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▼ 千葉・外房遠征~やっぱりヒラスズキに逢いたくて~
- ジャンル:釣行記
いやはや、あったかくなりましたな!
いやー、本当にあったかい!
ご存知、塩田でございます。
先日、外房へヒラスズキ狙いに…じゃなかった、ベタ凪を見に行ってきましたので、その時の様子をば。
5月23日
仕事終わりにR氏と長岡で合流。
22時、千葉へ向けて出発。
襲い来る睡魔と、相変わらず意味のわからない構造を誇る首都高との壮絶な格闘の末、海ほたるに到達。

24日
早朝3時、千葉・勝浦周辺のポイントへ到着。タックルの準備にとりかかる。
気持ちが高ぶる瞬間である。
明け方の薄暗い海辺。
眼下にはベタ凪の太平洋、磯場にぶつかり砕け散るさざ波の音…。ヒラスズキには完璧な条件である。
ぷほぅうわぁ~~~~っ!!!
闇をつんざく奇声。
塩田である。
仕事終わりに一睡もせず6時間を超えるロングドライブ。その果てに辿り着いたベタ凪の太平洋に、思わずテンションが最大級に上がったのだ。
ルアーはどうするか?
何号のエギで行くか?
そんな会話をしながら、それでも一応北西SPにラインを通し、その先にはエギ…じゃなくミノーを結束。
磯を歩いてポイントへ。
案の定、波が足りない。
唯一打てそうな所には先行者2人。
一応打ってはみたものの、辺りが完全に明るくなった段階で移動。
高台に立って広域を見渡してみる。
見事にベタ凪。
黒潮が接岸しているらしく、沖はいい感じに潮がいっているが、波はない。
…?
しかし、そんな状況の中、2カ所だけ波が砕けているのが見える。周りがベタ凪なだけに、不自然にも思える程。
しかも数キロは離れているであろう現在地からでもはっきりと確認できる程の波だ。
行ってみるか~…
半分溜め息混じりで車に乗り込む。
海岸線の細い路地を走りながら、先程見えた岩場を探す。
途中で奥まった小さな漁港に寄ってみた。
そこには極小のカタクチが大量に群れていた。
黒潮とベイトは接岸してるし、波さえあればなぁ…
そんな話をして、漁港を後にする。
しばらく走ると、波がぶち当たっている磯場を発見!!
駐車場もあるので、車を停めて観察に向かう。
近づいてみるとその磯場はかなり遠く、しかも手前は全て海…。
そう、沖磯だったのだ…。
だが、そこだけは何故か美味しそうな波とサラシが。
しかし、地磯と繋がっている部分はなく、岸からは100メートル以上は離れている。
足下には水深が3~4メートルはありそうな幅のあるスリット。
そこを先程漁港で見たのとは比べものにならない軽く10センチオーバーのカタクチが大群で泳いでいく。
R「ここしかないな」
S「だな。けど…遠いな…」
R「行けねぇかな?」
S「かなり(距離が)あるぞ。ここずっと泳ぐのか?」
R「キツいか…」
そんな会話をしていると、沖に人影が!
そこには全身をウェットスーツに包んだ餌釣りのおっさんの姿!!
…猛者だ。
そう、正にこの2文字が相応しい。
良い歳こいて全身タイツで磯を縦横無尽に駆け回るおっさんの姿はまさしく猛者であった。
R「行ける!おっさん行ってる!!」
S「えー?隣にいる船から渡してもらったんちゃうの?」
R「そうかなぁ……いや!違う!泳いでんだよ、ほら!!」
S「あ、本当だ、行けんだ!!」
慌てて車に戻り、スタンバイ。
今度の塩田は前回とは比べものにならない程レベルアップしている。(装備が)
まず、ウェットスーツの導入。
これでちょっとやそっとのスリットならば、中央スイミング・スーパーマーリン1級の実力を持つ塩田であれば易々と泳覇できる。
そしてロッドは北西Special。
北西15メートルの爆風ブランクスを無風というゆるいコンディションで使用するのだ。
リールはキャタリナ4020PE-H、クサフグ程度のスピードならば軽く振り切れるハイギア仕様だ。これで塩田の活アジストレートも食われずに済む。
さて、全ての準備を終え、海へ向かう。
濃密な海藻ジャングルで足下が見えないなか、3000円のスパイクで突き進む。
と、その時!
目の前に現れたのはスリットだ。
だが、前回の塩田とは違う。
スリットを前にしても慌てず、小学生のプールの授業の如く、ゆっくりと胸まで浸かり、心臓発作を難なく回避。
そして泳ぎ出す。
前回はあれほど難儀だったSwimが、今ではスイカの種を2メートル飛ばすくらい簡単だ。
余裕で第一関門を突破。
しばらく進むと、足が着かない深場に出た。
ここは沖の波の影響を受けて、そこそこ流れている。
恐れず泳ぎ始める。
というよりは流され始める。
流れよりかは波のお陰でなすがまま状態である。
カジメか塩田かわからない程度に漂いながら、何とか目的の足場に到達。
波が這い上がる足場。
沖にはサラシまみれの沈み根。
なかなかのシチュエーションだ。
早速キャストを始める。
R氏は右、塩田は左にポジションをとる。
ルアーはロウディー130Fの蒸着メッキのセグロカラー。
フルキャストで沖の瀬周りを打っていく。
「食ったっ!!!!!」
R氏の声だ。
やっと自分で購入したR氏の北西SPが曲がっている。
そしてなにやら井上ファイト的な動きをしている。
S「まじか!本当に来たっ!バラすなよ!?」
R「……」
R氏は何かを伝えようとこちらに叫んでいるが、波の音で聞こえない。
次の瞬間…
スポーンっ……
うねうね……
ダツである。
R「ぅふぉーっ!外れねぇー!!」
R氏がダツと戯れているのを後目に、キャストを続ける。
沖のサラシもそうだが、足下にも払い出しがあり、常にサラシの白い帯が海中に延びている。
沖のサラシを通す。
サラシからルアーが抜けたら回収、ピックアップせずに足下の払い出しの手前で一度リーリングを止める。
足下に波が当たり、サラシが出るタイミングに合わせて払い出しにルアーを通す……
……ズドンっ!!!!!!!!!
果たして塩田の運命はいかに!?
後半へ続く。
以上、解散っ!!
いやー、本当にあったかい!
ご存知、塩田でございます。
先日、外房へヒラスズキ狙いに…じゃなかった、ベタ凪を見に行ってきましたので、その時の様子をば。
5月23日
仕事終わりにR氏と長岡で合流。
22時、千葉へ向けて出発。
襲い来る睡魔と、相変わらず意味のわからない構造を誇る首都高との壮絶な格闘の末、海ほたるに到達。

24日
早朝3時、千葉・勝浦周辺のポイントへ到着。タックルの準備にとりかかる。
気持ちが高ぶる瞬間である。
明け方の薄暗い海辺。
眼下にはベタ凪の太平洋、磯場にぶつかり砕け散るさざ波の音…。ヒラスズキには完璧な条件である。
ぷほぅうわぁ~~~~っ!!!
闇をつんざく奇声。
塩田である。
仕事終わりに一睡もせず6時間を超えるロングドライブ。その果てに辿り着いたベタ凪の太平洋に、思わずテンションが最大級に上がったのだ。
ルアーはどうするか?
何号のエギで行くか?
そんな会話をしながら、それでも一応北西SPにラインを通し、その先にはエギ…じゃなくミノーを結束。
磯を歩いてポイントへ。
案の定、波が足りない。
唯一打てそうな所には先行者2人。
一応打ってはみたものの、辺りが完全に明るくなった段階で移動。
高台に立って広域を見渡してみる。
見事にベタ凪。
黒潮が接岸しているらしく、沖はいい感じに潮がいっているが、波はない。
…?
しかし、そんな状況の中、2カ所だけ波が砕けているのが見える。周りがベタ凪なだけに、不自然にも思える程。
しかも数キロは離れているであろう現在地からでもはっきりと確認できる程の波だ。
行ってみるか~…
半分溜め息混じりで車に乗り込む。
海岸線の細い路地を走りながら、先程見えた岩場を探す。
途中で奥まった小さな漁港に寄ってみた。
そこには極小のカタクチが大量に群れていた。
黒潮とベイトは接岸してるし、波さえあればなぁ…
そんな話をして、漁港を後にする。
しばらく走ると、波がぶち当たっている磯場を発見!!
駐車場もあるので、車を停めて観察に向かう。
近づいてみるとその磯場はかなり遠く、しかも手前は全て海…。
そう、沖磯だったのだ…。
だが、そこだけは何故か美味しそうな波とサラシが。
しかし、地磯と繋がっている部分はなく、岸からは100メートル以上は離れている。
足下には水深が3~4メートルはありそうな幅のあるスリット。
そこを先程漁港で見たのとは比べものにならない軽く10センチオーバーのカタクチが大群で泳いでいく。
R「ここしかないな」
S「だな。けど…遠いな…」
R「行けねぇかな?」
S「かなり(距離が)あるぞ。ここずっと泳ぐのか?」
R「キツいか…」
そんな会話をしていると、沖に人影が!
そこには全身をウェットスーツに包んだ餌釣りのおっさんの姿!!
…猛者だ。
そう、正にこの2文字が相応しい。
良い歳こいて全身タイツで磯を縦横無尽に駆け回るおっさんの姿はまさしく猛者であった。
R「行ける!おっさん行ってる!!」
S「えー?隣にいる船から渡してもらったんちゃうの?」
R「そうかなぁ……いや!違う!泳いでんだよ、ほら!!」
S「あ、本当だ、行けんだ!!」
慌てて車に戻り、スタンバイ。
今度の塩田は前回とは比べものにならない程レベルアップしている。(装備が)
まず、ウェットスーツの導入。
これでちょっとやそっとのスリットならば、中央スイミング・スーパーマーリン1級の実力を持つ塩田であれば易々と泳覇できる。
そしてロッドは北西Special。
北西15メートルの爆風ブランクスを無風というゆるいコンディションで使用するのだ。
リールはキャタリナ4020PE-H、クサフグ程度のスピードならば軽く振り切れるハイギア仕様だ。これで塩田の活アジストレートも食われずに済む。
さて、全ての準備を終え、海へ向かう。
濃密な海藻ジャングルで足下が見えないなか、3000円のスパイクで突き進む。
と、その時!
目の前に現れたのはスリットだ。
だが、前回の塩田とは違う。
スリットを前にしても慌てず、小学生のプールの授業の如く、ゆっくりと胸まで浸かり、心臓発作を難なく回避。
そして泳ぎ出す。
前回はあれほど難儀だったSwimが、今ではスイカの種を2メートル飛ばすくらい簡単だ。
余裕で第一関門を突破。
しばらく進むと、足が着かない深場に出た。
ここは沖の波の影響を受けて、そこそこ流れている。
恐れず泳ぎ始める。
というよりは流され始める。
流れよりかは波のお陰でなすがまま状態である。
カジメか塩田かわからない程度に漂いながら、何とか目的の足場に到達。
波が這い上がる足場。
沖にはサラシまみれの沈み根。
なかなかのシチュエーションだ。
早速キャストを始める。
R氏は右、塩田は左にポジションをとる。
ルアーはロウディー130Fの蒸着メッキのセグロカラー。
フルキャストで沖の瀬周りを打っていく。
「食ったっ!!!!!」
R氏の声だ。
やっと自分で購入したR氏の北西SPが曲がっている。
そしてなにやら井上ファイト的な動きをしている。
S「まじか!本当に来たっ!バラすなよ!?」
R「……」
R氏は何かを伝えようとこちらに叫んでいるが、波の音で聞こえない。
次の瞬間…
スポーンっ……
うねうね……
ダツである。
R「ぅふぉーっ!外れねぇー!!」
R氏がダツと戯れているのを後目に、キャストを続ける。
沖のサラシもそうだが、足下にも払い出しがあり、常にサラシの白い帯が海中に延びている。
沖のサラシを通す。
サラシからルアーが抜けたら回収、ピックアップせずに足下の払い出しの手前で一度リーリングを止める。
足下に波が当たり、サラシが出るタイミングに合わせて払い出しにルアーを通す……
……ズドンっ!!!!!!!!!
果たして塩田の運命はいかに!?
後半へ続く。
以上、解散っ!!
- 2013年5月27日
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fimoニュース
登録ライター
- 『掌返し?』 2025/6/4 (水) …
- 21 時間前
- hikaruさん
- たけのこのこのこ2025 #9
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