ジャバジャバしたったよ

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 まだ昨日の濁りが残って、無駄足になるだろうと、今夜は出撃予定ではなかった。が、7時半頃、ヨメから、“今渋滞していて、帰りが遅れる”との電話があった。どの辺で渋滞しているのか?と訊くと、某橋の上だという。
 俺:「ちょっと川をみてくれ、どうだ?」
 ヨメ:「どう?って・・・わからん」
 俺:「濁ってる?」
 ヨメ:「ん~、暗くてわからん?」
 俺:「釣り出来そうか?」
 ヨメ:「知らん!そんなこと!」
 怒られたΣ( ̄ロ ̄lll)。

 俺:「じゃ~、昨日みたいな濁流?」
 ヨメ:「うんん、普通」

 なら出掛けよう ヘ(°◇、°)ノ~とバタバタ準備して、ヨメ帰宅と同時に自転車に跨る。
 フィールドに10分程で到着し、川面にライトを照らし眺める。やはりかなり濁っている・・・。しかし折角来たのだから、エイガードを装着して、ジャブジャブと入水した。
 危険水位まで約1時間半と言ったところだろうから、一時間程度を目処に、まずは前回良かったデカマリブで、前回良かったコースを通す。 
 が、やはりダメだ。
 大体、この川は前回良かったからと言って、同じことが通用することはない。
 次はスーサン。私のタックルボックスの中では(将棋の)飛車である。それまで飛車だったダートマスターをその座から引き摺り下ろし、ここ2、3年、ずっと飛車の座を守り続けているルアーだ。
 が、やっぱりダメだ。この河川に来るようになって、スーサンの影が薄くなってきている。小規模河川向きなのかもしれないo(-_-;*) ウゥム…。

 ここは思ってもみないことをしなきゃいかん。この河川に来てからは、まさかね!と思ってやってみたら、結果が出ることが多い。
 なので、干潮のナイトゲーム、土茶濁りでの、私のまさかは何だ?
と考えてみる...と、バイブレーションの速引き?

 まさかね~。ロストするかもしれんなぁ~なんて思って投げてみると。

 ガツン!

 根がかり?・・・いや走った。



嬉しいね。 でも、何が何だか、わからんね。 まだ釣ったと言うより、釣れてくれてます。


 その後、イボリつつ陸に向かいながらランディングしたのが、良くなかったのか、シーバス、少々、疲労困憊。
 とりあえず、凄腕用の写真をバタバタと撮って、蘇生を開始するが、流れに頭を向けても、胸ヒレをパタパタさせてくれない。
 ヤベーな~と思いつつも、前後に振って酸素をおくる。胸ヒレが動きだしたので、そっと手を話してみるが、横向きになって泳いでいかない。
 そんな時、遠くからシーバスの捕食音が聞こえてくる。今が時合って感じ・・・o(-_-;*) ウゥム…
 早く元気になってくれよ~。釣りがしたいよ~と懇願するが、快方に向う様子はない。
 やはりダメだ・・・。もう諦めて、釣りをするか.・・・。とりあえず、ブツ持ちでも撮ってみるか!


セルフブツ持ち写真って難しいな...

と、パシャと撮影した瞬間だった!!!!!

メールで~す~ヘ(°◇、°)ノ~ メールで~すヘ(°◇、°)ノ~
げっ! 誇大魚さんΣ( ̄ロ ̄lll)


『今夜は浸かると? ~(中略)~ 今頃、佐藤さんとやってる頃かな。~(後略)』
 
 
 蘇生を諦めて、釣りをしようとしている私をどっこかで見てるのか??、佐藤さんはいませんが・・・キョロ(゚.゚*)(*゚.゚)キョロ
 
「釣ったら、無事に魚を戻すまでが、Landing40+だろ!そうだろ!な!城善!」ヽ(*`0´)ノ彡☆  酒持ってこ~い

 芋焼酎の臭いをプンプンさせて語~る誇大魚さんの声が聞こえてくるような気がするプルプル((( ゚д゚;)))プルプル 。取り合えず適当にメールを返して、蘇生再開 ぁゎゎ ヽ(゚○゚ ;ヽ)三(ノ; ゚□゚)ノ ぁゎゎ

 今度は、誰か居たら恥ずかしくて躊躇してしまいそうだが、村田さんみたいに、エラのところでジャバジャバやってみた。つまりハンドエアレーション。それがどれくらいの効果があるのか判らないが、とにかくやってみる。
 すると、これはかなり効くようで、数回で、プカプカと口を動かし始めた。(さすが、王様。すげぇ~)
 何だか嬉しくなって左右交互にジャバジャバを続けていると、シーバスの体に力が漲っていくのが手に伝わってきた。
 そして、まもなく、シーバスは、私の指を振り切ると、ゆっくり体をくねらせ、深みへと帰っていった。


その間も誇大魚さんとのメールはポツポツと続いていた。
『頑張れ!』

蘇生に小一時間も掛けてしまったようで、気付いたら、もう危険水位になってしまっていたが、
頑張ったよ 無事に魚を戻したよ オレ(*゚▽゚*)

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