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☆九頭竜川の桜鱒☆

  • ジャンル:日記/一般
  • (桜鱒)
こんばんは

先日のログ、グアムチャレンジの最終章を綴っている最中に、

再び夢のような出逢いを果たした浜五郎こと浜ちゃんです


『想定外』・・・・・2年前の震災では、甚だ腹立たしい言葉でありましたが、

敢えて、その言葉を使わせて頂き、

正に、今回の夢の出逢いは、私にとって『想定外』でありました。

そんな、こんなで、まぐれ当たりが、頻繁に訪れるが、

それを意外に、しっかり釣果に結びつけてしまう

超ラッキーアングラー浜ちゃんの先週末の出来事は?というと、

『幻の魚!!桜鱒』を、3年振りにキャッチする

毎年、九頭竜川の年券を購入して、

2月1日から、5月31日まで、桜鱒を追いかけていました。

でも、なかなかバイトすら得られないターゲット。

一昨年は、背中へのスレかかりでしたが、ヒットするもタモ入れ間際にフックアウト。

その後も、チャンスが訪れることがなく、出逢うことが出来なかった。

しかし、過去に捕った時の衝撃的な感動は忘れはしない。

だから、再び、その感動を味わいたいと諦めたことはなかった。

なぜ?感動が深いのか?

それは、幻の魚!!と云われる程、個体数が少ない奴だということ。

それに狙っている桜鱒は、県内外の桜鱒アングラーが憧れる

『九頭竜川の桜鱒』だということ。

私には、九頭竜川の桜鱒は、なぜだか、一尾の重みが、全然違う気がしているのだ。

掛けた瞬間、シビれるというか、焦るというか。

決して、バラせないターゲット。

ワンチャンスを掴むことが、非常に難しい相手だけに

やりとりに、空気が張りつめる緊張感が伴う。

私が桜鱒とのバトルを、一言で表すなら、『全身全霊』。

五感を研ぎ澄ませ、ネットインをするまでは、一部の隙もみせてはいけない。

桜鱒の挙動にあわせて、緊張の連続。

その一尾を捕ることに、魂を削る。

何度、戦っても奴とのバトルでは、震えている。

だから、ネットインした瞬間の感動は、例えようのない喜びが溢れ出る

それが、『九頭竜川の桜鱒』である。






土曜日の昼下がり。

午前中は、ブログを書き綴るために、パソコンの前に座りこんでいた。

グアムチャレンジのログが思いの外、永くなってしまった為(笑)

ログの完結を綴りきらないと、次の釣りを楽しめない気がしていた。

そして、甥っ子達と昼食を食べようと部屋から出ると携帯電話が鳴る。

『浜ちゃん、何してる?実は今、九頭竜に来てるんだけどね』って、

県外からお越しになった釣り友達の宮野さんとツッチーさん。

去年の長野遠征で、渓流釣りをガイドしてくれたり、イベントの招いてくれたりと、お世話になった方々。

事前に、来福すると、聞いてなかったので、びっくりする。

そして、今からポイントを移動するから、そこで合流して一緒に釣りをしようとお誘いがある。

外は、久方ぶりの小春日和の釣り日和。

じゃ、少しだけと、昼食も食べずに、待ち合わせ場所に向かう。

そして、久しぶりの再会。元気そうで、嬉しかった。

朝6時から、スタートして、いろんなポイントを釣り歩いているとのことでした。

そして、挨拶もソコソコで、準備をするが・・・・・・・orz

車の中に、ウエダーが無い。あっ!!空いた穴を補修するため、降ろしていたのを忘れてる(汗)。

まぁ、護岸されているポイントでの丘っぱりだから、なんとか出来るなと。

折角だから、みんな一緒に、ロッドを振りたかったのだ。

宮野さん、ツッチーさんと、護岸まで堤防を降りる。

そして、お好きなポイントを選んでもらう。

下流側にお二方が、釣座を構えたので、少し上流側に私は釣り座を構えた。

そして、記念に一枚(笑)


奥の方が、ツッチーさん。手前の方が宮野さん。

お二方は、釣り好きな幼馴染だそうです。

そして、ガイドにラインを通し、リーダーに・・・・・・・スナップが無い。

グアムの道具を部屋に置きっぱなしで、少しのルアーだけを急いで持ってでただけだったので(滝汗)

仕方ない!!コレっ!!というルアーのひとつを直結で結ぶ!!


桜鱒を狙う為に買った、トラウトカラーなルアー。

これが、ドラマの幕開けになろうとは・・・・・・・・・\(;゚∇゚)/ヒヤアセモン☆

その場で、ルアーを、アップクロスにキャストする。

下流側には、宮野さんがいるので、ダウンクロスは、ラインが交錯する恐れがあるためと、

アップクロスで、手前で、ルアーをターンさせたかったから。

過去、ルアーがターンした後に、ヒットしてキャッチしていることが多いというデーターが私にはある。

そして、アップクロスに、キャストすれば、もし、ヒットしたとき、

流れに乗せて寄せることが出来るから、やり取りが優位に立てる。

ダウンで掛けるとデカければ、デカいほど、大変なバトルになることは、経験で解っていた。

そして、ルアーが着水。流れに同調させるつもりで、自然なアプローチを心がける。

綺麗なフラッシングを放ち、泳ぐルアーがみえる。

『いい輝きを放つカラーだなぁ』と思った。

日差しが燦々と降り注ぐ九頭竜川で、きらめくルアー。

居たら、釣れる!!と感じた。これが本当に大事なことだと最近思う。

釣れると信じる心。

アクションを変え、数投した。反応が無かった。

表層系のミノーだから、レンジを変える為に、ルアーチェンジしようかな?と思うと、

ラインカッターが無い・・・・・・・・・・・・orz

まっ、いいか(爆)とりあえず、上から刻むのが好きだから。

表層で喰わせれば、すぐ魚を浮かすことが容易い、

ボトムで掛けると、川底のストラクチャーに巻かれる恐れもあるし、

水面までの距離があるため、相手が優位に立つチャンスが広がってしまう。

だから、サーフェースが好き。上を向いてる活性の高いやつなら、そんなもんトップにだって食いあげてくる。

水面直下のルアーに、サクラマスが水面爆裂なんてことだってあったんだ。(笑)

そして、遙か、上流側に釣座を構えていたアングラーが、ポイントを移動していくのが見えた。

その上流部には、沈んだ枝のようなものが見えて、微妙に流れに変化を与えているのが感じとれた。

あそこまで、このルアーのまま、釣り上がろう!!

15歩程、上流に歩いて行き、アップクロスにキャスト、

バイトチャンスを演出するターンを念頭におき、丁寧サーチする。

そして、もう15歩程、上流に歩き、再びアップクロスに、キャストした

1投目!!

ナチュラルにターンをきめたルアーに、衝撃が走る!!

『ゴキッ!!』

まさか!!!!

ロッドに、生命感が宿る!!

そして、思わず、大声で叫んでいた。

『ヒットォーーーーーーーーーー!!』

繊細なティップが、魚を追従していた。私には勿体無いぐらいのサクラマス専用の相棒。

ufm Surface Twitcher BORON

遂に、お前と一緒に、九頭竜桜とのバトルが出来るなっ!!

頼むぞ!!と話しかける。

魚影が、グネグネと暴れているのが見えた。

その動きに合わせて、相棒が無理のかかる力を吸収している。

大丈夫だ!!絶対捕れる!!

いや、ぜってーに、捕る!!

このチャンスを逃したら、またチャンスが訪れるのは、いつになるか解らないのだから。

バラしたら、めちゃくちゃ凹むのも解っていた。

こいつは、絶対にバラしたらいけない相手なんだと、自分に言い聞かせ、

闘志を燃やしながら、冷静になれ!!と。


『ギラ!!ギラ!!』、銀色の魚体が水中で抵抗する。

間違いない、桜鱒だ!!

咄嗟にドラグが若干、硬いと感じる。

フッキングを、しっかり決められなかった。しっかりと口に貫通してないかも知れない。

周りにストラクチャーは見えない。なら、少しラインを出されても大丈夫だ。

対して、デカい個体ではない。フックが伸びたり、フックの貫通した穴が甘くなるのは避けたい。と

少しドラグを調整する。相手が泳ぎが強くなると、少しラインが出る具合に。

相棒が、かなりいい感じに、ベントカーブを描いている。

これを維持しながら、体力を削れば絶対いける。

無理はしない。完璧に、コイツは捕る。

そして、宮野さんとツッチーさんが駆け寄ってきてくれた。

そして、宮野さんに、お願いする。

足場が少し高いので、一人でネットインするのは危険ですので、

ランディングをお願いします。と

心強い味方が、今日は二人も居る。大丈夫だ。

そして、宮野さんが護岸に膝をつきながら、ネットを差し出してくれた。

そのネットに向かって、奴を誘導していく。

そして、遂に、桜鱒は、宮野さんのネットにすっぽりと入った。

『ヨッシャーーーーーーーーーーーーーーー!!』

捕った!!緊張の糸が切れた。

冷静にやり取りを制し、キャッチした桜鱒が横たわっていた。


思った以上に、しっかりとフロントフックが掛かっていた。

宮野さん、ツッチーさんが、やったなぁ~って自分事のように喜んでくれた。

そして、フェイスブックで、呟くよって(笑)

やっと、相棒に入魂ができた。

そして、宮野さんのネットから、念願の九頭竜桜を移動する。


一昨年に買った私の桜鱒専用のネットにだ

ポロポロと銀色のウロコが取れるフレッシュランの桜。

そう!!念願のランディングネットの入魂達成(笑)

こんな感じの入魂は、チョンボですか?(爆)

まぁ、ひとりで取り込みしてたなら、地べたに寝転がって必死やったと思う。

そして、自分のお気に入りのネットの桜鱒を見て実感が沸く。

ルアーチェンジもせず、ポイントに着いて数十分。

そして、移動して、第一投目のヒット!!BX、でかしたっ!!って感じ。

そう!!3年越しに桜鱒との出会いを取り持ってくれたルアー

BX Minnow 10 レインボートラウト 
『ラパラ・ジャパン』

九頭竜桜  55.8センチ 1.8キロ




そして、ちょっとした夢だった、越前FCの『サクラマス情報』のメールに、

自分の名前を刻みたかったので、報告しにゆく。(笑)

このショップで、遊魚券を購入するようになって初のキャッチ!!

やっと釣ってきたなぁ~~と祝ってくれた。

そして、遂に、九頭竜川の桜鱒の釣果報告のメールが配信された。


PM1:30 福井 高橋 洋充さん(浜ちゃん)が、
高屋橋上流左岸(高屋護岸)で、
サクラマス55.8cm1.8kgをキャッチ!!
>ヒットルアー ラパラ BXミノー10 レインボートラウト

コピペです。(笑)


本名だけじゃなく、(浜ちゃん)のハンドルネームも付けてくれた

店長さんの心が嬉しかったです。

すると、釣り友だちから、お祝いのメールや、電話が鳴りやまない

それも、やっぱり嬉しかった。

永かった・・・・・でも、その分、喜びも、でかくなってた。

諦めずに、追い求め続けたから。

でも、運がいいなって思った(笑)

だって、釣ったところには、数分前までは、先行者もいたのだから。

何が起こるか解らないから、釣りは面白い。

そんな気分になった日でした。

そして、陽が暮れるまで、宮野さん、ツッチーさんとロッドを振り、楽しみました。

そして、また、九頭竜に狙いにくると約束をして、納竿しました。

凄く楽しかったので、今期中に、もう1尾、釣りたいという欲が出てきました(笑)


= 浜五郎タックル=

ロッド:UFM Surface Twither Boron   STS-801 SI
リール:セルテートハイパーカスタム 2500RH
ライン:SUFIX 832 19.4lb 
リーダー:VARIVAS ショックリーダー 20lb
ルアー:BX Minnow 10
アイテム:追い続ける魂
























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