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▼ わからなくなった
- ジャンル:釣行記
- (ショア)
わからなくなった
自信を失い、それが無いから僕の釣りに粘りも、厚味も無くなってしまって。
突然何が?という話です。
磯へ通いだし。当初は楽しい一心で投げて。
そこが中盤から、何がなんだかわからなくなり、何をどうしたらいいかわからなくなり、今そこで何をしに来ているか見えなくなってた期間が長かった。
近頃も、楽しいといえば楽しいのは間違いなかった。「あぁ、あと2時間で終わりだ・・」と時が過ぎるのも早く、なけなしの時間が過ぎるのを恨んで投げた。
だけど。
何かが違ってた。
焦り
人と比べて許される時間が短く、やれることが少なく。それが悔しくて。
寝る時間を削って、釣りへ行って、そしたらすぐに帰らなければいけないのは家庭の問題で破ることはできない。「寝る間を惜しんで」行っても、俺に一体何ができるんだ?という気持ちでいっぱいだった。
俺ならではの視点なんかあるのか?と、釣りへ行っても心は釣り場にあらず。
平日の夜も普段なら釣りへ行きたくて仕方なかったのが、全然行く気にならなく。
ぼんやり、、、、「どうしてあんなに楽しかったのかな?」と考えたり。
そんな日が続いて、やっとつい最近気づけた事がある。
例えば、パズルのピース。僕は1つしか持ち合わせてないとして、仲間は2つ持っている。その2つを組み合わせられることが羨ましかった。
そして、僕はというと、持っている1つを、はめ込むことすらできなくなった。違う・・・はめ込むことも忘れた。
前回に書いた「経験って何?」に近いですが、経験なんか何も無いような釣りしかできなくなってたのも気づけず、ただ、どうしよう・・・と。
目の前に来た壁が今までとは違う、どうしていいかわからない類に見えてしまったら、自分の釣りが狂いそうだった。
たかだか釣りで何を言っているんですか・・・と言われたが、僕でも「バス」「ライギョ」「ロックフィッシュ」などなら釣れればなんでも嬉しかったし、こだわりも何も無かった。細かいことなんかどうでもいいと思って遊べる釣り。
今、主にやってる鱸。そのうち飽きて、「なんでもいいんじゃないか?」と思うはず。だけど、今はもっと知りたくて楽しんでる釣り。
12月17日
気持ちは浮かないまま、試したくて半年ぶりの衣浦ナイトゲームへ行った。
今どこに魚が居るかは知らない。
だけど、自分ならこう狙うだろう。魚はここに居るだろう。と予想だてした。
港湾部の釣り場を選択
このタイトな釣り。
本当に僕は、魚を見つけられないのだろうか・・・セイゴでもいいから出てくれないか。と楽しむ釣りの真反対。必死な釣りを港湾でやろうと思った。
どこでもいいから投げるつもりは無い。
居るならあそこ。
そんな場所を探して、常夜灯が海面をくっきり照らす場所で足を止めた。
投げ込むなら、明暗の、明を2m余分に取って流し込みたい。飛距離は若干沖目の深い場所へ投げたい。
その明るい部分かつ、深い部分に投げて、深い部分から浅くなるかけあがりと、そこが暗い場所、その接点を通したい。
少し投げるのを躊躇しながら・・・1キャスト。
久しぶりの軽いタックルと軽いルアーで感覚がおかしく、あさっての方向へ飛んでいった。魚に警戒させないように、10mほど歩いて回収。
2キャスト目。
思い通りの場所へ届き、巻き。
フッコがヒットした。
この一匹がどれだけ嬉しかったか。
2匹釣って帰った。セイゴとフッコ。
なんか、、ほっとした夜だった。
ロッド:フウジンAD エンゼルシューター
リール:インパルトアルファ
※データ消えて画像無
12月18日
強風の吹く夜
この日も向かった。
昨日釣った場所じゃなく、風表のオープンエリア
また別の場所で魚を探せるのか?と。
ここしばらく感じていなかった、「釣りへ行く前のドキドキ」が運転中湧き上がっていたのに驚いた。
釣り場に立つ。
あまりに強風すぎてティップが曲がる。
投げるが、何をやっているだかわけがわからない。
どこへ着水したか、どこを引いているんだかわからない。
波飛沫を頻繁に受ける
30分経過し、「無理じゃない?」と思い、やりやすそうなうねりの入らない場所へ行こうかと思った。
でも、違う!
川の大増水の時に果敢に食ってくる鱸は、この程度の荒れ方じゃない。
こんな波風と下げ潮とウネリなんかものともしないはず、ここでやるのは「無理じゃない」
今までやってきたフィールドで色んな経験をした、その経験が絵の具だとしたら
川の釣りは「黄色」「赤」
港湾部は「青」「緑」
磯が「白」「灰色」
の色の経験だったとしたら、今この荒れているオープンウォーターのナイトゲームは、「黄色」と「緑」を混ぜて「黄緑」を作るようなものなんじゃなかって思い、一番激流になっているレンジと角度と、明暗を攻めようと決めた。
飛距離はラインスラッグで検討も付かないけど、リールから出る糸の放出量と、巻いてきてそこにルアーのテンションがかかるまでの時間でスラッグの量を大体予想して飛距離がざっくりわかる。
レンジはカーブフォールにならない為にわからない。スラッグ回収の時間、投げた方向とは違う方向でルアーがアクション開始することからおおよそどのレンジが想像した。
1時間半で6HITの4匹取り込みができた。
サイズは45くらいから60前後まで。コンディションは抜群に悪い。痩せてげっそりしている。
冬のシーバスそのものかあ・・・と思いつつ、食ってきたことに、すごく感謝した。
色んなフィールで経験した「色」をまた違うフィールドで混ぜて、また違う色で釣りをすることの面白さを再確認
パズルのピース1つを、強固に組み付け、求める方向にゆっくり確かに、自分のペースで進めばいいのだと確認した夜だった。
「あの長くて短い一瞬」周りの音も聞こえなくなり、無我夢中で魚を向き合う、今までの苦労がその数秒に集約される「あの長く短い一瞬」の為に、マイペースでピースをゆっくり、強く組んで道を作りたいと思う。
こんな考えかたする人って、釣り人に結構多いと思いますが(笑)
ロッド:テンリュウ パワーマスター100MK
リール:セルテート3012H
ニコバイブ
いつロストしてもおかしくない攻め方をしながらも奇跡的になくさず手元に帰ってきたボロニコバイブ。
やっぱり寒かったので・・・こたつのがいいかも・・・w
自信を失い、それが無いから僕の釣りに粘りも、厚味も無くなってしまって。
突然何が?という話です。
磯へ通いだし。当初は楽しい一心で投げて。
そこが中盤から、何がなんだかわからなくなり、何をどうしたらいいかわからなくなり、今そこで何をしに来ているか見えなくなってた期間が長かった。
近頃も、楽しいといえば楽しいのは間違いなかった。「あぁ、あと2時間で終わりだ・・」と時が過ぎるのも早く、なけなしの時間が過ぎるのを恨んで投げた。
だけど。
何かが違ってた。
焦り
人と比べて許される時間が短く、やれることが少なく。それが悔しくて。
寝る時間を削って、釣りへ行って、そしたらすぐに帰らなければいけないのは家庭の問題で破ることはできない。「寝る間を惜しんで」行っても、俺に一体何ができるんだ?という気持ちでいっぱいだった。
俺ならではの視点なんかあるのか?と、釣りへ行っても心は釣り場にあらず。
平日の夜も普段なら釣りへ行きたくて仕方なかったのが、全然行く気にならなく。
ぼんやり、、、、「どうしてあんなに楽しかったのかな?」と考えたり。
そんな日が続いて、やっとつい最近気づけた事がある。
例えば、パズルのピース。僕は1つしか持ち合わせてないとして、仲間は2つ持っている。その2つを組み合わせられることが羨ましかった。
そして、僕はというと、持っている1つを、はめ込むことすらできなくなった。違う・・・はめ込むことも忘れた。
前回に書いた「経験って何?」に近いですが、経験なんか何も無いような釣りしかできなくなってたのも気づけず、ただ、どうしよう・・・と。
目の前に来た壁が今までとは違う、どうしていいかわからない類に見えてしまったら、自分の釣りが狂いそうだった。
たかだか釣りで何を言っているんですか・・・と言われたが、僕でも「バス」「ライギョ」「ロックフィッシュ」などなら釣れればなんでも嬉しかったし、こだわりも何も無かった。細かいことなんかどうでもいいと思って遊べる釣り。
今、主にやってる鱸。そのうち飽きて、「なんでもいいんじゃないか?」と思うはず。だけど、今はもっと知りたくて楽しんでる釣り。
12月17日
気持ちは浮かないまま、試したくて半年ぶりの衣浦ナイトゲームへ行った。
今どこに魚が居るかは知らない。
だけど、自分ならこう狙うだろう。魚はここに居るだろう。と予想だてした。
港湾部の釣り場を選択
このタイトな釣り。
本当に僕は、魚を見つけられないのだろうか・・・セイゴでもいいから出てくれないか。と楽しむ釣りの真反対。必死な釣りを港湾でやろうと思った。
どこでもいいから投げるつもりは無い。
居るならあそこ。
そんな場所を探して、常夜灯が海面をくっきり照らす場所で足を止めた。
投げ込むなら、明暗の、明を2m余分に取って流し込みたい。飛距離は若干沖目の深い場所へ投げたい。
その明るい部分かつ、深い部分に投げて、深い部分から浅くなるかけあがりと、そこが暗い場所、その接点を通したい。
少し投げるのを躊躇しながら・・・1キャスト。
久しぶりの軽いタックルと軽いルアーで感覚がおかしく、あさっての方向へ飛んでいった。魚に警戒させないように、10mほど歩いて回収。
2キャスト目。
思い通りの場所へ届き、巻き。
フッコがヒットした。
この一匹がどれだけ嬉しかったか。
2匹釣って帰った。セイゴとフッコ。
なんか、、ほっとした夜だった。
ロッド:フウジンAD エンゼルシューター
リール:インパルトアルファ
※データ消えて画像無
12月18日
強風の吹く夜
この日も向かった。
昨日釣った場所じゃなく、風表のオープンエリア
また別の場所で魚を探せるのか?と。
ここしばらく感じていなかった、「釣りへ行く前のドキドキ」が運転中湧き上がっていたのに驚いた。
釣り場に立つ。
あまりに強風すぎてティップが曲がる。
投げるが、何をやっているだかわけがわからない。
どこへ着水したか、どこを引いているんだかわからない。
波飛沫を頻繁に受ける
30分経過し、「無理じゃない?」と思い、やりやすそうなうねりの入らない場所へ行こうかと思った。
でも、違う!
川の大増水の時に果敢に食ってくる鱸は、この程度の荒れ方じゃない。
こんな波風と下げ潮とウネリなんかものともしないはず、ここでやるのは「無理じゃない」
今までやってきたフィールドで色んな経験をした、その経験が絵の具だとしたら
川の釣りは「黄色」「赤」
港湾部は「青」「緑」
磯が「白」「灰色」
の色の経験だったとしたら、今この荒れているオープンウォーターのナイトゲームは、「黄色」と「緑」を混ぜて「黄緑」を作るようなものなんじゃなかって思い、一番激流になっているレンジと角度と、明暗を攻めようと決めた。
飛距離はラインスラッグで検討も付かないけど、リールから出る糸の放出量と、巻いてきてそこにルアーのテンションがかかるまでの時間でスラッグの量を大体予想して飛距離がざっくりわかる。
レンジはカーブフォールにならない為にわからない。スラッグ回収の時間、投げた方向とは違う方向でルアーがアクション開始することからおおよそどのレンジが想像した。
1時間半で6HITの4匹取り込みができた。
サイズは45くらいから60前後まで。コンディションは抜群に悪い。痩せてげっそりしている。
冬のシーバスそのものかあ・・・と思いつつ、食ってきたことに、すごく感謝した。
色んなフィールで経験した「色」をまた違うフィールドで混ぜて、また違う色で釣りをすることの面白さを再確認
パズルのピース1つを、強固に組み付け、求める方向にゆっくり確かに、自分のペースで進めばいいのだと確認した夜だった。
「あの長くて短い一瞬」周りの音も聞こえなくなり、無我夢中で魚を向き合う、今までの苦労がその数秒に集約される「あの長く短い一瞬」の為に、マイペースでピースをゆっくり、強く組んで道を作りたいと思う。
こんな考えかたする人って、釣り人に結構多いと思いますが(笑)
ロッド:テンリュウ パワーマスター100MK
リール:セルテート3012H
ニコバイブ
いつロストしてもおかしくない攻め方をしながらも奇跡的になくさず手元に帰ってきたボロニコバイブ。
やっぱり寒かったので・・・こたつのがいいかも・・・w
- 2012年12月19日
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