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対象魚

落ち鮎パターン ナイトゲーム

遅くなりましたが先日の続き…

デイゲームで1本出せたので、
場を休ませる為に上がって休憩。

休憩後、ナイトゲームに向けて地形を把握する為、上流から下流までを歩き倒します。

リスク回避の為にも、地形の把握は明るい内に済ませるものです。

暗くなってから、ポジドライブガレージの佐々木テスターと合流。

なんだかんだで毎週一緒だ。
どうやら気が合うらしい。

現場の状況を伝え、上流と下流を交互に打ちます。

フリルドスイマー115fとスキッドスライダー95sで流すが、ノーバイトで厳しい状況。


と言うか…


とにかく寒い!



気温は8度まで下がっていた。

ディープウェーディングで寒すぎるので、何度か丘に上がり休みながらキャストを続ける。


…物凄く静かだ。

月も出て幻想的であった。

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空気も澄んでいる。

ロケーションはいい…

これで出てくれれば最高なんだが。

しばらくして、お互いの状況を報告し合う。
佐々木さんの方は、シーバスの確証はないが下流でバイトがあったとの事。
おれは、ノーバイト継続。

自分は下流へ移動し、ゲームプランを組み直します。

デイゲームに比べ、静かだと言う点。

これは、ただ単に、

ベイトやシーバス達は、
居なくなったのではなくレンジが下がったと考える。

絶対に…

必ずいる。

その信念が大切なのだ。


ここでセレクトしたのはジグザグベイト80s。


体高がある扁平ボディなのでサイズ以上にアピールできる。

ピンポイントでルアーの滞在時間を長く見せたい。

綺麗なフォール姿勢で見せたい。

流心は対岸側で、手前に反転流が発生している。

その際をタイトに攻めたい。

そんな理由がありました。


月が出て明るかったので、
カラーは「ホワイトブルーアイ」で。

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ダウンクロスでキャストし、
反転流に入ったタイミングでシャクり→フォールを繰り返します。


流心から流れてくる落ち鮎を、底に張り付いて待っているであろう。

そんなシーバスの目の前にルアーを送り届けるイメージ。


もっと詳しく言えば、一つテンヤ真鯛の要領である。

反転流に入ったタイミングでフォール。

バイトがなければシャクってから、

再び底スレスレを流します。

数回繰り返して反応が無ければ回収。


数投目…

とてつもなく強烈なバイトがあった。

しかし、すぐに抜けてしまった。

食いきれてなかったか…

ただ、間違いなくいる。

途中、月明かりが消え濃霧に襲われる。

いよいよモンスターが出そうな雰囲気になった。

もう少しルアーのシルエットを見せたい。
落ち鮎はオレンジが強く出るので、それを意識したカラーで「ブルーバックチャート」をセレクト。

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同じ要領で流す…


答えはすぐに出た。


『ズガァッ!!!』

強烈なバイトがあり、
ティップが水面に突き刺さる。

この時点でフッキングはせず、

ファーストランに全神経を集中させる。



『ズ、ズ、ズドォーーッ!!!』



重い物体が川底を動き始め、

凄まじいファーストランが始まった…

その瞬間に電撃フッキングをかます!

その瞬間…
身体全体を重力で押さえ込まれた様な衝撃が走った。

何て重いランなんだ…

尊敬するよ、君を!

ドラグはガチの設定だし、
SWAT92Mも決して弱いロッドではないが、

走りを止められない。

どこまで走るんだよ…

ランが弱まったタイミングで寄せにかかるが、

またしても凄まじいランが始まる…

こんなやり取りを数回。

さらにストロークの長いエラ洗い。



『ゴバァッ!ゴバババッ!ゴバァッ…』


凄まじい音が辺り一面に響き渡る。


素晴らしい個体だ。

リフトして浮かせにかかったが、
またしても凄まじいラン。

何度もエラ洗いとランを繰り返す。

手前に寄せてネットイン寸前で、

またしても走る…

落ち鮎を飽食し、それだけ体力があると言う証拠なのだ。



少しずつ寄せる…

少しずつ…




後少しだ!頼む…もう走るなよ。



ランディングネットを構え、

腕を目一杯伸ばし、

無事に…

無事にネットイン。

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血液の鼓動を刻む様なファイトだった。



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全身が震えていた。

「やったよ!」

おれは心の中で叫び、静かに拳を握りしめた。

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震えたぜハート!

ありがとう米代川、素晴らしい川だ。

サイズは73cmであったが、

物凄く体高があり美しい個体だった。


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蘇生に時間がかかるかと思ったが、
すっ飛んで行きました。

また会おう!



その後はノーバイトで、体力も限界が来たので切り上げました。

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