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小川健太郎釣りペイジ


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連載終了と引退とかそのへん

身体の都合でブログを引っ込んでて申し訳ございません。
釣りネタみたいなことは書けない身体なので、
fimoの状態見ちゃうと日記書けない…ってなってました。
でも、アクセスを見ていると、どうもfimoのアクセスより
他所から来るほうが多い。
(昨日のアクセスを見ると、fimo内からのご来客が2%…。)

ということで、久々に書いてみました。
この日記の一個前にも日常的な話を書いてます。


タイトルの件。
いろいろな形態を含めて13〜14年ちょっとの連載生活ですが、
事故の後遺症のため、今月号にてついに終了しました。

タウン誌や音楽、車関連をはじめ、
ほとんどすべてのルアーフライ関係の釣り雑誌に
ワタクシの粗末な原稿を掲載していただき
全国誌にはソルト、トラウト、そして最後はバスと
長期にわたり、どこかの雑誌で欠かすことなく連載を続けさせていただきました。
ゴーストライターとしてもホントたくさん書きました。

まとめてプリントアウトしようものなら
A4でも、もンのすごい厚みになります。
実際26歳の頃に某社にプリントアウトさせられたことがあるのですが、
その時点でも百科事典ちゃうんか?くらいありました。


そんなラストですから、
なんか感慨深いものがあるのかな〜、とか思っておりましたが
最後の連載原稿をBASSER誌担当のレツ氏に送った瞬間、
ちょっとイメージとは違う感触が脳をよぎりました。
そう、これで終わるとは思えない…。

じつは、心の中ではこの原稿をもっての実釣取材の引退を考えておりました。
ところが、コレまでの連載を振り返ってみると
実釣の連載なんてそんなにないのです。
写真こそいろいろあるものの、だいたいが釣りの小ネタみたいなもんで
海外どこの国に居てたとしてもできる内容でした。

最初から引退も何も、実釣の取材は出てないも同然(笑)。
平均して三ヶ月に二回ほど、ソルトかバスのどこかに出てるかな、くらいのもんです。
10年前はソルト、今はバスのほうが比率は高いことでしょう。
どっちかしかやらないアングラーからすれば、全然無名です。
業界的にはソルトからバスに転向した形に近いため、
今のfimoの方はほとんどご存じないはず。
ソルト歴が長い方はシーマガやソルティ等で出ていたのを
記憶をかすめる程度でしょうか。

※中でも思い入れある連載は、トラウトのGijieです。

ラストとなる今月、
ロドリ誌のカラー(with 呉さん)と、Basser誌に出ているわけですが
これらは実釣の話。なので、たしかに身体はキツかったわけです。

ところが釣りに出ないでいい原稿はナンボでも来る可能性はある。
しばらくはお休みしようと思いますが
そのうち話が来るのではないか、という予感。

まあそのときはそのときです。
一応引退も視野に入れて、
各ジャンル数人のアングラーさんにいろいろと引き継いで行ってますが。
なので、引退は簡単には表明できない(笑)。
アンチには残念な話で申し訳ありません。
生まれてきたことを謝ります。
そもそも、の話ですね。ごめんなさい。


さて、fimoのほうでは運営の在り方などで
なんかいろいろ起きてましたが、
こちらサイドとして思うことを述べるとすれば、
ブログに釣りの濃い話があんまり出て来ないのは
釣りの話はお金になるべき場所に書くからです。

これまで、の話ですが
釣り人にとって役に立つであろう内容は全て、
雑誌等の有料の場所に書くようにしてました。
例えばプロの人ならトークなんかもそうですよね。

なぜなら、雑誌社というところは本を売ってお金にする会社であり、
ブログなんてのは本来、立ち読み以下の情報を提供するべき場所だからです。
ですから、そこでお金をもらうライターのブログが
釣りの内容として面白くなくなっていくのは当たり前なんですね。
もし濃い内容をブログ等で展開するライターがいれば、
それは単にサービスであり、
本来の場所ではありません。

そう、つまり、エグゼクティブのコーナーがfimoの一番下であるべき、という白神さんの案とかが、一番いいんです。

そのほうが皆さん伸び伸び書けると思います。


ワタクシのこれからは文筆業でも分泌業でもなんでもないので、
ブログに何を書いてもよいのかもしれません。
そしてfimoでのエグゼクティブの位置を
これまで再三希望していたとおり、
辞退するべきときが来た、と思います。
(元々一般アングラーの位置を希望してました。
 なぜなら釣りでのプロという呼び方そのものを
 元来否定していたから。
 ※今は面倒なことは何も気にしてないです。

村岡さんは釣りのホームページがあんまりなかった時代からの戦友でもあり
業界内で唯一と言っていいほどワタクシの功績を過大(笑)に評価していただいており、
それがためにエグゼクティブにワタクシ居座ってしまった、というだけなのです。

昔の小川日記の面白さを考えれば、さもありなん、と思い
頑張ろうとしていた矢先のトラック事故。
まあ、これも人生でしょう。

近いうちにfimoのエグゼクティブから外していただきますので、
そのときはこの日記を思い出して下さい。
また書きますけど。


さて、終了系(笑)でまだまだネタがあったのでいくつか。

ツイッターでも出ていたこのラストラン画像ですが、
これは白いセレナです。
憶えてらっしゃる方もおられるのではないかと。
新車から25万kmほどで後輩に譲ったものです。
そのあとは今の新車で18万ほどになりますが
その前のプリメーラ22万kmやパルサー17万km、ゴルフ14万km(すべて新車購入=実走距離、故障による廃車)と比較しても
この一台は格段に距離を走ってます。
後輩が8万kmちょい走ったということでしょう。
で、このほどラジエーターとセルがウチの近辺(大阪)で逝かれまして
終了…ということで友人の工場で廃車してもらおう、と
運んで行ったときの写真です。
このツイートの際は廃車と思ってたんです。

が、全然(笑)。

ゾンビのように復活するそうです。
そもそも18万kmの頃にエンジンとミッションが総入れ替えになりました。
そのあとも後輩が大事にするヤツで、いろいろ入れ替えられて
結構中身は保つ感じだったんですね。知らんかったけど。
だからラストランのツイートはガセ、ということになります。

このあともうちょい走って、40万は目指したいらしいです。
一台でこの狭い日本の中、地球10周分ってのは…(笑)。

ついでに自分の走行距離と年間平均を算出してみました。
レンタカーでも1万以上は走ってるのですが、それを端数や友人の走行分等に埋めて、各車廃車時の実走合計としました。
96万km(地球24周!?)÷17年で、年間平均は…5.64万。
意外に少ないです。
海外に居た運転してない期間等を抜いても年間6万程度ということになります。
ほぼ釣りですが、ワタクシよりも先輩アングラーになると
合計距離もとんでもないことになるはずです。

こうして原稿でも走行距離でも、
なんでも振り返ってみると、よくわかるのですが
積み重ねた数字はとんでもないものになります。

そして、積み重ねたつもりのないものが結果になるわけです。
いま感じている『一分、一秒』を重ねると
本当はものすごいことができるわけですね。
これは努力ではなく、楽しんで積み重ねたものだと思います。
全然ツライことはしてないのに、
夢中になって重ねてきた年月とともに、結果が出てくる、ということだ、と。

重要なのは、これらはたまたま数字になっているだけで
実際すごいことなんて何もなく、今「となりにいる誰か」も
毎日何かを重ねてます。

だから人間の人生は誰のものであっても面白い。
しょーもない人間なんていないのです。
目先の欲にかられた所が目について、しょーもなく見えるだけで
それ以外のところを掘ってみると、意外に面白い。
誰しもが波瀾万丈。それだけは間違いのない事実だと思います。

他人の人生そのものを見れるなら、それは釣りなんぞよりよっぽど面白い。
それをずっと説いていたのが旧小川日記の99〜2002年あたりなんじゃないかな、と今は思います。

あと、本当は釣りがあんまり好きではない、という話を今度書きます。
昔どっかに書いたんですけど。

メッセージ、返信不要です。

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