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▼ ダムカレーに対して「不謹慎」と一括について
- ジャンル:日記/一般
久しぶりと思ったらもう2月終わる・・・m(_ _)m
で、ちょっと長文。
つい先日、いつも見ているネットニュースサイトで上記の様な活字が踊っていた。
何じゃ?家のカレー、町のカレーショップ、レストラン、ファミレス、コンビニカレー、お弁当屋さん、そば屋さん、うどん屋さん、レトルトカレー、問わずカレー好きの俺はまだ食したことは無いが、テレビなどで紹介され食べてみたいと思っていた。様々な所で提供されているかと認識していたが、提起された「不謹慎」についてよく読まないと分からないと思い、「施工の神様」なるサイトの・「ダムカレーは不謹慎だ、ふざけるな!被災地の土木屋が大激怒」という「現場の生の声」とされる読み物をのぞいてみた。
どんな事柄にも善悪、良否、正誤、等々・・・当然のように、良かれと思っていても、そうでない人もいる。
物事の半分程度、極一部、ちょっとでも引っかかると全部。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとまではいかないが、思いは分かったような気がする。(う~~~ん!!!???)
でも、そこまで「大激怒」することはないのでは?経験上、ダムは山間部、過疎の地域で造られることが多いが地域住民との交流も多い。お祭りや、学校行事、時には運動会参加など。見知った人達も増えてくる。そんな中、できあがったダムでの地域興し、地元名物として作っているのであれば問題無いのではないだろうか?災害でそんな人達が亡くなり、「不謹慎」だと思うかもしれない。でも、災害が起きて少しの間自粛するかもしれない(そこは各お店の考え方でもある)。復興さえ出来ればまた再起すればいいのだ。全てを「不謹慎」とするのは日本的とも思えない。
土木建築の世界では自然が一番と思いながらも生きていく上で安全上必要な構造物が必要になって来る。(本当に必要かどうかは置いておいて。)
例えばダムであれば治水、電力等の付加価値を付けて建設していくのが当然。(民間のダムであれば電力がメインでしょう。計算し尽くして造るのだが自然はその計算の上を行くこともある。それが災害。)計画の過程で村や町が移転を余儀なくされたり、賛成反対運動で地域が分断されたり、計画自体が消滅し、急激な過疎の地域となり誰も責任が取れない。そうでない地域では財政面や様々な恩恵を受けることを15年程ダム工事に従事してきた私も良く見てきた。(いや、良い所しか見ていないのかもしれない。所詮はよそ者、地域の人達は優しいから私達には厳しいことは言わないのかもしれない。)その仕事から離れて10年以上経つが、検索すると関係していたダムに対して数件ヒットする。当時は無かったカレーだが、食べに行ってみたいと思う。今も交流のある地域の人達や、あの頃お世話になった地域の人達はどうしているだろうか?食べに行くついでに寄ってみようか・・・など思いをはせる。そんな地域の人達が地元の大きな構造物に対して愛着を感じ、見に来た人達に振る舞う「ダムカレー」なる物をむやみに「不謹慎」とは言えない自分がいる。当然、「不謹慎」と思う人や、余り良く思わない人も居るのは分からないわけではない。
話は少しずれるが、当時、某県知事が「脱ダム宣言」なるものを発信し、その県では公共事業の新たなダムが造れず、又、公共工事等も縮小され土木建築を生業としている人達が溢れてしまっていた。
私は同県で民間のダム工事に関わっていたためこちらまでは関係が無いだろうと思っていたが、どうしても県内で仕事が無い建設業社が県の議員先生を通じ、施主を通じ、ゼネコンを通じ、下請けである私が働いていた会社の下に入るという具合になったのを見て、県知事が言っていることは正しいのかもしれないが、弱者いじめなのでは?と思っていた。当時同県で土木建築に関わる人達がどれほど大変だったか、難しいものだ。簡単に「ダム」と思うかもしれないが、もの凄い数の人間が一つのダムだけでも関係している事を知ってもらいたい。地質検査、測量、取付道路、重機搬入(もの凄く大きいよ)、伐採、法面掘削、整地、トンネル工事、ダム本体工事、洪水吐工事、それぞれの作業や工事に関わる人達が本当に沢山居るのです。
少し話を戻し、人工建造物は作って終わりではない。保守や、対応年数が来れば補修をするか、壊して新しい物を作らなければならない。必ずそういう時期が来る。永遠にそのまま使われ続ける事は無いのです。これはダムやビル、マンション、高速道路、一般住宅であろうと、防波堤や消波ブロックのようなものでも同じと思います。当然原発も同じです。何年もかけて、日本中から集まった人達(北は北海道の礼文島、南は沖縄まで本当に各県から集まります)様々な所から集まった人達が、地域の人達と仲良くしながら作るのです。時には喧嘩して、でも一つの物をみんなで作る為に仲直りして。笑って泣いて、話し合い、勉強して、一人では絶対に作れない物を作るのです。せっかくオールジャパンで造るのだから「会社の命令だから造る」ではなく「何の為に造るのか」「本当に必要なのか?」「脱ダム宣言・真の目的」等についても考え、知って、作業にあたる人達が胸を張って「地図に残る仕事」が出来る仕事なんです。そんな仕事から生まれ、地域の人達が作ってくれた「ダムカレー」にそれぞれの思いや是非はあるのかもしれないが、私は食べてみたいと思う。
で、ちょっと長文。
つい先日、いつも見ているネットニュースサイトで上記の様な活字が踊っていた。
何じゃ?家のカレー、町のカレーショップ、レストラン、ファミレス、コンビニカレー、お弁当屋さん、そば屋さん、うどん屋さん、レトルトカレー、問わずカレー好きの俺はまだ食したことは無いが、テレビなどで紹介され食べてみたいと思っていた。様々な所で提供されているかと認識していたが、提起された「不謹慎」についてよく読まないと分からないと思い、「施工の神様」なるサイトの・「ダムカレーは不謹慎だ、ふざけるな!被災地の土木屋が大激怒」という「現場の生の声」とされる読み物をのぞいてみた。
どんな事柄にも善悪、良否、正誤、等々・・・当然のように、良かれと思っていても、そうでない人もいる。
物事の半分程度、極一部、ちょっとでも引っかかると全部。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとまではいかないが、思いは分かったような気がする。(う~~~ん!!!???)
でも、そこまで「大激怒」することはないのでは?経験上、ダムは山間部、過疎の地域で造られることが多いが地域住民との交流も多い。お祭りや、学校行事、時には運動会参加など。見知った人達も増えてくる。そんな中、できあがったダムでの地域興し、地元名物として作っているのであれば問題無いのではないだろうか?災害でそんな人達が亡くなり、「不謹慎」だと思うかもしれない。でも、災害が起きて少しの間自粛するかもしれない(そこは各お店の考え方でもある)。復興さえ出来ればまた再起すればいいのだ。全てを「不謹慎」とするのは日本的とも思えない。
土木建築の世界では自然が一番と思いながらも生きていく上で安全上必要な構造物が必要になって来る。(本当に必要かどうかは置いておいて。)
例えばダムであれば治水、電力等の付加価値を付けて建設していくのが当然。(民間のダムであれば電力がメインでしょう。計算し尽くして造るのだが自然はその計算の上を行くこともある。それが災害。)計画の過程で村や町が移転を余儀なくされたり、賛成反対運動で地域が分断されたり、計画自体が消滅し、急激な過疎の地域となり誰も責任が取れない。そうでない地域では財政面や様々な恩恵を受けることを15年程ダム工事に従事してきた私も良く見てきた。(いや、良い所しか見ていないのかもしれない。所詮はよそ者、地域の人達は優しいから私達には厳しいことは言わないのかもしれない。)その仕事から離れて10年以上経つが、検索すると関係していたダムに対して数件ヒットする。当時は無かったカレーだが、食べに行ってみたいと思う。今も交流のある地域の人達や、あの頃お世話になった地域の人達はどうしているだろうか?食べに行くついでに寄ってみようか・・・など思いをはせる。そんな地域の人達が地元の大きな構造物に対して愛着を感じ、見に来た人達に振る舞う「ダムカレー」なる物をむやみに「不謹慎」とは言えない自分がいる。当然、「不謹慎」と思う人や、余り良く思わない人も居るのは分からないわけではない。
話は少しずれるが、当時、某県知事が「脱ダム宣言」なるものを発信し、その県では公共事業の新たなダムが造れず、又、公共工事等も縮小され土木建築を生業としている人達が溢れてしまっていた。
私は同県で民間のダム工事に関わっていたためこちらまでは関係が無いだろうと思っていたが、どうしても県内で仕事が無い建設業社が県の議員先生を通じ、施主を通じ、ゼネコンを通じ、下請けである私が働いていた会社の下に入るという具合になったのを見て、県知事が言っていることは正しいのかもしれないが、弱者いじめなのでは?と思っていた。当時同県で土木建築に関わる人達がどれほど大変だったか、難しいものだ。簡単に「ダム」と思うかもしれないが、もの凄い数の人間が一つのダムだけでも関係している事を知ってもらいたい。地質検査、測量、取付道路、重機搬入(もの凄く大きいよ)、伐採、法面掘削、整地、トンネル工事、ダム本体工事、洪水吐工事、それぞれの作業や工事に関わる人達が本当に沢山居るのです。
少し話を戻し、人工建造物は作って終わりではない。保守や、対応年数が来れば補修をするか、壊して新しい物を作らなければならない。必ずそういう時期が来る。永遠にそのまま使われ続ける事は無いのです。これはダムやビル、マンション、高速道路、一般住宅であろうと、防波堤や消波ブロックのようなものでも同じと思います。当然原発も同じです。何年もかけて、日本中から集まった人達(北は北海道の礼文島、南は沖縄まで本当に各県から集まります)様々な所から集まった人達が、地域の人達と仲良くしながら作るのです。時には喧嘩して、でも一つの物をみんなで作る為に仲直りして。笑って泣いて、話し合い、勉強して、一人では絶対に作れない物を作るのです。せっかくオールジャパンで造るのだから「会社の命令だから造る」ではなく「何の為に造るのか」「本当に必要なのか?」「脱ダム宣言・真の目的」等についても考え、知って、作業にあたる人達が胸を張って「地図に残る仕事」が出来る仕事なんです。そんな仕事から生まれ、地域の人達が作ってくれた「ダムカレー」にそれぞれの思いや是非はあるのかもしれないが、私は食べてみたいと思う。
- 2019年2月25日
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