敢えて自粛してたわけではありませんが3.11の震災後４月になるまで釣りに行ってませんでした。

４月に入り寒波も緩んだので久々にナイトメバリングに行ってみました。

と、開始早々１投目からいきなり本命がヒット！



思わず一人でニンマリ。

久しぶりに味わう魚のアタリと引きはたまりません！

リリースを含め１0数匹釣りましたがやっぱり釣りはイイ！！（笑）




それから３日後の４月４日、地元の釣り仲間から愛媛に遠征に行くという話を聞かされる。

遠征か～。

いいなぁ～。

そういえば高知のサーフでブリが釣れてるってメールが来てたなぁ～。

高知の砂鰤の記事はこちら

　　http://www.fimosw.com/u/yasubay/fc2ucw7rz4cj7j 

よっしゃ！明日は休みだし思い切って高知に行ってみるか！

ってことでさっそく仕事の合間に、ブリの写メや動画を撮影した高知のつかぽんさんとyuさんに状況を聞いてみる。

すると・・・

つかぽんさん　：　『今日も大ナブラに鳥山まだまだイケル感じ』

yuさん　：　『土日はナブラもなく厳しい状況でしたが、今日は朝から晩まであちこち頻繁にナブラが出てたので魚は居ます。 行き当たるかのタイミングですね。』　

と返信が。

これは逝くしかあるまい（爆）

突然の遠征決定で何も準備はしていないが大抵のものはクルマに積んでいるので何とかなるだろう。

足りないモノは現地のガイドさんから調達すればいいや（笑）


そんなこんなで仕事を片付け最終のフェリーで高松に向かう。

予想より早く高知に到着したので、以前高知のソル友やんやんさんに教えてもらったぽかぽか温泉の駐車場に直行し、人目を気にしながら対砂鰤用にPEラインを0.8号から1.2号に巻き替える(;´∀｀)

巻き替えたPEに30lbのリーダーをセットしてから閉店までのんびり入浴して英気を養う。




平日にもかかわらず翌日のガイド役を買って出てくれたつかぽんさんと翌朝5時に待ち合わせをしそのまま駐車場で車中泊。


翌朝つかぽんさんと合流し最初のポイントに向かう。

準備を終えサーフに降りるとちょうど朝日が昇って来た。
（写真は撮り忘れました）

ナブラは見えないがまずはメタルジグを遠投し沖から探ってみる。


つかぽんさんはミノーを投げている。

メタルジグを数投した時に波打ち際近くの波がブレイクするあたりで小さなベイトが飛び跳ねるのが見えた！

すかさず烈波140に交換して1投目にｷﾀ - .∵･(ﾟ∀ﾟ)･∵. - ｯ!!

6：22　幸先よくモーニングヒットしたのは50ｃｍのヒラセイゴ。




恥ずかしながらヒラスズキの自己ベスト（喜）

撮影のために駆け寄ってくれたつかぽんさんに向かって『おいしそう』と言いながらも、開始間もないヒットにまだ釣れるだろうと余裕のリリース。


ところが後が続かない。


その後つかぽんさんとともにナブラを探して東へ西へとランガンするがナブラが出るのははるか沖合だけでベイトの姿もあまり見えない。

とっくにお昼時を過ぎ心が折れそうになるが砂ブリエキスパートのyuさんからのメールに書いてあった『ナブラが無くても投げてると突然ヒットする事もあるので、ナブラが無くても投げてた方がいいですよ。 』 




　　










という言葉を信じ投げ続ける。


が、やはりアタリすら無い状況が続く。


15時近くにコンビニで昼食を買い、買ったパンを頬張りながらナブラを探す。

他にもナブラを探しているアングラーを数人見かけたが誰もがポイントを絞りかねている感じ。

そんななかでつかぽんさんがとあるポイントに入ることを決断。

ポイントに降りるとつかぽんさんが離岸流が出ているポイントを見つけそのポイントを譲ってくれた。

これまでミノー、メタルジグ、IP-26と色々ルアーローテーションをしてきたがここで朝一にヒラセイゴを連れて来てくれた烈波140マコイワシに戻してみた。

メソッドはフィッシュイーターに襲われ片目を無くしてフラフラ漂う弱ったベイトの演出（笑）




そのために片方のアイはわざと剥がしてある（嘘爆）


このポイントで投げ始めて数十分たったころ手前のブレイクに差し掛かったルアーからボトムに当たって根掛かりしたような違和感が伝わった。

慌ててロッドを立てると生命反応が！！
　
ロッドが4軸カーボン搭載のアルティメットスペックを誇るAPIA SPARTAS Foojin'Z Quattro CollectionシリーズのBeast Brawl　90MHなのですんなり寄ってきた。

波間からチラッと見えた茶色い魚影。


マゴチ！？


いやソゲ！？


と思いながら波に乗せてずり上げるとなんとかヒラメサイズのようだ。

ロッドパワーのせいかサーフが広大なせいか40cmちょいに思えたがつかぽんさんがメジャーを当てると50UPだった。



今までのヒラメの自己ベストは44cmだから8.7cm更新（嬉）

なかなかブツ持ち写真を撮る機会がない（ブツ持ちサイズの獲物が釣れない）のでつかぽんさんに頼んで喜びのブツ持ち写真を撮ってもらう。
 

って目が半分寝てますが！！（爆）

朝一にヒラセイゴをリリースしたからヒラセイゴの恩返しでヒラメが釣れたんだな（笑）
 

これはお土産に持ち帰ることにして、何かを狙ってるつかぽんさんのカメラを気にしながら手早くヒラメを〆る。

〆たヒラメをつかぽんさんが用意してくれていたビニール袋に入れ波が来ないところにおいて釣りを再開するが、何かの気配を感じ振り向くとヒラメを狙ってトンビが旋回していた(;ﾟДﾟ)


慌てて駆け寄りトンビを追い払うがヒラメが気になって釣りに専念できない（笑）

そこでクルマに戻り発泡クーラーにヒラメを入れることに。

発泡クーラーにヒラメを入れようとしたまさにその時

『ヒラメおめでとう！』

と声を掛けられビックリして振り向くとyuさんでした(;´∀｀)

yuさんの話では前日まで大量にいたイワシがこの日はあまり見えないとのこと。


でもメールしたようにナブラが無くても突然ブリがヒットすることも少なくないし、完全に日が暮れるまではチャンスタイムだと言うことで再びサーフに降りて釣りを再開。

yuさんが左側のテトラ際にイワシらしいベイトが見えるからヒラメがいるかもというのでその辺りを集中的に攻めてみる。

しかし魚からのコンタクトは無い。


お土産になる50UPのヒラメも釣れたし高松からの最終のフェリーに間に合わせるにはそろそろ終わりにするしかないなぁと思いながらも日が暮れるまでチャンスがあるというyuさんの言葉が忘れられず翌朝朝一のフェリーで帰ることにして延長戦に突入（笑）


この時は朝一にヒラセイゴを、そして先ほどヒラメをもたらしてくれた烈波140マコイワシを投げ続けていたが、yuさんから

『ヒラメ狙いならもうちょっとレンジの深いルアーの方がいい』

とアドバイスをもらいルアーケースの中からDUO Beach Walker 110S  ヒラメゴールドをチョイス。

yuさんが息子さんを連れて帰るということで挨拶をして別れてからしばらくBeach Walker 110S  を投げ続けていると最初にヒラメを釣ったポイントから20mほど西に移動した辺りのブレークラインの少し沖目でガツガツッという明確なアタリが！！

すかさずアワセを入れ

『つかぽんさ～ん来た、来た、なんかｷﾀ - .∵･(ﾟ∀ﾟ)･∵. - ｯ!!』

と叫びながらロッドパワーにものを言わせ得意のゴリ巻き（笑）

寄せてくる波の白い飛沫の中から茶色い尾びれが見えた次の瞬間引き波に乗った魚が沖に出ようとするのを4軸のトルクで耐えて、次の寄せ波に乗せそのままサーフを後ずさりしながら魚をずり上げる。

そして魚が姿を現した時に駆け寄ってきたつかぽんさんが尾びれの付け根を掴んで見事なハンドランディング！！

つかぽんさんランディングありがとう！

明らかにさっきのヒラメよりデカイ　w|;ﾟﾛﾟ|w ﾇｫｵｵｵｵ!!




60UPはいったかなと言いながらつかぽんさんの計測を見守る。

現地でのつかぽんさんの速報値は74cm。

 

翌日小豆島に持ち帰り地元の釣具店で計測してもらったところ72.5cm、4.5kgでした（超嬉）


これはブツ持ち写真逝っとくしかないでしょ（笑）

最初のヒラメは小サバを吐き出してたけどコイツはこの大きな口で何を食べてたんだろう。




朝マズメのヒラセイゴに始まり夕マズメにヒラメの自己ベストサイズが２枚続けて釣れるなんてボクにとっては奇跡としか言いようがありません。

いや、朝マズメから日没まで付きっきりでガイドしてくれたつかぽんさんとわざわざ現地に来て的確なアドバイスをしてくれたyuさんのおかげです。

ちなみにこのお二人はボクが高知に遠征した直前の週末にヒラメハンターとして有名なホッティ～こと堀田光哉さんをガイドし見事堀田さんにブリを釣らせてブリハンターに調教した凄腕ガイドです！！




堀田さんのファイトシーンはこちら

 


ホッティ～大興奮（笑）



堀田さんがブリをランディングした直後に堀田さんからシマノ2011NEWモデル「ヒラメミノー」プロトを借りて試し投げしたところ、いきなりブリをヒットさせたつかぽんさん。
最後は堀田さん自らハンドランディングしてくれてます。

 



こちらは４月２日に堀田さんを迎えに行くまでの３０分の時間にポイントに行き３投目でブリをヒットさせたyuさんのファイトシーン。

 


こんな凄腕ロコアングラーにガイドしてもらえるなんて


なんという　シ・ア・ワ・セ



おかげでブリハンターに転身した堀田さんに変わりヒラメハンターになれました（爆）


次は砂ブリかアカメをお願いしま～す（笑）


それとヒラスズキもよろしくね（爆）