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妖怪:魚すがり

  • ジャンル:釣行記
11/10(土) 大潮 下げ 荒川下流域


今日は世にも奇妙な話

。。。。

先に言っておくと

夜の川で

妖怪と出会ってしまった。





妖怪「魚すがり」







今日は大潮ということで

大潮にいいだろう(仮説)ポイントに向かった。


着いてみると自転車が



竿をしまってるのか

これから出すのか

というタイミング


話しかけ

隣でやらせてもらうことに

下げもまだ始まってなくて


何釣れるんですか?

昨日はセイゴ4匹とニゴイが1匹




中川や綾瀬川でウナギ釣りもやってるらしい



おっちゃん 

のべ竿を伸ばし



30号の仕掛けにエサをつけて




シュー 


橋脚横に 


ドブァンッ

ああ,あそこ投げ込みたいのに〜


と思ったが

ポイントを後から入らせてもらった身


そりゃ言えません( 笑 )




おっちゃんはのべ竿?4本

2本は橋脚近く

あとは2本上流側





若干下げ始め



昨日70UPしとめた 中華シンペン



おっちゃんの糸に気をつけながら

橋脚下にダイレクトで入れる

本当は橋脚から離して流し入れたいけど


おっちゃんの糸2本あるから無理よ( 笑 )

しかも,立ち位置の上に木あるし



橋脚下で20cmくらいクラスのあたりあったけど乗らず

ルアーをローテするも反応なし


おっちゃんの竿4本にも反応なし


自分も橋脚下にダイレクトで釣れない

おっちゃんもラジオながしながら

ビール飲んでるけど

竿には一切あたりなし



ラジオから流れる

音がデカく感じる




てか,そもそも爆音なんだが( 笑 )



ルアーとか見せたり

今はスズキこんなん食ってますよとか話して

おっちゃんはシーバスをリリースしてもったいないと言う






思い切って提案してみた

「おっちゃん,釣れたらあげるから,1番手前(橋脚横にある仕掛け)のべ竿1本どかしてくれる?」

なんとも図々しいヤツだ。自分で自分をそう思った。





今日はエサで釣れてないからか

お、おう

と若干渋い感じも見て取れたが

どかしてくれた。



これで上の木にはなんとか被らないで済む。

ただ,

もう1本おっちゃんの糸が

橋脚横にあるから気をつけねば。




アブガルシア ワンカレント125F


キャスト橋脚とおっちゃんの糸を越して着水

下げの流れに乗せて

おっちゃんの糸にかぶらんように


ロッドを立てて

ゆっくり巻いてくる



内心思った

シーバスを釣って逃がすでもなくあげること。


自分自身

シーバス釣りをはじめて1度として
シーバスを持ち帰ったことはない。

それは村岡さんが,はじめたリリース(ヘビカバ)スタイル。

アングラーの中でも浸透していて,
持ち帰るアングラーなんてほとんど見たことない。

それを当たり前にやってきた。




釣れたらおっちゃんにあげなきゃいけない。

釣れたらシーバスごめんよ

と思いながら
 


キャストし続ける












グンッ





ごめんなとありがとうと


いろいろ複雑な思いの中



ランディング






4sxb9u4jj938z7pywdh7_480_480-e1b7ed7a.jpg
50cm
アブガルシア ワンカレント125F




ライト光らせて写真とフックを取ってることに気付き


おっちゃん駆け寄ってくる

手にはキープする網袋


約束通り

おっちゃんの開く網袋の中に



なんか複雑な気持ちだった。



でも,そもそも釣りって文化が始まったのも

大昔の人が食糧にするために魚釣りが始まったもの事実


と思いながらキャスト







ラジオの音が流れる




野球の実況アナウンサーが

ガイヤという言葉が出てこず



とっさに出したのが

「ガッ、、ガッ、、ガイコクッ」


             
ガは出てたんだろう

頑張ってイも出たが

生中継 無言はNG


焦って出た言葉が「ガイコク」て( 笑 )


恥ずかしい話をラジオMCに振り返させられてた。











あとから

自分らの後ろをアングラーさんが通り


僕とのべ竿を4本を通り越して

少し離れたとこにイン。



その間いろいろルアーを流すも反応なし




おっちゃん空気を読んでくれたのか?

それともこいつに釣ってもらった方がいいと思ったのか?


橋脚横のもう1本の仕掛けを

何も言わずどかしてくれた。





だけど

帰ろうかなとも思った。




釣れてくれてありがとうと

リリースしてきたシーバスを



リリースせずに網袋に入れることに

本当に複雑な気持ちだった。




すると

おっちゃんが向こうから

魚を手で持って来る。


「どうしたんすか?それ」

「もらった♪」とおっちゃん


さっき後ろを通りすがったアングラーさんからもらったと


「ライトが光ったから急いで行って逃がそうとしたから,それくれない?」

と言ってもらったらしい。



おっちゃんののべ竿は,ピクリともしない。



これじゃ,単なる

魚ねだりに来たおやじではないか( 笑 )



ビール飲んでラジオ流して

釣り人から魚をねだる。


妖怪魚すがりじゃないかと。

未だにあれは妖怪だったと思ってる。ほんとうだ。




そうしてると

向こうでまた

ライトが

妖怪は走って向かっていった。


帰りは魚を手に持って。

網袋に入れる。


ライトの光に反応する妖怪。

キョロキョロ



すると向こうがまた光る

走る妖怪( 笑 )


「またもらったんすか」

「でへへw」


表層で反応もなく

ローリングベイトで沈めて



ドンッ



エラ洗いの音に気付き


いや,反応し


妖怪が寄ってくる


しかも,俺のタモを勝手に持ってるではないか



恐ろしや,妖怪魚すがり







ランディング






nftkr7hzkenjtnia3zbx_480_480-8841ffbf.jpg
49cm ローリングベイト77


写真を取ってる間に

妖怪は,既に網袋を持って横に立っていた。



また網袋に入れた。

これで網袋には4匹。




「エサじゃこんな釣れないでしょーw おっちゃん毎日来なきゃだね( 笑 )」  

「でへへw」  

(でへへ,じゃねーつーっのw)



好きなシーバスと戯れながら

ブルー&複雑な気持ちで

プラマイゼロ

これ以上楽しめないと思い


ストップフィッシング




荒川にいるシーバスからしたら

2匹なんてのは数に入らないレベルなんだろうけど


なんか個人的には

ブルー&複雑な気持ちでやった釣行だった。

もう遭遇したくはないかなぁ〜





ラジオガンガン流しながらのべ竿たらす妖怪「魚すがり」


次はあなたの番かもしれない。



<今日のお供ドリンク>ウィルキンソン 炭酸水

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