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Return from the God Island


夜 出発
空いた道路をスイスイ車を2時間走らせます。
 
釣りの為の深夜のドライブ
 


釣りの為に、現地に着いて一旦就寝の 車中泊
ここまで普段はしたくは無いのだけど、今は違う

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運転中 普段見ない夜の町を横目に、頭では明日はどうなるのかな?と夢を見るのです
 
現地にAM0に着き、早速寝る用意を
シートを倒して、目を閉じる
 
楽しいなぁ 寝ることが楽しい
 
 
仕事で疲れているせいか、ものの数分で寝てしまった
 




 
夢といえば、普段見る夢は、特にどんなストーリーがあるわけでもなく、「家でTVを見ていた夢」「家族が出てくる夢」「何かを食べていた」程度のたいしたことの無い夢
 
 
目を閉じ、見た夢は「車で寝ていて、寝にくい」ことを嫌がる夢
夢と現実の狭間の睡眠だった
 




 
目が覚めた
AM5
顔を洗い、歯を磨き
したくする
 
 
目が覚めた今、また夢が見続けられるのです
夢見心地の半日が待っているのです
 
眠気まなこのLSDさんと合流した
 
 




 
 
 
そう・・・・・
 
また来たよ!ゴッドアイランド
 
 

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今回の目的は何か魚を見つけてくること、そして、前回行けなかった場所へのアクセス方法と、その雰囲気を確認すること
いずれ、必ず役に立つ事をして来たかったのです
 
 
 
現地に着き
すぐに分散  各々思い思いの釣りをすることにしました
 
 





 
釣行日記の前に今回のタックル等々の紹介
軽装で行かないと、足が止まる
気温の上昇によって服装の変更が可能になった
ハイシーズンの道具を使用することにした
 



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ロッド パームス ブルービジョンHiraSP
リール シマノ ツインパワーSW6000HG
PE 2号
リーダー ナイロン40lb
 
上から
撥水速乾ハット
アンダーアーマー社のシャツ
海水パンツ
1mmウェットタイツ
アンダーアーマー社の下着
フェルトスパイク磯シューズ
 
 
全てのポケットを取り去ったライフジャケット
これは僕が数年前、初めて購入した時からのもので、いつも一緒だったし、愛着がある
浮力確保だけの為だけど活躍して欲しいと願った。


 
RBB 底メッシュのウエストバッグ
 
 
ランディングツールはタモが良いが、かさ張るので 性能は低いかもしれないけど、無いよりはマシとWフックのギャフ
 
ロープ
 
 
水陸両用のできる限り軽装で足を使うこと
前に行けなかったエリアを見ること
 
 


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釣りの開始です
 
 
 
前回干潮でホンダワラが茂り、まともに打てなかった地域を打ちます
シモリのできる限りサイドで ホンダワラを避けられるルートを

 
風の影響でルアーが空中で流されると無駄な一投となる為に、その際はラインを掴み、ロッドをあおり 思い切りひっぱりルアーを途中で引き戻して キャストを成立させないようにします



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そして、決まった1投目
サスケ烈波  早速フッコの追尾 ルアーから30cmの距離を取ってついてくる
しかし、ルアーを眺めるフッコは食いつかない
 
2・3・4 反応が無くなり
 
5 バルバロッサ これもダメ
6 BKF140S また追尾 ゆっくり巻けばルアー3個分の距離を取って着いてくる  途中で早く巻けば 同じく速度を速めてついてくる そしてUターン
 
プラスチックのルアーに、ミノーに魔法がかからない・・・・
 
最後はフグが着いてくるばかり
 
 
 
 
 
 
LSDさんを横目にさらに奥へ進むことに


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潮が渦巻く磯
ほんの岩数個ぶんの2m先へ渡りたい
あそこへ立てば、180度投げられます
そこから遠投した先の水深は、かなり深い
 
完全に露出した岩を見る、一定の間隔で波がくる
岩の上50cmに水が押し寄せ、岩が水没
 
潮が引く、飛び乗り、すぐさま奥の岩へジャンプ

 
またひとつ、奥の岩がある
そこへ行くには30cm水没した岩があり、そこを飛び乗り さらに奥の大岩へ行かないと行けません
 
30cmの水没が、波が来れば1m水没
僕の中では無理だなと・・・・


 
来た道を振り返る
50cmの水没の岩、そこは簡単に飛び乗れてこれたのに、反対から見ると、なんだか飛び越えられないように見えてしまうのです


 
少しずつ、自分が陸から離れていき、ある程度の苦労をしないと戻れないことをまのあたりにし、「グッ」と胸に不安感が来ました
 
「僕は磯ヒラ師」じゃない。そう言い聞かせた
 
 
この奥へ行くのはやめよう
仮にもここは水道の真ん中 
遊びで危険な場所に立つことは避けよう
 
 

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近くの岩礁エリアを ナバロン バルバロッサ BKF サスケ ショアラインZ などで攻めるが、何も反応が無く時間が過ぎてしまった
 
 
魔法がかけられない
 

 
 
来た道を戻り、前回諦めた場所へ行くことにしました




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学校が見えた
校庭には誰も居ない
休校??窓に目を凝らすと、授業を受ける数人の生徒
 
なんだか、せつないような、ほほえましいような、表現しがたい気持ちがこみ上げました
 
 
次に目に飛び込んで来たのは、波風で浸食されてできる、カルスト
 
岩が鋭利にとがり、乱立する岩の林です
 
カルスト地形を横目に奥へ進みます
 
現実離れした光景が次々目に飛びこみ、そんな場所でルアーを投げている喜びが胸に湧き上がります
 
 
行きたいと思っていた範囲ほぼ全部廻りました
しかし、答えは出ず
 

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頭を抱えて、どうしよう・・・と蹲りたい思いもありますが、そんなことしても、思っても今日の釣りが面白くなくなるだけだと
最後、一箇所、まだ足が向いてないエリアへ行きました


 
 
80度の傾斜を両手フリーで登ります
ロッククライミングさながらに

 
 
ロッドは下に置き、自前のロープでくくっておき、ロープを口にくわえ放出して登ります
 


頂上に立ち、そこにロープを強固に縛りつけ下へ垂らしておきました
帰りはこのロープも命綱
 

岩は登りよりも下りが怖い
 
 
タックルを回収し、ポイントへ入る
 
 
 

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超激流
 
ダイワのTDバイブ35gがまっすぐ泳ぎません
流れに巻けて斜めに傾斜してTDバイブが戻ってくるのです
 
湾バイブで攻める
 
1時間・・・・
 
ベイトの鰯が玉になって定期的に回遊してくるものの、逃げるわけでもなく「ただ鰯が居た」というような風景で時間が過ぎていってしまいました
 
 
残り3時間
プラスチックでも鉄板でも何もできない
 
 
鉛に残り時間を賭けよう
 
 
カリボソジグ75g
ナゴメタル65g
ムーチョルチア60g
コルトスナイパー60g
 
ワンピッチジャーク
タダ巻き
リフトフォール
ボトムリトリーブ
 
ダメ・・・・・
 
 
リアフックにブレードを着けたり、はずしたり
ブレードのサイズを変えてみたり
ジャークしたときに抵抗になる大き目のブレードははずし、極力小さいものにしてフラッシングを狙ってみたり
 
 
 
更に流速が増し、75gをまっすぐ投げたら回収時は90度潮下から戻ってくる状態になってきます
 
 
ナゴメタル65g 抵抗を減らすためブレードをはずし
ボトムにホンダワラが群生する場所と 岩礁と 砂地があり、 水深も一定ではないとわかってきた
 

 
2時間経過
丹念に舐めるように探ると
 
 
 
・・・やっとHIT!!



 
どんな魚でも どんなサイズでも この魚を逃がすことはできません
一心不乱に巻き取り、抜きあげ
 
 
ワニゴチ 50cm
 
 
鉛に魔法をかけられた・・・・

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冬からオーバータックルでメタルジグに執着してきた気持ちが報われた瞬間です
 

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やっと一匹
 
やっとここで一匹
 
いつもUターンされた魚たちを欺いて、底から釣り上げた一匹
 
ものすごく嬉しかったです

 
その後は何も反応は得られず
 
 
魚とロッドをロープにしばり、道具をおろし、慎重に陸へ戻ります
 


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そういえば、LSDさんは集合地点に戻ってるかな?
 
 
 
 
そこには、帰り支度を済ませた彼が・・・
「お土産、クーラーに入れておいたよ!」と笑顔で話しかけてきた
 
「おぉ!ひささんも釣ったの!?」と
 



 
握手
 
 
釣り開始にした握手と、釣り終わりの握手
 
 
 
 
ヒラメを仕留めていました
 
 
 
本命ではないけれど、それぞれの方法で探し出してきた魚
 

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この価値の重さ、与えてくれた喜び 
 
 
例えようがありません

 
 
言うならば、ここでの釣りを認めてくれたかのような 魚達です
 
 
ありがとう

 






 
 
 
帰りの船がくるまで、町を眺めます
 
人口が少なく、昼でも静かな町
 
 
釣り場にごゴミが全然見当たりませんでした
 
 
「現地の方に聞くと、ここへ来る釣り人はゴミを捨てないんだよ」と
 
 
簡単にこれる場所ではないから、ここへ来るアングラーは、それぞれ特別な思いで来ているんでしょうか
 
「釣り人はゴミを捨てないんだよ」そう話してくれた現地の方
それを聞いて、なぜか誇らしくなりました(笑)
 
 
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帰り間際
LSDさんが現地の方に「釣り人は こういう場所で金を落とし、ゴミは落とさないといいね」と話しました

 
そして、お兄さんは、「ありがとう」とつぶやき、返事を返してくれました
 

僕らに色々世話を焼いてくれた

おじさん
おばさん
おじいちゃん
 おばあちゃん

すごくやさしい



 
ぶっきらぼうな言葉だけど、親切にしてくれて、僕らの荷物の心配や、置き場所の気遣いをしてくれました


「それは大事だろうから、カギロッカーに入れておいたる。帰りに声をかけてね」と言ってくれた、おばあちゃん
 
帰り間際に、おばあちゃんが居なく、困っていると、おじいちゃんが鍵を持ってきてくれました
 
あの子たちが帰るとき、開けて欲しいと頼まれたそうです
 
僕らが帰るのを気にして見てたって事なんです
 
ありがとうございました
 
 
 
 


 
 
最高の日となり、岐路へ
 
 
 
ゴッドアイランド
 
 
また来月来るよ  では!また・・・・・
 
 
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タックル
ロッド パームス ブルービジョンHiraSP
リール シマノ ツインパワーSW6000HG
PE 2号
リーダー ナイロン40lb
 
ヒットルアー
ナゴメタル65g
 

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