

釣れなくたって良い。

なんてカッコつけた所で、結局は釣りたくてフィールドに通い、釣りをしているんだから、実にカッコ悪い言葉だな。笑
そんな心境の時にこんな鱸を見せられたら出ちゃうじゃねーか。喘ぎ声が。笑

彼に託した、プエブロ''マングース''が、彼の手によって独特のリズムで仕事をし、そんな微振動が鱸を翻弄したと考えたらこんなに嬉しいものはないし、素直に喜びが上がる。

諦めないで投げてくれ、ありがとうございます
次は、インパラですね?
サヨリ、鰯も良いですが、越冬のボラ付きも良いです。使ってみてください。

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そんな彼のポイントにお邪魔させて頂き、彼のお陰で良い釣りを経験しました。

アプローチ、立ち位置、考え方、結果。

彼の日々の努力が実を結び、アドバイスは的確。
言葉がそのまま反映したかのように、川は答えてくれる。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。

そして、僕が見た所は中流域。

清流域とは?

まだまだ遥か、上である。笑

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