【四国釣行記】高松メバリング月下美人AIR AGS A64インプレ

月下美人AIR AGS AJING A64LFS
http://www.daiwaweb.com/jp/fishing/item/rod/salt_rd/gekka_air_ags_ajing/index.html

完全に好みによる主観。
製品の良し悪しを語れる程のスキルは全くなし。
購入の参考には一切ならないので誤解無きよう。

重さはカタログスペック65gで今時では特別重くも軽くも無いが持った感じ軽くバランスは良い。
3フィンガーでちょうど手元バランス。
あんまり軽いと風で持ってかれたりで分かりにくくなるんで、これ位がしっくり来る感じか。

メガトップの穂先は先端15cm位のショートソリッドで柔らか目。
手感度と目感度と謳ってるが目感度って。
ナイト主体の釣りで黒いティップは見えるのか？
周りを見回しながら釣りするのに竿先見てアタリ取る事はほとんど無い。

後付けの理由ぽいのでfeature&benefitとしては疑問。

キャストは軽いJHでもよく飛ぶ。
フレームが大きいんで空気抵抗増すかと思ったがそれほどでも。
こうすればもっと良くなるとか細かいガイドセッティングとかまでは分からないんでまぁええんやないかと。

操作感、1g以下のJHでは重さでティップが喰われる事なく良い感じ。
1.3g前後では表層だと良いが沈めて水圧が掛かり始めると少しダルく感じる。ティップが喰われてる感じ。
逆に1.8gとか重くするとチューブラが機能し始め操作感が良くなると言う面白い竿。

チューブラをちょっと張り持たせてもうちょいシャキッとしたソリッド付けたらもっと良くなりそう。

バイトは普通に分かる。
極小メバルのバイトが気のせいなのかどうかなのかの判断がし辛い。アワセたら掛かったのでそういう事なのだろう。これに関しては慣れの問題で使い続けるうちにある程度分かるようになるだろう。

フッキングのレスポンスはちょっと物足りない。
フッキングスピードに対しベリーが付いてこない感じ。
フッキングした後変な戻りも無いので魚が付いてるか見失う事は無し。

掛けた魚が暴れないんでスルスル寄って来る。
逆に暴れないんで手元にガンガン来ずダイレクト感には欠ける。

エステルの様な糸には傷みにくいんでええかもしれない。

デザイン、リヤグリップが長めでダブルハンドでのキャストは握りやすい。
シングルハンドでも全然問題無い。
VSSは感度的にも重量的にもメリットが無いんで明らかにマイナス。
グリップの盛り上がり、見た目的にイケてない。
ずっと握ってれば慣れはするがこれも謳い文句ほどの効果が得られるとは思えない。
差別化の為が一番の理由だろうがちょっと奇をてらい過ぎ？

フォアグリップ、メタルのパーツだけどウエダのレーシングスクリューも含めてこういうのはあんまり好きじゃない。
真冬に冷たい、濡れたら滑る。
EVAを付けたいところ。

買う側がこういうのを望んでいるから作る側の問題では無いのだろうが。

全体としては持ち重り無くバランスも良くバイトもまぁまぁ分かり金額的にも実売3マソ切ってコスパは高い。
パキパキでもなくペナペナでもなくこれからって人間には最初の1本としては良いと思う。

これを使い込んでそこから自分のスタイルに合わせて次の竿を選ぶってのもありかなと。

風もあって釣りもしにくい状況でいつもの立ち位置に先行者が居たので別の立ち位置でやってみたがパターンも見付けた。

当て潮のカレントの横のピンにヨレがありそこに着いている様で風が止むタイミングでしかアプローチ出来なかったが、最初見付けた時はなぜかここだけ流れが違う？的な感じで面白かった。