神津島遠征釣行記 ~敗北の価値は~【後篇】

まだ、闘士が燃え尽きたわけではなかった
民宿で釣り仲間との楽しい夕食
酒でも呑んで、楽しみを共にしたい気持ちもあった
それでも僕は酒を断り、暗い夜の海へと向かったのだった
デカイ奴に逢いに行く。その目的達成の為にすべきことは、酔っぱらうことでも、暖かい布団で眠りにつくことでもなく、ただキャストを続ける…

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神津島遠征釣行記 ~敗北の価値は~【前篇】

刺激が足りない。一言で言えばそういうことなのかも知れない
モンスターとの遭遇を夢見て釣りへ行くのだが、ホームとしているフィールドでは出会う確率が低い
いつモンスターが喰ってきても獲れるようなタックルと心構えをしているが、そいつは僕のルアーを喰ってはくれなかった
今までの釣行を思い起こせば、なす術なく翻…

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バチ→磯マル→ヒラメ→青物→磯マル

春一番が吹き、ようやく春の兆しが見えてきた
寒く釣れない日が続く中、春への期待を胸に車を走らせた
夜、とある河川に到着
本来であればもっと早い時間に着きたかったがテレビでWBCを観戦し、出発が遅れてしまった
狙いはバチ抜けシーバス
滅多にやらない釣りだが、たまには違った釣りをしようと意気込んだためだ
しかし…

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