３月１１日（日）　AM　６：４６分（日本時間　１４：４６）








まだ夕闇漂う、オランダの汽水湖　Oostvoornse　Meer(OV)で浸かりながら、万感の想いで一人静かにその時を待っていた。











目を閉じて、黙祷を捧げた。












忌々しい、東日本大震災からちょうど１年。










死者・行方不明者を合わせて約２万人、避難者　約３５万人。

そして今もまだ、数百の方々が学校・公民館などの避難所で暮らしている。










小生の会社の仙台支店の同僚、ご家族も亡くなった。











ちょうど、昨年２月に設立したばかりのチームAKB６９のメンバー７名で、２回にわたって義捐金を集めて送金した。












そして、今　自分に出来ることは、











普通に生活することを、どんな小さなことでも幸せだと感謝すること。

電力含めたエネルギーを節制すること。

上を向いて、元気に生きること。

そして、この大震災を決して忘れないことである。











俺はなんて幸せなんだ。











改めて、こうして釣りが出来ることに感謝したい。










今回の釣行は、この想いが込められていたので、何とか５匹以上は釣りたかったのだが、完全にリキミ過ぎていた。










１投目は、ウイードの脇を、荒井さんからの指令どおり、月歩で。










まー、こんなウネウネして、デカイのなんか喰わねーだろう！

数投したら、ちゃっちゃとスプーンに交換しよう。（失礼！！）










とり合えず、指示通りにやっとこう、ぐらいの気持ちでキャストした。










着水音はサミングで柔らかく。

チャポン！

いいとこに決まった。








着水後、わずか３回ぐらい巻いたところで、

ココン！

あれ？

ググググーッ！










ありゃ、喰ったぞ！！！











ビックリして、反射的にアワセを入れる。











スコーン！！と、ルアーがスッポ抜け。










むぅぅぅぅぅぅっ、こんな妖しいルアーに喰いついてきた。

やって見るもんだなー。









その後、月歩では反応なし。

スプーンをとっかえひっかえ、結局　５回もバイト、ヒットがありながら、ことごとくバラシてしまった。









今日はどうしても釣りたい、という気持ちが強すぎて、空回りしてしまったようだ。








でも、なんで５回もチャンスを活かせなかったのか、色々考えた。

釣れた時は、だいたい　ありゃ？？　根がかり？？？

という感じで、その後　いきなりドカーンと走られて、そのままアワセを入れてない。

入れても完全に掛かってからの、あとアワセ。








ここOVのレインボーはちょっと特殊なのか？

バイトした最初は口先で突いたようにしてから、その２－３秒後にパクパクと、口にくわえたベイト・ハッチを口の中に送り込む動作をやっているような気がする。どの魚もそうだとおもうけど、特にここのレインボーはその傾向が強い。

昔　地元　山梨の湖でトラウトやった時は、しっかりアワセを入れないと、フックが掛からなかったのを覚えている。

もちろん、シーバスしかり。

タイミングに多少のズレはあるが、しっかりフッキングのためのアワセは入れていた。








そういえば、今回もそうだが、これまでバラシたファイトはすべてバイト時にアワセを入れてしまっている。

５回チャンスを逃した理由をようやく、気がついた。









早速　課題に対する修正方法を見出して、検証完了。







ココンッ！

グググー！！！


アワセない、アワセない。

ガマンガマン！！


１匹目
















ドッカーン！

ドドドーン！！

アワセない、アワセない！！


２匹目
















アワセについて、気づいた時には、とき既に遅し。

散々バラシタ後遺症で、場もスレ、時合終了！（涙）









前回より少なく、２匹しか釣れなかったけど、バイト数は計７回。








今回のバイト＆ヒットルアーたち。






今後も普通の生活が最高の幸せなんだと、感謝して、釣行も重ねさせていただきます。









さて、パイクは３月１日から禁漁期間に突入してしまいました。








オランダ釣行も毎週はキツイので、しばらくは釣り以外のネタになりますこと、ご了承ください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。（感謝です！）