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▼ 第９９回欧州釣行記（さすらいのフライアングラー）
- ジャンル:釣行記
小学校６年生から始めたルアー、あれから もう ３７年の月日が経った
フライは欧州で２０１２年にＳＫＴ氏に教わってから狂いだしてしまった
自然への挑戦だなんて、恐れ多い言葉だが、ルアーが近代的な釣法だとしたら
フライは手で綱を引っ張って魚と対峙する、実に古典的な釣法だと言える
フライアングラーとしては３年目。。。
まだまだ、なので今年はせっせとフランスの管釣道場で修業を積んだ
なぜなら この厳しい暴風吹き荒れる厳冬のＯＶで自在にフライラインを操り
野生化したトラウト達と会話したかったからだ
今年のＯＶは夏場からの藻の大発生で、すっかりポイントが変わってしまった
現にこんな真冬でもＨＭＣ海峡はまだ藻がかかり釣りにならない
フライの必殺パターンが通用しなければ、さっさと日の出前にポイント移動
さっき来たばかりの道を逆戻りして、北東ポイントへ車を飛ばす
逆風だけど、イナバウアーキャスト、ダブルフォール、ロールキャストと
管釣で修行したキャストの技をくり出していく
北東ポイントへ行くと、フローターが。
久しぶりにオランダ人フライ仙人に会った、お互いに右手を挙げて挨拶
ＭＲＴ先輩から教えてもらったＯＶフライを進化させて海老を妄想して
自分で巻いた一品
この痛風タケポンシュリンプが炸裂してくれたのだ
荒波に放置して クイッ クイッとエビのようにリトリーブさせると
ガツッ！
ピュイーン！ とフライラインが走り
１０ｍ先で流線型の魚体が躍り出た！
ドドドドーン！！！
流れに乗ってグイグイ持ってかれるが、シーバスの時と同じように
右に左にイナシテ体力奪い、ようやく御用！
やった～ ！！！
この極寒のＯＶで自作フライで狙った通り獲った１匹は、感無量です！
６０ＵＰの欧州原産 ブラウントラウト
牙が恐ろしい。。。
フックを外した この写真の直後にテールウォークで逃げられました (苦笑）
今日はこの一匹で大満足、
夕まずめも遣らずにホテルで昼寝を楽しみ静養を決め込みました
修行の成果が出せたかな。。。
素晴らしきこのＯＶ、そして素晴らしきこの１匹に乾杯！
明日はルアーアングラーに戻って 虹色の砲弾を狙います。
明日につづく
- 2014年12月31日
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