【釣りキチ隆bot】差別を逆手に技術を身に付ける

そもそも平等ではない世の中ですが、その中を考え方ひとつで面白くする事も出来るのではないでしょうか。

釣りに関して一例を出せば、釣れるポイントの近くに住んでいる人なら日常的に通いやすいですよね。僕が好きな涸沼とか伊豆とか、その近くに住んでいる人はほんと羨ましくも思う時あります。
なら、近くに引っ越せば、とも簡単に思い付きますが、それでは問題の解決にならない様に思います。

釣り場になかなか行けなくて、そもそも釣りをする時間が作れなくて、と思える環境ならではの楽しみ方もあるのではないかと思います。

社会的な事も全部ひっくるめての釣り。
スケジュールをいかにして釣りの時間を作るか。
近距離ではないところへ出向くスタイルの釣りならではの楽しみ方、というのもあるでしょう。
そのなかなか行けない釣りをする為に様々な制約をクリアする事も、釣りのひとつの技術とすれば、日常もまた楽しく出来るものです。

魚を釣る事が難しくて、その難しさが釣りの面白さでもあると思います。
でもその前に、釣りをするに至るまでが難しくて、でもその難しさを面白くする事も出来る事だってあると思います。
それも僕は「釣り」だと思っています。

現代は、遠くにある幸せを求める技術と同時に、すぐ目の前にあるものから幸せをつくり出す事も現代釣り師の技術のひとつとなっていると思います。

でも釣りはしたいのです。

でもそこで、釣りに24時間携われる事が本当にやりたい事なのか、と自分に問うと、なところも出てきます。
竿を振って魚を釣り上げるだけの行為が「釣り」なのでしょうか。

違うと思います。

「釣りに24時間携わる」、とはどういう事なのか

こう考えると、もっと日々の行動の的を絞れるなぁ、と思いました。
その的を絞った行動の先では、きっとそこでしか身に付く事のない技術が備わっている事でしょう。

栗原隆プロフィール

ブログ「釣りを更に楽しくさせるもの」
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