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▼ 13'純淡水域川鱸　”早くも最終章…”

  • ジャンル:釣行記
自分のメインフィールド…
それは海から約１５０km上流エリアの完全淡水域の大河川。
日本一の流域面積を持つ大河である…

海よりも山が近いこの中上流域まで数々の障害を乗り越え毎年稚鮎達と共に鱸達はやってくる。
そしてその稚鮎達が大きく育ち、産卵を終えると同時に鱸達も再び海に下って行く…

稚鮎の遡上と共に始まった大河のハイシーズンも残すところ約一ヶ月となった。

十月…

それはこの完全淡水域で鱸を狙う男達にとっては”最終章”と呼ぶシーズン。そして今年もその最終章の幕が切って落とされた。

前日の休日出勤＆その後の大河釣行…
そして本日の朝からの激務に”今晩は真っ直ぐ帰宅かな…”
と迷いながらの仕事終わり。
外へ出ると先日の涼しさと違って若干蒸し暑い。
そして静かな夜に気付けば大河の畔へ…
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決めた時間は三十分〜一時間。
一気に狙いの荒瀬に突き進む…

いつも通りの狙いの筋をミノーのドリフトで攻めて行くが反応は無い。
そして角度＆距離を詰めて行く…
ハーフキャストで荒瀬の砕けに撃ち込んだミノーをロッドアクションだけで流し込んでいると”ドンッ”と気持ち良いくらいのハッキリしたバイトに魚が乗った。

いきなりの鰓洗いによって荒瀬の水面が派手に割れる。
そして下流に向かって一気にファーストラン。
あまり下流に走られるとレイダウンと障害物が有る為に慎重にドラグを締め込んで応戦。とにかく元気な魚はジャンプ＆テールウォークを繰り返す。
そして時折ドラグを唸らせる重い突っ込みと走りは悪くは無いサイズ。
NEWリールのポテンシャルを試すにはもってこいといった感じの魚だ。
その後はどうにか有利な流れに寄せ込んでそのままランディング…

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十月最初の夜に本命”純淡水域川鱸”

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強い引き味はこの砲弾型体型だったことが原因のようだ…

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本当に美し過ぎる魚体には溜息が出る…

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全ての鰭は本当に完璧な状態を保っている。

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71cm、2.8kgの筋肉質な魚体。

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蘇生した後は元気に大河の流れに消えて行った…

この一本に満足し納竿。

実質３０分釣行といったところで大河を後にした。

ようやく始まった”最終章”
泣いても笑っても今年の大河シーズンは残りあと僅かだ…

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