ルアーの持つ力

-Heaven in a wild flower-

私の釣りログの表紙に貼ってある言葉です。

もとになったのはウィリアム・ブレイクの四行詩から。

ウィリアム・ブレイクとは1757年~1827年頃に活躍したイギリスの画家、詩人、銅版画職人です。英米の文化に根付いておりアルフレッド・べスターの傑作「虎よ、虎よ!」の題名や序文で四行詩が使われていたり、映画「レッドドラゴン」の龍の絵の作者としても知られている。くわしくはWikipediaでどうぞ。

私が引用したのはこの詩。

ウィリアム・ブレイク William Blakeの詩集「ピカリング 草稿」から「童心占徴」

Auguries of Innocence

To see a World in a grain of sand,
And a Heaven in a wild flower,
Hold Infinity in the palm of your hand,
And Eternity in an hour.

一粒の砂に世界を観る。
一輪の野花に天界を眺める。
汝の掌に無限を握れ。
そして一刻の中に久遠を。



この名訳詩が掲載されていたのが、ちくま文庫のジョージ・マクドナルド著による【リリス】のあとがきです。
訳は荒俣宏だ。
この人

dxk9bd64n6nysxpab6hd_160_220-2fb9338a.jpg










私は掌の中のルアーの彼方に静まり返った海を、風吹きすさぶ糸鳴りを、激流の中飛び跳ねるスズキを観る。



そういう想いが集まったルアーがあなたの力になってほしい。

翔世の為に
http://www.fimosw.com/u/ryuzinryucho/zckqrakk7vxcjh





リリーススタイル
6zb2vg3yiuozkozhn9u6_200_103-75ae665c.jpg




コメントを見る

脳汁さんのあわせて読みたい関連釣りログ