まいど！

だんだん、ムシ暑くなってきましたね～早く梅雨が明けて欲しいもんです。

今日はルアーの強度のお話を少し～

一口にルアー強度といってもいくつかあります。例えば～ルアー本体の強度、ルアー表面の塗装の強度等です。

ルアーの企画・開発をしていますと、いろいろ考える所がありまして・・・・・

マグロ・青物用のルアー、ローデッドなんかになると、


リブといいまして、本体が小部屋状に分かれています。これで本体強度は抜群に向上しています。ルアーが壊れるのは大体、魚が噛んだ・咥えた時ではなく、魚を水揚時、魚が暴れ、船や磯等にぶつかった時が殆どです。ローデッドはこのリブと特殊な製法（マル秘）でそういった破損はほぼゼロです。

もうひとつ、塗装の強度ですが～
下のトビウオ君、フックサークルでキズが付いていますがこういったキズや、魚に噛まれた名誉の負傷（笑）がメインといった所でしょうか？



ここで塗装について、塗装の最高峰って何だとおもいますか？

正解は自動車！一番お金をかけた塗装ですよね（笑）その塗装も、10円玉チョップや、車庫入れ時のウッカリで・・・・・ガリっといっちゃいます。
対してルアーは、歯のある魚に噛まれる、磯にぶつかる、挙句に常にギンギンのフックの脅威にさらされています（笑）
なのにも関わらず、自動車クラスの塗装をしちゃうと、とんでもない価格になっちゃいます。
そんなこんなで強い塗装を維持したルアーを目指して日々何百種ものコーティング、塗料を目指しています。

厚く塗れば強くなりますが、アクションは悪くなる・・・等難しい問題が多いです（汗）

ムシムシした梅雨は塗装の天敵だったりと、いろいろ気をもむ事が多いです。

明日にはシーバス精鋭チームの釣果報告が・・・・あるかも（笑）