再び明暗のポイントへ。
ここは強風が吹くとストラクチャが邪魔で絶望的。前日は到底無理でしたが今日は少しはマシな予報。逆風になるけれど横から攻めればどうにかなるなと思っていましたが、予想以上に風が強く、ボイルはいつもよりも手前で発生しているのにルアーを撃ち込めません。
表層系で沖を攻めるのは厳しい状態だったので、やむなく手前をトップで撃ちますが反応なし。シンペンは辛うじてボイルに届くのでレンジや速度を変えながら撃ってみますがまったく反応なし。横風が強いせいでロッドでアクションさせることももままなりません。風さえ弱ければ十分に狙えるボイルに手を出せず、ただ指を咥えて見るだけの状態なのでフラストレーションが溜まります。
風の呼吸を読んでスト際から明暗を狙ってみたりもましたが、ラインがストラクチャに絡みまくって痛む上にルアーをロストするリスクが高く、リスク覚悟で攻めても万一ヒットしたら無事に取り込めない危険性を感じたので断念。すぐそこなのに手を出せない派手な捕食を横目に渋々撤収しました。

少し時間が早かったので接近戦の小場所へ移動。必ず釣れるわけではないのですが、これまでに何度もボウズから救われたポイントです。
潮位が下がって狙いにくい状態でしたが先程の場所に比べればかなりマシ。トップでは出ずスーサンも不発でしたが、最後に投入したベイスラッグにヒット。

50cmくらい。ベイスラッグを頭からがっぷり。
ベイスラッグで釣ったのは何年振りかな？というくらい久しぶり。昔はよく釣らせてもらいました。表層系ではないため最近は出番がありませんでしたが、ロッドを動かしたくて仕方がない今の自分には案外ぴったりなルアーなのかもしれません。

本命ポイントは期待外れでしたが、泣きのポイントでボウズから救われました。
なかなか思うようにはいきませんが、だからこそ釣れた時は嬉しいもの。釣れるのが当たり前だと思うと釣れずにイライラすることもありますが、釣れないのが当たり前だった初心の頃のように一つ一つの魚との出会いを喜び、大事にする気持ちはずっと忘れないようにしたいものです。