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小川健太郎

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小川健太郎釣りペイジ


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メイプルタウン物語

  • ジャンル:日記/一般
  • (生活)
タイトルに意味はありません。
パンのニオイが二度目のベルで、とかは関係なく。

津波の話です。
時間を追って政府の発表を見てみます。
まず地震発生。
ここでまあメールが携帯に自動的に入ります。プログラムです。
翌日が日曜日なので津波警報兼ねて日記をアップ。
地震発生からすぐだったので、まあ上出来です。

発生一時間付近
海に向かう知り合いにも電話。同時にブログで警戒も促します。
自身のmixiとかも忘れてたのでコピペ更新。

ところが、ここで各気象ニュースに異変が…。
『津波の心配はありません(16:40頃?)』
!!!!!?????
ありえない!!貴様に地球のなにがわかるっちゅうねん!
ワシも知らんけど!

ちょっと酷すぎると思いました。
で追記で触れておいたわけです。

『起きない』とした根拠がわかりません。
他国では津波はすでに起きてましたし。

で、昨日の謝罪ニュース。
「過大警報を謝ります」だと。
まあ過大じゃないけどその謝罪の意味する部分もわかります。
しかしながらアノ、『津波の心配ありません』の報道はなんだったのでしょうか。
謝罪はそこでしょう!

そんな中、あの数時間、一人で皆さんに電話したりして騒いで
釣り人に釣り中止させようとしてたワタクシはキティガイ扱いでした。
「明日日曜日やからブログに警告しといてや」って言って、
書いてくれたのは2人ほど…

いろいろ考えました。

小さな津波でも、水のスーパーソニックです。
ベーリング海を反射して来た波ですら
飛行機より速い時間でチリから日本へ。
圧倒的な質量衝撃の波が海溝エッジや大陸棚でさらに加速。
ウェーディングしてたら30cmどころか10cmでも、
津波なら死ぬ可能性はあるはずです。
見えたときには呑まれてます。

いろいろな場合を考えました。
でもきっと気象庁が警報出しても変わらないんじゃないか…
そう思った瞬間、生まれて初めて知り合いに対しても
『死んでわかるなら放っておこう』
と思いました。
やるだけやった、と。

自然の偉大さは誰か知人が死んでこそわかるわけで。
大阪湾みたいに立ち入り禁止にして
『クサいものにフタ』
の現代日本感覚で、せいぜい誰も死なないバーチャルリアリティを作ればいい、と。
で、また自殺者が増えて理由がわからない、となりますが
国内は安全ですよね?ハイハイ。
みたいな思考に陥りました。

で、一夜明けたらニュースも態勢も完璧です。
日本も捨てたもんじゃないと思いました。

ただ、日曜日ですから。

前の日に旅行行程とか変えてあげてたら現場パニック(渋滞他)なんかなかったのに。
他国では津波発生がわかってたんだから。


こんな感じで過ごしてました。
結論は、やはり知らぬが仏。
以前の地震予知のときと同じく、
この国では、いち早く察知した本人だけ身を守ればいいということが理解できました。
今後は全部『mixiでヒントだけ』とか『一瞬掲載』の形式にします。
災害でパニックに陥りたくない方はミネラルウォーターとか液体カロリーメイトとか買い揃えて
常に大地の叫びに備えて下さい。
火はライター一個で点きますが、
水分だけは、こんな豊かな国でも枯渇することがあるんです。

こんな今だからこそ、自然の持つ力と可能性を理解していただければ幸いです。
僕もそれなりに努力はさせていただいてました。でも伝わらなかった。

これからは基本、皆さんの野性にお任せします。勘と用心。スレた魚になって下さい。

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