岸王戦国時代！

第２戦は史上初の三つ巴！

舞台は中四国屈指のメジャーレイク！





　　　　　岸王　　　　　　　
　　　　１×１×１　　　　　　　
　　　２０１５　第２戦　　　




鍛え抜かれた鋼のバス釣りロボ　痛風タケシ

　　　　　　　ＶＳ　


ノッったらアンストッパブル　がーすー黒光


　　ＶＳ　




腹黒系ゆるキャラ　　ミスター先生





AM　７：００

平日にも関わらず既に数台のボートが浮かぶ広島を代表する湖。

雨による増水で湖は満水状態。

ショアライン全体をゴージャスなカバーが覆い尽くす。

水温上昇も伴い

一見ハイウェイトが期待できるコンディションに思われたが・・・










申し分のないコンディションに期待を膨らませる選手たち。

しかしそこに落とし穴があったとは・・・

釣りで一番恐ろしいのは先入観である。




思い思いのルアーをセレクト中。


先生はトップウォーター

黒光りはジャークベイト



その中、独り現実的なセレクトをする男が。

痛風タケシである。

スピニングスタイルのネコリグにストレート系ワーム

この現実的な選択が功を奏す。








ボックスのデカさでもうお気づきだと思うが・・・

今回は岸王史上初の『足こぎボート』バトル！



予算の関係上、２艇を３人でシェアするという異例の一戦となった。




最初に単独で出航したのはミスター先生


黒光と痛風タケシは１艇をシェアする。



ここで最初の事件が勃発！

話をよく聞いてなかった２人が誤って準備前のボートを選択！

栓がされておらず浸水、あわや沈没

という前代未聞のミスを犯す！




出遅れたカタチとなったが、腹黒先生は２人を気遣い待機していた。

ちょうど良く噴水『ミズスマシ１号』が起動♪






この時点でまさかの激タフコンディションだとは

誰も予想してなかった・・・



ボートでは久々の３人、操船に気を取られ釣りどころではない。

岸に掛かったルアーが外れた反動で先生を強襲するのも目撃・・・




そんな中、地に足をつけた（？）釣法でファーストキャッチの痛風タケシ








４０cm弱の魚だが幸先の良いスタートに上機嫌♪



しかしその後２人は数時間の沈黙が続く。

先にメインの筋に上がったであろう先生の状況が気になるが・・・

（視界から消えるのはルール違反）




AM　１１：００

先生捕獲。

何食わぬ表情で一人楽しんでいた・・・





ここで選手の組み合わせチェンジ！！

先生と痛風タケシが必死の入れ替わり！！



第三者からの視線　(笑)




入れ替わり直後、先生がキャッチ

納得いかない表情だが、３０cm程のキーパーサイズだった。

こちらもストレートワームのネコリグで食わせた。



依然ノーフィッシュの焦る黒光は雑な写真を１枚撮り釣りに集中。



痛風タケシも大きな合わせを入れる！
興奮状態の痛風。
（先生は見た。魚ではなく水上の枝に掛かっていたところを・・・）





ここで風が爆風に。

足こぎ操船で体力を失う黒光にはキツい逆風。




そんな中、千載一遇のチャンスが訪れる！

枝の下に見るからにイージーな魚を発見！



「あれ釣りますわ」とワームをセット。

狙いすました一投はターゲットを大きく外れ枝に一直線。

悲しくぶらさっがったワームから魚は離れていった・・・

あまりにも酷いアプローチであった。





精神崩壊状態の黒光に追い打ちをかける着信

痛風が４２cmをゲットとのこと。

（後にこの１匹に不正が発覚し取り消される）





PM　１４：３０

帰着３０分前、操船者チェンジ




強い陽射しによりツートンカラーになった足・・・

痛めつけられた心・・・


最後にミエを張り

トップウォータープラグを投げながら帰着するのが精一杯のようだ。





　　　５　　４　　３　　２　　１　　TIME UP　






既にウェイインしている痛風が余裕の出迎え。

得意のコウイカパフォーマンス！




しかし、喜びも束の間。

先にも触れた不正行為により減点。





岸王２０１５第２戦は

ミスター先生と痛風タケシが同ポイントで１位

現役バサー黒光がまさかの最下位で幕を閉じた。





協賛：
クロープライド㈱／デイリーインターナショナル㈱／㈱デブス／ピュア・クッキングジャパン㈱　


制作・著作：
株式会社外海出版社

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