▼ 神に挑んだ日
- ジャンル:釣行記
- (ショア遠征)
行く度に
今日来た事は、次に生きるから
次こそ、もっとやれるはず
そう思って帰っている
4回目
今日も何かを得に来た

船頭さんは、今日はあかんかもね
暑いし、無理せんような、と言いながら船を出した
神の島
今日も挑戦

今日は無理しないように、と言った彼が
沖を走らせている途中、異変に気づいたよう
当然僕は何も気づかず海を眺めていた
兄ちゃん。今日は出来たら諦めず投げて欲しい
きついかもしれんけど、釣って帰って欲しいんだわ
今日は出せるかもしれんから
頑張って投げて、探して来て欲しいんやわ
・・・・・・マジで?
俺だって、めっちゃ釣りたいって!
足を止めず、投げられるだけ投げて、やれるだけやって帰るしかないわ!と心の中で思い、今日に全力投球することを再度決意

朝マズメは 何かのチェイスが数回見えた
小型の何か
3尾や4尾で追ってきては Uターンする
何かはわからないけど、ただ・・・・もう暑くて全身から汗が吹き出す
まだAM7過ぎにも関わらず・・・

いつ来ても静かな、島
賑やかなのは漁船が帰ってくるときくらい

どんどん、暑くなる
まだ全然歩いてないのに、疲れ、ペットボトルを開始1時間で2本飲み干し、一応早朝に含まれるだろう時間はキャストに時間を費やすが

朝の高湿度といきなりの高温30度があいまって、すぐに体が湯だち
苦しくなってくる
日陰に入りたいけど、日陰が海辺に無い
「諦めずに投げて欲しい」と言わせる何かがあるはずなんだと、気を持たせて
ルアーを交換し、レンジ等調整し
足も止めずに打ってあるく
「ゴ」と時折何かがルアーに触れる
魚にしては、おかしい・・・・くらげに触れた程度のことかな
そう思いながらリトリーブすると、3尾の何かが物凄い速度でルアーめがけて突っ込んで、そして見切って帰ったのが見えた!
クラゲじゃないだろう!?
なんだあれは・・・!
あの俊敏さは青物(の子供)
メタルジグに切り替え、小型はとにかく全力で早くまく方がよい!と遠投し、しゃかりきに巻く!
湾バイブに変え、全力巻き
5尾
チェイス
足元まで来てまた、見切られる前に ストップ
「ガツ!」 ヒット!
ファイトする間も、すぐ持ち上げられ上がってきたのは

ハマチだった!
とにかくこれで、今日は手ぶらにならないという安堵感を与えてくれた
群れで動いているはずだから、まだまだ投げろ!
しゃかりきに巻け!
しかし、それっきりであった。
炎天下で高速巻き、これが想定外にきつく
心臓がばくばく
全身びっしょり
頭が痛く
指がつっぱる
立ちくらみが
32度
まだ到着して2時間なのに・・・・熱中症の初期になっているのに気づいた
(先日、卒倒レベルの熱中症になったので、熱中症が怖くなっているんです)
1.5L飲み終わり
最後の2Lペットボトルに手を伸ばした瞬間!
手からすべり、海へ落下・・・・最後の水が・・・
このまま水分を買いに行こうか・・・・
心臓のバクバクが顔面、脳天にまで広がり、朦朧としてきた
全然投げ続けられないって、今日 無理だわ
なんか、物凄く悲しく 悔しくてたまらんくなった
1ヶ月ぶりで楽しみで仕方なかったのに!
なんで落とすんだって・・・バカか・・と、ぶつくさぶつくさ
到着して、ちょっとの時間でもう限界になった体って・・・・
「ちょ・・ほんと。何これ」
もう終わりになるん?
とにかく、この逃げ場の無い 太陽光を避けよう
全ての荷物を背負い込み
クーラーを手に
ふらふらと、ふらふらと・・・・移動

貴重であるはずの時間だけど
ぶっ倒れたら話しにならない
水分を無理やり1Lのみ
手に入れた氷を パンツに 背中に 腹に 帽子の中に突っ込んで
水を上から被り
20分座って回復を待ち
さっきまで白かすんで見えてた目が治ったのを気に
再開だ!!!
海を見ると、おかしな風景が目の前にある
下げ潮の向こう、沖に
もう一つの下げ潮が濁流で寄せてきている
例えば、川の下げがあるとして
その上流で、濁流が滑って落ちてきて飲み込んでくるイメージ
手前の明るい緑とは異なり、奥の濁流下げは深い緑
あれが押し寄せてきたら、完全アウトなのか、それとも、好転するのか
どちらかに一つなんだって言うのはすぐ分かった
湾バイブをキャスト
到達した濁流下げでは 引き抵抗が倍増する上に、レンジがもう表層しか入らない
邪道 オモクル ドメスティー85g
底~中層をミディアムリトリーブで攻めたい
表層は押し寄せたゴミと、泡だらけになっている

3投目
放物線を描き 80m先のバション!と派手に着水し、底を取って巻き始めて
10秒
「ドスン!」
きた!!
でかい!
何がきた!
シーバスか!
ランカーか 90アップか!
「バシャッ!」
沖でえらい洗いをした
シーバス
けど、大きく無い?
なのに引く!
頼む頼む頼む頼むと心で連呼し
焦りでやたらとでかいシーバスと勘違いした この魚
暴れまくる
連発されるエラ洗い
ルアーが重いからはずれるって!頼む!
足元まで来た
ランディング失敗すんな!頼む!
失敗して逃げられるくらいなら、タモ入れする前に撮影だけでもしよう・・・なんて、一瞬本気でよぎったが それはありえないとタモを用意
しかし、タモが何かにひっかかり フレームが緩々に・・・・
頼むって・・・・・・逃げられるくらいなら、せめて写真だけでも先に・・・と気持いっぱいいっぱいな中
「ランディングはうまいじゃん」という言葉が頭に浮かんだ
すっと、心の雑音が消え
テンションを若干緩めシーバスを1m潜らせ
エラ洗いさせずに、その間にシャフトを治し
ランディング成功!
すでに捕獲済みにも関わらず、平らな場所までなぜかダッシュし
そこへ横たえる

フックをはずす手が震えている
衣浦や矢作でランカーを釣っても こんなことは絶対無い
あぁ・・・大きいね 小さいね
良くひいたね ひかないね
体つきがいいね 悪いね
くらいしか思わないのに
今、フッコに震えている
ぉぉ・・おっっしゃぁぁ!
神の島でやっとシーバス捕ったった!
やっと!やっと!

その後、2時間一切反応は得られず
ライトタックルに持ち替え、アイスジグで攻めるも
スズメダイが釣れただけに終わる
町はじりじりと照らされる中、静けさは一段と増した感じだった
気温は37度
4Lは補給しました(汗)


タックル
ダイワ エスジェイ96MH
ダイワ ブラスト4020PE
PE2号
ナイロン40lb
ベイトブレス 湾バイブアンサー
邪道 オモクルドメスティー85g
ハマチ35cm
シーバス61cm
アピア レッドラインプレミアムチューンド85L
ダイワ フリームス2508
PE0.8号
ナイロン4lb
ラパラ ジギングラップW3
スズメダイ
今日来た事は、次に生きるから
次こそ、もっとやれるはず
そう思って帰っている
4回目
今日も何かを得に来た

船頭さんは、今日はあかんかもね
暑いし、無理せんような、と言いながら船を出した
神の島
今日も挑戦

今日は無理しないように、と言った彼が
沖を走らせている途中、異変に気づいたよう
当然僕は何も気づかず海を眺めていた
兄ちゃん。今日は出来たら諦めず投げて欲しい
きついかもしれんけど、釣って帰って欲しいんだわ
今日は出せるかもしれんから
頑張って投げて、探して来て欲しいんやわ
・・・・・・マジで?
俺だって、めっちゃ釣りたいって!
足を止めず、投げられるだけ投げて、やれるだけやって帰るしかないわ!と心の中で思い、今日に全力投球することを再度決意

朝マズメは 何かのチェイスが数回見えた
小型の何か
3尾や4尾で追ってきては Uターンする
何かはわからないけど、ただ・・・・もう暑くて全身から汗が吹き出す
まだAM7過ぎにも関わらず・・・

いつ来ても静かな、島
賑やかなのは漁船が帰ってくるときくらい

どんどん、暑くなる
まだ全然歩いてないのに、疲れ、ペットボトルを開始1時間で2本飲み干し、一応早朝に含まれるだろう時間はキャストに時間を費やすが

朝の高湿度といきなりの高温30度があいまって、すぐに体が湯だち
苦しくなってくる
日陰に入りたいけど、日陰が海辺に無い
「諦めずに投げて欲しい」と言わせる何かがあるはずなんだと、気を持たせて
ルアーを交換し、レンジ等調整し
足も止めずに打ってあるく
「ゴ」と時折何かがルアーに触れる
魚にしては、おかしい・・・・くらげに触れた程度のことかな
そう思いながらリトリーブすると、3尾の何かが物凄い速度でルアーめがけて突っ込んで、そして見切って帰ったのが見えた!
クラゲじゃないだろう!?
なんだあれは・・・!
あの俊敏さは青物(の子供)
メタルジグに切り替え、小型はとにかく全力で早くまく方がよい!と遠投し、しゃかりきに巻く!
湾バイブに変え、全力巻き
5尾
チェイス
足元まで来てまた、見切られる前に ストップ
「ガツ!」 ヒット!
ファイトする間も、すぐ持ち上げられ上がってきたのは

ハマチだった!
とにかくこれで、今日は手ぶらにならないという安堵感を与えてくれた
群れで動いているはずだから、まだまだ投げろ!
しゃかりきに巻け!
しかし、それっきりであった。
炎天下で高速巻き、これが想定外にきつく
心臓がばくばく
全身びっしょり
頭が痛く
指がつっぱる
立ちくらみが
32度
まだ到着して2時間なのに・・・・熱中症の初期になっているのに気づいた
(先日、卒倒レベルの熱中症になったので、熱中症が怖くなっているんです)
1.5L飲み終わり
最後の2Lペットボトルに手を伸ばした瞬間!
手からすべり、海へ落下・・・・最後の水が・・・
このまま水分を買いに行こうか・・・・
心臓のバクバクが顔面、脳天にまで広がり、朦朧としてきた
全然投げ続けられないって、今日 無理だわ
なんか、物凄く悲しく 悔しくてたまらんくなった
1ヶ月ぶりで楽しみで仕方なかったのに!
なんで落とすんだって・・・バカか・・と、ぶつくさぶつくさ
到着して、ちょっとの時間でもう限界になった体って・・・・
「ちょ・・ほんと。何これ」
もう終わりになるん?
とにかく、この逃げ場の無い 太陽光を避けよう
全ての荷物を背負い込み
クーラーを手に
ふらふらと、ふらふらと・・・・移動

貴重であるはずの時間だけど
ぶっ倒れたら話しにならない
水分を無理やり1Lのみ
手に入れた氷を パンツに 背中に 腹に 帽子の中に突っ込んで
水を上から被り
20分座って回復を待ち
さっきまで白かすんで見えてた目が治ったのを気に
再開だ!!!
海を見ると、おかしな風景が目の前にある
下げ潮の向こう、沖に
もう一つの下げ潮が濁流で寄せてきている
例えば、川の下げがあるとして
その上流で、濁流が滑って落ちてきて飲み込んでくるイメージ
手前の明るい緑とは異なり、奥の濁流下げは深い緑
あれが押し寄せてきたら、完全アウトなのか、それとも、好転するのか
どちらかに一つなんだって言うのはすぐ分かった
湾バイブをキャスト
到達した濁流下げでは 引き抵抗が倍増する上に、レンジがもう表層しか入らない
邪道 オモクル ドメスティー85g
底~中層をミディアムリトリーブで攻めたい
表層は押し寄せたゴミと、泡だらけになっている

3投目
放物線を描き 80m先のバション!と派手に着水し、底を取って巻き始めて
10秒
「ドスン!」
きた!!
でかい!
何がきた!
シーバスか!
ランカーか 90アップか!
「バシャッ!」
沖でえらい洗いをした
シーバス
けど、大きく無い?
なのに引く!
頼む頼む頼む頼むと心で連呼し
焦りでやたらとでかいシーバスと勘違いした この魚
暴れまくる
連発されるエラ洗い
ルアーが重いからはずれるって!頼む!
足元まで来た
ランディング失敗すんな!頼む!
失敗して逃げられるくらいなら、タモ入れする前に撮影だけでもしよう・・・なんて、一瞬本気でよぎったが それはありえないとタモを用意
しかし、タモが何かにひっかかり フレームが緩々に・・・・
頼むって・・・・・・逃げられるくらいなら、せめて写真だけでも先に・・・と気持いっぱいいっぱいな中
「ランディングはうまいじゃん」という言葉が頭に浮かんだ
すっと、心の雑音が消え
テンションを若干緩めシーバスを1m潜らせ
エラ洗いさせずに、その間にシャフトを治し
ランディング成功!
すでに捕獲済みにも関わらず、平らな場所までなぜかダッシュし
そこへ横たえる

フックをはずす手が震えている
衣浦や矢作でランカーを釣っても こんなことは絶対無い
あぁ・・・大きいね 小さいね
良くひいたね ひかないね
体つきがいいね 悪いね
くらいしか思わないのに
今、フッコに震えている
ぉぉ・・おっっしゃぁぁ!
神の島でやっとシーバス捕ったった!
やっと!やっと!

その後、2時間一切反応は得られず
ライトタックルに持ち替え、アイスジグで攻めるも
スズメダイが釣れただけに終わる
町はじりじりと照らされる中、静けさは一段と増した感じだった
気温は37度
4Lは補給しました(汗)


タックル
ダイワ エスジェイ96MH
ダイワ ブラスト4020PE
PE2号
ナイロン40lb
ベイトブレス 湾バイブアンサー
邪道 オモクルドメスティー85g
ハマチ35cm
シーバス61cm
アピア レッドラインプレミアムチューンド85L
ダイワ フリームス2508
PE0.8号
ナイロン4lb
ラパラ ジギングラップW3
スズメダイ
- 2013年7月10日
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