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過ぎたるは樽及ばざるが如し

  • ジャンル:釣行記

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■水色・空色■

「空色ってどんな色なの~?」

空色とは、青空の色です。
しかしその空気は無色透明の気体。
無色透明の気体が集まっているだけなのに色が変わる。
自然とは面白いし、良い質問である。

空気は、空気分子と呼ばれる無色透明の小さな粒がたくさん集まって出来ている。
この空気分子に太陽の光がぶつかり、あちこちに''光が散らばる'' 散乱 と呼ばれる現象が発生します。

散乱(光が散る)は

ぶつかる空気粒子の大きさ
ぶつかる光の波長

によって3つの特性が現れると言う。

粒子の半径の大きさと波長との兼ね合いで

①幾何学的散乱

②ミー散乱

③レイリー散乱

の3つと言われ

この中のレイリー散乱と呼ばれるのが、青空と関係している。

太陽の中で見える光は''可視光線''と呼ばれ、通常は色が混ざっているので白っぽく見えるが、 大まかに分けると


    紫 青 水色 緑 黄 橙 赤

    ←波長短い         波長長い→


俗に七色といわれるが、赤が最も波長が長く、紫が波長が短い。

つまり、太陽が真上から照らしている日中、太陽光(可視光線)は空気の層を通る距離が短い為、青い波長の光が強く散乱されて、空全体が青空となる。

一方、夕方地平線に太陽があると、太陽の光は斜めから差し込む事になるため、光(可視光線)は空気の層を通る距離が長くなる。
よって、青い波長は分散され、長い波長の黄色や赤の光が届き、夕焼けとなる。

青空を見ていても、真上は青空だけど地平線は白っぽく見える。
これも散乱の兼ね合いで微妙に変化して見えているのだろう。

面白いのが、青より紫の波長が短いのに地上に届く前に強く散乱してしまいあまり届かないらしい。

僕は体験した事がないが、高い山や飛行機に乗り、空高い所へ行けば普段見られない''紫空''を見ることができると言う。
これは、意識して見ておきたい光景でもある。

時に子供は、わかっているようで、よくわかってない質問をストレートにぶつけてくる。

「じゃー雲はなんで青くならないのー?」

「あのね、雲はね本来は白なんだけどね(汗)」

っと、一息も付かせない息子の質問攻めは時に参る。笑
しかし、こういう話は子供はよく覚えていて、大人になっても頭に残っている事が多い。
適当な事を言ってはいけないし、今後の知識としてシワとなればそれでいい。

ちなみに、雲は先ほど話した散乱の話に戻すと、''ミー散乱''と呼び、太陽光の波長によらず、まんべんなく散乱すると言う。
この雲粒子は基本的に「白色系」

しかし、実際は違っていてどちらかと言うとグレーっぽい。

これは、''グレースケール''と呼ばれるものから''色''と考えられると言う。

天然の色は微妙な色彩から成り立っている為、○○色と言い切れないからと考えられているらしい。

■釣れないヒント■

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さて、 雨雲でさらされた川から流れる塩分濃度の低い水を、ある生き物は見逃さない。

その喉を潤そうとシャローへ入ろうものなら、腹を満たそうとする魚もその瞬間を見逃さない。
排水口が多く、栄養素の高い水のお陰で、潮位が下がらない数日間の潮回りでは、とあるベイトは河川内に溜まり少しずつ沸いて、その濃度が増える。

そして潮が下がる最初のタイミングに川から徐々に下がり日を超えるごとに生命感を消す。
難しい川だが、ある自然条件が絡めば?

そんな良い所まで追い込んで来た。
その瞬間を見逃さないよう、アンテナを張る。

その合間も、とある挑戦は止めない。
4ヶ月間なにも起こらない、ある夜。
夕方、ストロングゼロで少し眠った夜。の2投目。

寝ぼけ眼で曲がった竿はドラグが弱く、慌てて締める。

ジジジーっと5メートルほど走った後、バフっと聞こえた音と共に何かが外れた。

悔やむべきは集中力を切らした自分。
その後何時間も集中したところでチャンスは無い。

思わず仲間二人へライン。
そして勝手に師匠と仰ぐ大先輩に同じように思わず連絡をすると、すこしのアドバイスと
「通うしかないです。」

その一言が強く染み込んだ日だった。

この世界を見つけたい。今年しかチャンスのない自分は鱸から離れようがこの川を離れないと誓う。
そして、この釣が成功した時、後からとって付けた話のようにかっこよく語るとしよう。笑

まだまだ足りない、この釣で
いつか、この根気が、歓喜に変わった日に。

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